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資料4-3   アセトアミノフェン (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00023.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第51回 6/8)《厚生労働省》
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NSAID から本薬とコルチコステロイドの併用療法に変更できるとの記載がある(p113)

4)Yvonne Lee. IASP 2016 Global Year Against Pain in the Joints, Fact Sheet on Joint Pain
No.10“Inflammatory Pain: Rheumatoid Arthritis Pain”.International Association for the Study of
Pain(2016)
(日本語版:三木健司訳.「炎症性疼痛:関節リウマチの痛み」)

24)

International Association for the Study of Pain(IASP、世界疼痛学会)が作成した「2016 年
“関節痛と戦う年”
(https://www.iasp-pain.org/GlobalYear/JointPain)」の資料に、RA の痛みの
治療方法として「本薬及び NSAIDs は持続痛や RA の炎症の再燃時の治療薬として推薦さ
れる。そのどちらかの薬剤のみで痛みが治まらない時には、本薬及び NSAIDs の併用が検
討される。
」との記載がある。
5)Kelly & Firestein’s Textbook of Rheumatology, Tenth Edition by GS Firestein et al. (2017). 25)
パート 8 PHARMACOLOGY of ANTI-RHEUMATIC DRUGS の第 59 章「Biology and
Therapeutic Targeting of Prostanoids」おいて、本薬は、
「疼痛に対して効果があり、NSAIDs よ
り安全性が高いため、ファーストラインとして広く用いられている」、「安全性と費用の理
由から、軽度から中等度の痛みを伴う患者の最初の治療法として試すことができる薬剤で
ある」との記載がある(p926、p928)

<日本における教科書等>
1)リウマチ病学テキスト(編集:日本リウマチ学会


教育研修委員会

生涯教育委員会、日本リウマチ財

2016 年発行)26)

A リウマチ性疾患へのアプローチ、第 10 章「脊椎の痛みへのアプローチ」において、
「高
齢者などのリスクの高い RA 患者には抗炎症効果はないが、本薬を処方する」との記載が
ある。
(p66)
2)知っておくべき! 整形外科医の関節リウマチ診療 ABC (責任編集:久保俊一 2016
年発行)27)
第 2 章知っておくべき薬物治療のエッセンス、第 3 項リウマチ患者の痛みの管理 2)
「痛みの鎮痛薬の使い方のコツ」において、本薬は、「局所での COX 阻害作用は非常に弱
く NSAIDs で認められるような副作用(胃腸障害、腎障害、血小板凝集抑制、心血管症障
害など)の危険性が低く安全性が高い薬剤である」

「大量服用すると肝細胞壊死・肝不全
重篤な肝障害を引き起こしうる」

「RA のような慢性炎症性疾患では抗炎症作用のない本
薬の効果は限定的である」との記載がある(p153-157)。
3)ケースでわかる膠原病診療ハンドブック(編集
パート 3 ケース編

荻野昇

2021 年発行)28)

4 腎障害の RA 患者の治療の項に、本薬の推奨投与量について、

Ccr10~50mL/分の場合は 650mg を 6 時間毎、Ccr<10 mL /分の場合は 650mg を 8 時間毎、

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