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資料2-2 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ とりまとめ(案) ※反映版 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26417.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第7回 6/23)《厚生労働省》
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などが考えられる。


PHRについては、本人が自身の情報を正しく理解し、有効に活用する
ことが求められるが、薬局薬剤師にはそれをサポートする役割が期待され
ている。国民の健康リテラシー向上に貢献するのみならず、専門的見地か
ら必要に応じ受診勧奨する等、PHRの効果的な活用に積極的に関わるべ
きとの意見があった。

(3)地域の実情に応じた薬剤師サービス等の提供体制の検討
〇 地域において求められる薬剤師サービスとしては、
・医薬品の供給拠点(患者に必要な医薬品を適切な薬学的管理、服薬指導
とともに提供する。要指導医薬品・一般用医薬品を含む。)
・夜間、休日の対応
・健康サポート機能(セルフケアの啓発を含む。)
・新興感染症、災害等の有事の対応
・在宅対応(無菌調剤、麻薬調剤等を含む。)
・医薬品関連情報の発信(症例検討会、勉強会の実施・参加等を含む。)
・薬事衛生(医薬品・医療機器の正しい使い方の説明、学校薬剤師、薬物
濫用の防止等)
などが考えられる。
○ このような薬剤師サービスを全ての薬局が個別に対応することは困難
であり、また、新興感染症、災害時の有事への対応等、地域全体で効率的・
効果的に提供すべき薬剤師サービスもある。このように、薬剤師サービス
を地域全体で提供していくという観点も必要であり、地域の実情に応じた
体制について、自治体の関係部局及び関係団体等が協議・連携して取り組
むことが重要である。またこの前提として、地域において、薬剤師サービ
スの必要量やリソース等を把握することが必要である。
〇 このため、地域において、地域医療に必要な機能を把握するともに、自
治体や医療関係者が協議の場を持ち、必要な薬剤師サービスの確保策を検
討する仕組みを構築すべきである 34。なお、当該地域での検討においては、
地域の薬剤師会が中心的な役割を担うとともに、会員・非会員を問わず地
域の薬局が協力し、議論を行う必要があると考えられる。
①薬局間の連携
ア 連携の必要性
○ 前述のとおり、地域において様々な薬剤師サービスの提供が求めら
れているが、これらの全てを単独の薬局で担うことは困難な場合があ
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例えば、医師の確保に関する事項については、医療法において、都道府県が設置する地
域の医療機関や診療に関する学識経験者の団体(医師会、歯科医師会)等で構成される地
域医療対策協議会で協議を行い、その結果を公表することとされている(医療法第 30 条の
23)。

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