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資料4-3 アセトアミノフェン (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00023.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第51回 6/8)《厚生労働省》 |
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透析時の追加投与は不要であるとの記載がある(p391)。
4)本音で語る!リウマチ膠原病治療薬の使い方(編集 金城光代
2020 年発行)29)
第 4 章 Case Study 患者背景に応じた処方 4 妊娠希望の患者や妊婦・授乳婦への処方におい
て、表 1「妊娠・授乳中の使用(ステロイド・NSAIDs、鎮痛薬、抗凝固薬)
」に、本薬が妊娠
前、妊娠初期、妊娠中期・後期、授乳期、男性のすべてに使用できるとの記載がある(p252)
。
(4)学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況
<海外におけるガイドライン等>
1)Guideline for the Management of Pain in Osteoarthritis, Rheumatoid Arthritis, and Juvenile
Chronic Arthritis (2nd Edition), American Pain Society 2002; 43-77. 7)
米国疼痛学会の OA、RA 及び若年性特発性関節炎の疼痛マネジメントガイドライン。第
Ⅳ章「OA 及び RA の疼痛マネジメント」において、図 9.「RA 疼痛のマネジメントのため
のアルゴリズム」として、DMARDs で治療しても疼痛と炎症が継続する RA 患者に対して、
それが mild pain(軽度な痛み)であれば本薬 2~4g/24 時間を投与し、Moderate to Severe
Pain/Inflammation(中等度から重度の疼痛/炎症)であれば COX-2 選択的 NSAIDs を投与す
るとの記載がある。
2)Rheumatoid Arthritis Diagnosis, Management and Monitoring(developed by the Guidelines and
Protocols Advisory Committee, approved by the British Columbia Medical Association, and adopted
by the Medical Services Commission, 2012) 8)
カナダ ブリティッシュコロンビア州政府の諮問委員会である Guidelines and Protocols
Advisory Committee(GPAC)が科学的エビデンスに基づき作成したガイドラインにおいて、
成人(16 歳以上)RA 患者の診断及び治療のための推奨事項がまとめられており、早期 RA
患者(発症から 3 ヶ月以内)のマネジメントの項に、専門医受診前に最初に行うべき治療
として、疼痛管理のために NSAIDs 及び本薬投与を開始するとの記載がある。
3)Clinical guideline for the diagnosis and management of early rheumatoid arthritis (Published by:
The Royal Australian College of General Practitioners, August 2009) 9)
オーストラリアの国立保健医療研究委員会(The National Health and Medical Research
Council(NHMRC)
)
が承認し、家庭医学会(The Royal Australian College of General Practitioners
(RACGP)
)が出版した成人(16 歳以上)の早期 RA(発症から 2 年未満)の診療ガイドラ
イン。推奨事項 12 として「家庭医は早期 RA の疼痛緩和のためにはシンプルな鎮痛薬(本
薬など)の投与を検討すること(推奨グレード B)」との記載がある(Full guideline P12 ア
ルゴリズム参照。推奨事項 12 の推奨グレードは、
「Good evidence – body of evidence can be
trusted to guide practice in most situations(良好なエビデンス-ほとんどの状況で治療の指針
として信頼できる)
」
)
。また、RA の慢性疼痛には本薬を最大用量 4g/日で分割して定期投与
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4)本音で語る!リウマチ膠原病治療薬の使い方(編集 金城光代
2020 年発行)29)
第 4 章 Case Study 患者背景に応じた処方 4 妊娠希望の患者や妊婦・授乳婦への処方におい
て、表 1「妊娠・授乳中の使用(ステロイド・NSAIDs、鎮痛薬、抗凝固薬)
」に、本薬が妊娠
前、妊娠初期、妊娠中期・後期、授乳期、男性のすべてに使用できるとの記載がある(p252)
。
(4)学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況
<海外におけるガイドライン等>
1)Guideline for the Management of Pain in Osteoarthritis, Rheumatoid Arthritis, and Juvenile
Chronic Arthritis (2nd Edition), American Pain Society 2002; 43-77. 7)
米国疼痛学会の OA、RA 及び若年性特発性関節炎の疼痛マネジメントガイドライン。第
Ⅳ章「OA 及び RA の疼痛マネジメント」において、図 9.「RA 疼痛のマネジメントのため
のアルゴリズム」として、DMARDs で治療しても疼痛と炎症が継続する RA 患者に対して、
それが mild pain(軽度な痛み)であれば本薬 2~4g/24 時間を投与し、Moderate to Severe
Pain/Inflammation(中等度から重度の疼痛/炎症)であれば COX-2 選択的 NSAIDs を投与す
るとの記載がある。
2)Rheumatoid Arthritis Diagnosis, Management and Monitoring(developed by the Guidelines and
Protocols Advisory Committee, approved by the British Columbia Medical Association, and adopted
by the Medical Services Commission, 2012) 8)
カナダ ブリティッシュコロンビア州政府の諮問委員会である Guidelines and Protocols
Advisory Committee(GPAC)が科学的エビデンスに基づき作成したガイドラインにおいて、
成人(16 歳以上)RA 患者の診断及び治療のための推奨事項がまとめられており、早期 RA
患者(発症から 3 ヶ月以内)のマネジメントの項に、専門医受診前に最初に行うべき治療
として、疼痛管理のために NSAIDs 及び本薬投与を開始するとの記載がある。
3)Clinical guideline for the diagnosis and management of early rheumatoid arthritis (Published by:
The Royal Australian College of General Practitioners, August 2009) 9)
オーストラリアの国立保健医療研究委員会(The National Health and Medical Research
Council(NHMRC)
)
が承認し、家庭医学会(The Royal Australian College of General Practitioners
(RACGP)
)が出版した成人(16 歳以上)の早期 RA(発症から 2 年未満)の診療ガイドラ
イン。推奨事項 12 として「家庭医は早期 RA の疼痛緩和のためにはシンプルな鎮痛薬(本
薬など)の投与を検討すること(推奨グレード B)」との記載がある(Full guideline P12 ア
ルゴリズム参照。推奨事項 12 の推奨グレードは、
「Good evidence – body of evidence can be
trusted to guide practice in most situations(良好なエビデンス-ほとんどの状況で治療の指針
として信頼できる)
」
)
。また、RA の慢性疼痛には本薬を最大用量 4g/日で分割して定期投与
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