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参考資料2 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会報告書(案) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00058.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第131回 6/3)《厚生労働省》
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○ 以下の方策等を通じ、こうした「包括的支援マネジメント」の推進をより一
層図っていく必要がある。
・ 現在、モデル事業として、精神科医療機関と地域生活支援拠点等に配置さ
れ、両者の連携を支援するコーディネーターを中心に、医療・福祉分野の多
職種・多機関の関係者が連携し、精神障害者の地域生活の実現に向けた支援
内容を明確にするための事業を進めている。
・ また、令和4年度診療報酬改定では、行政機関等の保健師等による家庭訪
問の対象であって精神疾患の未治療者、医療中断者等に対する訪問診療・精
神科訪問看護を実施した場合の評価の仕組みを創設するとともに、医療機関
の精神科外来に通院する重点的な支援を要する患者に対し、多職種による包
括的支援マネジメントに基づいた相談・支援等を実施した場合の診療報酬上
の評価の仕組みを創設している。
・ 今後、こうした取組による知見を踏まえつつ、令和6年度の診療報酬・障
害報酬の同時改定での評価を含めて検討を進めるべきである。
② 患者の緊急のニーズに対する受診前相談及び入院外医療等の充実
○ 精神症状の急性増悪、精神疾患の急性発症等、患者の緊急のニーズに対する
時における精神科救急医療体制は、精神保健医療福祉上のニーズ精神障害を有
する方等の地域生活を支える重要な基盤であり、重層的な支援体制のもとでの
平時の対応並びに受診前相談及び入院外医療(夜間・休日診療、電話対応、往
診、訪問看護等)の体制整備とあわせ、入院治療(急性期)へのアクセスを 24
時間 365 日確保することが必要となる。
○ 緊急時における受診前相談については、精神医療相談窓口や精神科救急情報
センターの体制整備に向けた支援がを進められており、地域の実情を把握しな
がら、より一層の充実を図ることが重要であるいる。
○ 昼夜を問わず、患者の緊急のニーズに対応できるよう、今後、地域の実情に
応じた受診前相談の体制整備、時間外診療への対応や入院の要否に関する判断
の診察、往診、訪問看護等の入院外医療の更なる充実について、診療報酬等の
評価を含めて検討を進めるべきである。
(2) 医療保護入院から任意入院への移行、退院促進に向けた制度・支援の充実(視
点②)
(具体的な方策)
① 入院期間について
○ 精神科病院においては、退院支援委員会や定期病状報告の仕組みを通じ、入
院中の患者の任意入院への移行や退院促進に向けた支援のほか、急性期のチー

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