よむ、つかう、まなぶ。
資料1-2-11診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
<診断基準>
確実なヌーナン症候群及び確定診断されたヌーナン症候群を対象とする。
ヌーナン症候群診断基準
主要所見
症状
A=主症状
B=副次的症状
1.顔貌
典型的な顔貌
本症候群を示唆する顔貌
2.心臓
肺動脈弁狭窄、閉塞性肥大型心筋症および/またはヌ
ーナン症候群に特徴的な心電図所見
左記以外の心疾患
3.身長
3パーセンタイル未満
10 パーセンタイル未満
4.胸郭
鳩胸/漏斗胸
広い胸郭
5.家族歴
第1度親近者に確実なヌーナン症候群の患者あり
6.その他
第1度親近者にヌーナン症候群
が疑われる患者あり
次の全てを満たす(男性):精神遅滞、停留精巣、リンパ
精神遅滞、停留精巣、リンパ管
管形成異常
形成異常のうち1つ
<診断のカテゴリー>
確実なヌーナン症候群:
a.1A と、2A~6A のうち1項目以上を満たす場合
b.1A と2B~6B のうち2項目以上を満たす場合
c.1B と、2A~6A のうち2項目以上を満たす場合
d.1B と、2B~6B のうち3項目以上を満たす場合
確定診断されたヌーナン症候群
上記確実なヌーナン症候群の要件を満たし、PTPN11 などの RAS/MAPK シグナル伝達経路のヌーナン症候
群責任遺伝子群に変異が同定された場合
参考)上記の診断クライテリアは主観的判断の要素が大きく、臨床遺伝専門医による診断が推奨される。
遺伝子変異の検出率は、既知遺伝子全てを調べても約 60%にとどまる。
- 29-
確実なヌーナン症候群及び確定診断されたヌーナン症候群を対象とする。
ヌーナン症候群診断基準
主要所見
症状
A=主症状
B=副次的症状
1.顔貌
典型的な顔貌
本症候群を示唆する顔貌
2.心臓
肺動脈弁狭窄、閉塞性肥大型心筋症および/またはヌ
ーナン症候群に特徴的な心電図所見
左記以外の心疾患
3.身長
3パーセンタイル未満
10 パーセンタイル未満
4.胸郭
鳩胸/漏斗胸
広い胸郭
5.家族歴
第1度親近者に確実なヌーナン症候群の患者あり
6.その他
第1度親近者にヌーナン症候群
が疑われる患者あり
次の全てを満たす(男性):精神遅滞、停留精巣、リンパ
精神遅滞、停留精巣、リンパ管
管形成異常
形成異常のうち1つ
<診断のカテゴリー>
確実なヌーナン症候群:
a.1A と、2A~6A のうち1項目以上を満たす場合
b.1A と2B~6B のうち2項目以上を満たす場合
c.1B と、2A~6A のうち2項目以上を満たす場合
d.1B と、2B~6B のうち3項目以上を満たす場合
確定診断されたヌーナン症候群
上記確実なヌーナン症候群の要件を満たし、PTPN11 などの RAS/MAPK シグナル伝達経路のヌーナン症候
群責任遺伝子群に変異が同定された場合
参考)上記の診断クライテリアは主観的判断の要素が大きく、臨床遺伝専門医による診断が推奨される。
遺伝子変異の検出率は、既知遺伝子全てを調べても約 60%にとどまる。
- 29-