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資料1-2-11診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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<診断基準>
確定診断例及び臨床診断例を対象とする。
原因遺伝子(KAT6B 等)に変異を認めればヤング・シンプソン症候群(外性器・膝蓋骨症候群も含む)と診断が
確定する。変異を認めない場合もあり、下記の症状の組み合わせがあれば臨床診断される。
A.主要臨床症状
1. 眼瞼裂狭小と膨らんだ頬からなる特徴的な顔貌
2. 精神遅滞:中等度から重度
3. 眼症状:眼瞼裂狭小を必須として付随する弱視・鼻涙管閉塞など
4. 骨格異常:内反足、膝蓋骨低形成など
5. 内分泌学的異常:甲状腺機能低下症
6. 外性器異常:主に男性で停留精巣及び矮小陰茎
<診断のカテゴリー>
主要臨床症状のうち1~3を必須とし、4項目以上を満たす場合にヤング・シンプソン症候群と臨床診断。

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