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○個別事項(その6)について-2 (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00123.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第500回 11/26)《厚生労働省》 |
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「技術面から見た標準的医療情報システムの在り方について」概要
(令和元年11月29日 次世代医療ICT基盤協議会 標準的医療情報システムに関する検討会)
検討会の趣旨・構成員
厚生労働省
作成資料
○情報通信技術の今後の見通し等も念頭に、技術面から電子カルテをはじめとする医療情報システムの標準的なあり方を明らかにすること
を目的とし、健康・医療戦略推進本部・次世代医療ICT基盤協議会のもとに開催された有識者会議。
※2019年10月8日、24日、11月24日に開催。事務局:内閣官房・健康・医療戦略室。
○構成員
山本 隆一(座長、医療情報標準化推進(HELICS)協議会会長)
杉浦 隆幸(合同会社エルプラス代表者、日本ハッカー協会代表理事)
齋藤 洋平(フューチャー株式会社取締役)
松村 泰志(大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学講座教授)
矢作 尚久(社会保険診療報酬支払基金特別技術顧問、慶應義塾大学政策・メディア研究科准教授)
今後の医療情報システムに求められる考え方
<目的>
▶ 主な課題としては、①医療機関間の医療情報共有やPHR等、施設外での医療データ管理・流通、②医療の実態評価や臨床研究等へのリア
ルワールドデータの活用、③医療の質・安全向上のためのシステム等、医療現場の意思決定支援への活用、への対応。
▶ 技術は10年単位で推移。統一された電子カルテ、画一化された製品は現実的ではない。
<基本的な考え方>
▶ 全体構想(グランドデザイン)が重要、クラウドベースで効率的で安全なシステムとなる可能性も追求
▶ 医師等がデータの流通を制御できるようにするための基盤として、データの外部出力機能、データの構造化、ハウスコードの標準コード
への変換、標準フォーマットで出力するAPI等を実装する必要がある
<具体的な対応>
▶ HL7 FHIR(データがXML又はJSON形式で表現され、アプリケーション連携が非常にしやすい)の普及が一つの方向性
▶ 標準的なコードの拡大(検査・処方・病名等の必要な標準規格から実装)
▶ セキュリティや個人情報保護に対応する仕組みの構築
・OS等が最新の状態で安定して使用可能であること、アプリケーションの継続的なセキュリティ対策の実施、IoT化された医療機器のセキュリティ対
策、クラウド型の電子カルテでは、インターネット接続状態でのセキュリティ対策。
・なりすまし等を防止するため、HPKI(Healthcare Public Key Infrastructure)の普及と 現場での具体的な利用の在り方を前提とした検討。
医政局作成
関係方面においても、今後、医療情報システムの構築にあたっては、本報告書を踏まえた対応が必要
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「技術面から見た標準的医療情報システムの在り方について」概要
(令和元年11月29日 次世代医療ICT基盤協議会 標準的医療情報システムに関する検討会)
検討会の趣旨・構成員
厚生労働省
作成資料
○情報通信技術の今後の見通し等も念頭に、技術面から電子カルテをはじめとする医療情報システムの標準的なあり方を明らかにすること
を目的とし、健康・医療戦略推進本部・次世代医療ICT基盤協議会のもとに開催された有識者会議。
※2019年10月8日、24日、11月24日に開催。事務局:内閣官房・健康・医療戦略室。
○構成員
山本 隆一(座長、医療情報標準化推進(HELICS)協議会会長)
杉浦 隆幸(合同会社エルプラス代表者、日本ハッカー協会代表理事)
齋藤 洋平(フューチャー株式会社取締役)
松村 泰志(大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学講座教授)
矢作 尚久(社会保険診療報酬支払基金特別技術顧問、慶應義塾大学政策・メディア研究科准教授)
今後の医療情報システムに求められる考え方
<目的>
▶ 主な課題としては、①医療機関間の医療情報共有やPHR等、施設外での医療データ管理・流通、②医療の実態評価や臨床研究等へのリア
ルワールドデータの活用、③医療の質・安全向上のためのシステム等、医療現場の意思決定支援への活用、への対応。
▶ 技術は10年単位で推移。統一された電子カルテ、画一化された製品は現実的ではない。
<基本的な考え方>
▶ 全体構想(グランドデザイン)が重要、クラウドベースで効率的で安全なシステムとなる可能性も追求
▶ 医師等がデータの流通を制御できるようにするための基盤として、データの外部出力機能、データの構造化、ハウスコードの標準コード
への変換、標準フォーマットで出力するAPI等を実装する必要がある
<具体的な対応>
▶ HL7 FHIR(データがXML又はJSON形式で表現され、アプリケーション連携が非常にしやすい)の普及が一つの方向性
▶ 標準的なコードの拡大(検査・処方・病名等の必要な標準規格から実装)
▶ セキュリティや個人情報保護に対応する仕組みの構築
・OS等が最新の状態で安定して使用可能であること、アプリケーションの継続的なセキュリティ対策の実施、IoT化された医療機器のセキュリティ対
策、クラウド型の電子カルテでは、インターネット接続状態でのセキュリティ対策。
・なりすまし等を防止するため、HPKI(Healthcare Public Key Infrastructure)の普及と 現場での具体的な利用の在り方を前提とした検討。
医政局作成
関係方面においても、今後、医療情報システムの構築にあたっては、本報告書を踏まえた対応が必要
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