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資料1-2-11診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (25 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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<重症度分類>
1.小児例(18 歳未満)
小児慢性特定疾病の状態の程度に準ずる。
2.成人例
1)~2)のいずれかに該当する者を対象とする。
1)コントロール不能な糖尿病もしくは高血圧
2)睡眠時無呼吸症候群の重症度分類において中等症以上の場合
・コントロール不能な糖尿病とは、適切な治療を行っていても HbA1c(NGSP値)>8.0、
コントロール不能な高血圧は、適切な治療を行っていても血圧>140/90mmHg
が3か月以上継続する状態を指す。
・睡眠時無呼吸症候群の定義:
一晩(7時間)の睡眠中に 30 回以上の無呼吸(10 秒以上の呼吸気流の停止)があり、そのいくつかは nonREM 期にも出現するものを睡眠時無呼吸症候群と定義する。1時間あたりでは、無呼吸回数が5回以上(AI
≧5)で睡眠時無呼吸症候群とみなされる。
・睡眠時無呼吸症候群の重症度分類:
睡眠1時間あたりの「無呼吸」と「低呼吸」の合計回数を AHI(Apnea Hypopnea Index)=無呼吸低呼吸指数と
呼び、この指数によって重症度を分類する。なお、低呼吸(Hypopnea)とは、換気の明らかな低下に加え、動
脈血酸素飽和度(SpO2)が3~4%以上低下した状態又は覚醒を伴う状態を指す。
軽症
5 ≦ AHI < 15
中等症
15 ≦ AHI < 30
重症
30 ≦ AHI
(成人の睡眠時無呼吸症候群 診断と治療のためのガイドライン 2005)
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1.小児例(18 歳未満)
小児慢性特定疾病の状態の程度に準ずる。
2.成人例
1)~2)のいずれかに該当する者を対象とする。
1)コントロール不能な糖尿病もしくは高血圧
2)睡眠時無呼吸症候群の重症度分類において中等症以上の場合
・コントロール不能な糖尿病とは、適切な治療を行っていても HbA1c(NGSP値)>8.0、
コントロール不能な高血圧は、適切な治療を行っていても血圧>140/90mmHg
が3か月以上継続する状態を指す。
・睡眠時無呼吸症候群の定義:
一晩(7時間)の睡眠中に 30 回以上の無呼吸(10 秒以上の呼吸気流の停止)があり、そのいくつかは nonREM 期にも出現するものを睡眠時無呼吸症候群と定義する。1時間あたりでは、無呼吸回数が5回以上(AI
≧5)で睡眠時無呼吸症候群とみなされる。
・睡眠時無呼吸症候群の重症度分類:
睡眠1時間あたりの「無呼吸」と「低呼吸」の合計回数を AHI(Apnea Hypopnea Index)=無呼吸低呼吸指数と
呼び、この指数によって重症度を分類する。なお、低呼吸(Hypopnea)とは、換気の明らかな低下に加え、動
脈血酸素飽和度(SpO2)が3~4%以上低下した状態又は覚醒を伴う状態を指す。
軽症
5 ≦ AHI < 15
中等症
15 ≦ AHI < 30
重症
30 ≦ AHI
(成人の睡眠時無呼吸症候群 診断と治療のためのガイドライン 2005)
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