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「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」報告書 (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26149.html
出典情報 「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」報告書について(6/9)《厚生労働省》
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られていたが、平成 13 年の医療法改正に伴い、当該通知は廃止されている。


医療法上、精神病床については、一般病床・療養病床と異なり、病床種別上、
機能が細分化されていないという違いがある。



こうした中で、精神病床における人員配置については、療養病床と同等の配置
標準が設けられているほか、診療報酬上、急性期の精神病床については、一般病
床と同程度の医師・看護師の配置を求め、早期に退院できるよう促している。
また、実際の医療現場において、必要に応じ、こうした配置標準を上回る人員
が配置されている。



「精神科医療の機能分化と質の向上等に関する検討会」における平成 24 年の意
見の整理でも、今後の方向性として、病床の機能に応じ、看護職員に加え、精神
保健福祉士、作業療法士、理学療法士等の多職種の従事者による人員配置とする
旨が示されている。



入院患者数に応じて、精神病床について医療計画に基づき適正化を図っていく
とともに、入院患者に対してより手厚い人員配置のもとで良質な精神科医療を提
供できるよう、個々の病院の規模や機能に応じ、医師・看護職員の適正配置や精
神保健福祉士、作業療法士、公認心理師等を含む適切な職員配置を実現していく
ことが求められる。

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