よむ、つかう、まなぶ。
資料2-2 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ とりまとめ(案) ※反映版 (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26417.html |
出典情報 | 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第7回 6/23)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
等からの知識の習得が必要である。
・大学卒業後に薬局に就職し、そのまま薬局に勤務する薬剤師が多いが 21、
病院に勤務して医師、看護師、患者等と接して経験を積むことが対人業
務のスキルアップや病院と薬局の連携の推進に繋がる。
(3)均てん化に向けた取組
○ モデル事業等で実施された対人業務の好事例が一部の地域や一部の薬
局に留まり、十分に均てん化しておらず、対人業務に尽力する薬局と必ず
しもそうでない薬局が存在するとの意見があった。
○
薬局全体の対人業務の底上げをするためには対人業務の好事例を均て
ん化する方策の検討が必要である。そのためには好事例が全国的に普及
しない原因を究明するための調査や検証が必要との意見があった。この
検証では例えば、前述の対物業務だけで経営が成り立つ診療報酬、医療
機関からの情報提供がシステム化・制度化されていないこと、ICT化
が進んでいないことなど、課題を明確化する必要があると考えられる。
○ また、均てん化を進めていく上では、日本薬剤師会における全国的な施
策の実施とともに、地域においては、地域の薬剤師会が当該地域の薬局を
牽引することが必要ではないかとの意見があった。
○
やる気に依存したシステムでは全国に普及しないことから、単に対物業
務を実施するだけでは業が成りたたない仕組みとすべきである。その観点
から厚生労働省は、診療報酬についても対物業務から対人業務への大幅な
シフトを見据えた検討を行うために、対人業務の適切な評価体系を構築す
ることが有効との意見があった。
○ このほか、ICTの利活用(タブレット端末・業務支援ツールを活用し
た成功事例の横展開等)も有効ではないかとの意見があった。
2.対物業務の効率化
○ 薬局薬剤師の対人業務を充実させるためには、医療安全が確保されることを
前提として、対物業務を効率化し対人業務に注力できる環境の整備が必要であ
る。
○ 対物業務の効率化を図り、対人業務に注力できるよう、調剤業務における調
製業務の一部外部委託(本とりまとめにおいて「調剤業務の一部外部委託」と
いう。)の実施が規制改革推進会議において強く要望されているところである
が、効率化のための方法は外部委託に限るものではなく、その他の手段も含め
て検討するべきである。
21
薬局に勤務する薬剤師に対して新卒時の就職先を尋ねたところ、薬局が約 45%であっ
た。その他としては、病院が約 23%、店舗販売業が約 11%、製薬企業が約 13%であった
(薬剤師確保のための調査・検討事業 速報値(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局
総務課委託事業))。
9
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
等からの知識の習得が必要である。
・大学卒業後に薬局に就職し、そのまま薬局に勤務する薬剤師が多いが 21、
病院に勤務して医師、看護師、患者等と接して経験を積むことが対人業
務のスキルアップや病院と薬局の連携の推進に繋がる。
(3)均てん化に向けた取組
○ モデル事業等で実施された対人業務の好事例が一部の地域や一部の薬
局に留まり、十分に均てん化しておらず、対人業務に尽力する薬局と必ず
しもそうでない薬局が存在するとの意見があった。
○
薬局全体の対人業務の底上げをするためには対人業務の好事例を均て
ん化する方策の検討が必要である。そのためには好事例が全国的に普及
しない原因を究明するための調査や検証が必要との意見があった。この
検証では例えば、前述の対物業務だけで経営が成り立つ診療報酬、医療
機関からの情報提供がシステム化・制度化されていないこと、ICT化
が進んでいないことなど、課題を明確化する必要があると考えられる。
○ また、均てん化を進めていく上では、日本薬剤師会における全国的な施
策の実施とともに、地域においては、地域の薬剤師会が当該地域の薬局を
牽引することが必要ではないかとの意見があった。
○
やる気に依存したシステムでは全国に普及しないことから、単に対物業
務を実施するだけでは業が成りたたない仕組みとすべきである。その観点
から厚生労働省は、診療報酬についても対物業務から対人業務への大幅な
シフトを見据えた検討を行うために、対人業務の適切な評価体系を構築す
ることが有効との意見があった。
○ このほか、ICTの利活用(タブレット端末・業務支援ツールを活用し
た成功事例の横展開等)も有効ではないかとの意見があった。
2.対物業務の効率化
○ 薬局薬剤師の対人業務を充実させるためには、医療安全が確保されることを
前提として、対物業務を効率化し対人業務に注力できる環境の整備が必要であ
る。
○ 対物業務の効率化を図り、対人業務に注力できるよう、調剤業務における調
製業務の一部外部委託(本とりまとめにおいて「調剤業務の一部外部委託」と
いう。)の実施が規制改革推進会議において強く要望されているところである
が、効率化のための方法は外部委託に限るものではなく、その他の手段も含め
て検討するべきである。
21
薬局に勤務する薬剤師に対して新卒時の就職先を尋ねたところ、薬局が約 45%であっ
た。その他としては、病院が約 23%、店舗販売業が約 11%、製薬企業が約 13%であった
(薬剤師確保のための調査・検討事業 速報値(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局
総務課委託事業))。
9