よむ、つかう、まなぶ。
資料2-2 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ とりまとめ(案) ※反映版 (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26417.html |
出典情報 | 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第7回 6/23)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
704
705
706
707
708
709
710
711
712
713
714
715
716
717
718
719
720
721
722
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
・新たな薬局の区分を創設することは避けるべきであること
・地域連携薬局 37の役割として、他の薬局に対して、利用者の薬剤等の
使用情報を報告・連携できる体制等、薬局間の連携 38が含まれている
こと
などから、地域連携薬局を活用するケースも考えられること、またそ
の場合には、地域連携薬局の要件の拡充又は地域連携薬局の発展系
(機能強化型)として検討を進める方向とすることが確認された。
ウ
かかりつけ薬剤師・薬局との関係
○ こうした薬局間連携について、これまで推進してきた、かかりつけ
薬剤師・薬局との関係性を整理する必要がある。
○ かかりつけ薬剤師・薬局の機能のうち、服薬情報の一元的・継続的
把握については、薬局薬剤師DXにより、必ずしもかかりつけ薬剤師・
薬局でなくとも薬剤情報の閲覧が可能となる。
○ しかしながら、かかりつけ薬剤師が薬剤情報を把握するだけでなく、
日頃から患者と継続的に関わることで、患者との信頼関係が構築され、
些細な様子の変化なども含め、患者の状態を継続的に把握することが
可能となる。また、24 時間対応・在宅対応 39や医療機関の連携におい
ても、患者の状況を継続的に把握している薬局が対応することが理想
的であることから、かかりつけ薬剤師の存在が重要である。
○ 以上を踏まえれば、引き続き各薬局においては、これまでに述べた
かかりつけ薬剤師・薬局の役割を確実に担うことが必要である。その
上で、新興感染症、災害等の有事への対応等、地域全体として必要な
薬剤師サービスについては、薬局間連携によりそのニーズを満たして
いく方向性を検討すべきである。
エ
その他の意見
○ 薬局間連携のあり方について、厚生労働省において引き続き具体的
な検討が進められると考えられるが、本ワーキンググループの議論で
挙げられた重要な視点を以下に列挙する。
・地域連携薬局は、薬局ビジョンにおけるかかりつけ薬剤師・薬局の
考え方をベースにしており、薬局間連携を主たる目的としていない。
37
地域連携薬局には、名称表示により患者が自身に適した薬局を選択できるようにすると
いう目的があり、その役割としては、在宅医療への対応や他の医療機関、薬局等との服薬
情報の一元的・継続的に情報連携等がある。
38
例えば、「地域において、他の薬局に対する医薬品の提供や医薬品に係る情報発信、研修
等の実施を通じて、他の薬局の業務を支えるような取組も期待されるものである。」とされ
ている(「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を
改正する法律の一部の施行について(認定薬局関係)」(令和3年1月 29 日 厚生労働省医
薬・生活衛生局長通知))。
39
脚注●参照
26
705
706
707
708
709
710
711
712
713
714
715
716
717
718
719
720
721
722
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
・新たな薬局の区分を創設することは避けるべきであること
・地域連携薬局 37の役割として、他の薬局に対して、利用者の薬剤等の
使用情報を報告・連携できる体制等、薬局間の連携 38が含まれている
こと
などから、地域連携薬局を活用するケースも考えられること、またそ
の場合には、地域連携薬局の要件の拡充又は地域連携薬局の発展系
(機能強化型)として検討を進める方向とすることが確認された。
ウ
かかりつけ薬剤師・薬局との関係
○ こうした薬局間連携について、これまで推進してきた、かかりつけ
薬剤師・薬局との関係性を整理する必要がある。
○ かかりつけ薬剤師・薬局の機能のうち、服薬情報の一元的・継続的
把握については、薬局薬剤師DXにより、必ずしもかかりつけ薬剤師・
薬局でなくとも薬剤情報の閲覧が可能となる。
○ しかしながら、かかりつけ薬剤師が薬剤情報を把握するだけでなく、
日頃から患者と継続的に関わることで、患者との信頼関係が構築され、
些細な様子の変化なども含め、患者の状態を継続的に把握することが
可能となる。また、24 時間対応・在宅対応 39や医療機関の連携におい
ても、患者の状況を継続的に把握している薬局が対応することが理想
的であることから、かかりつけ薬剤師の存在が重要である。
○ 以上を踏まえれば、引き続き各薬局においては、これまでに述べた
かかりつけ薬剤師・薬局の役割を確実に担うことが必要である。その
上で、新興感染症、災害等の有事への対応等、地域全体として必要な
薬剤師サービスについては、薬局間連携によりそのニーズを満たして
いく方向性を検討すべきである。
エ
その他の意見
○ 薬局間連携のあり方について、厚生労働省において引き続き具体的
な検討が進められると考えられるが、本ワーキンググループの議論で
挙げられた重要な視点を以下に列挙する。
・地域連携薬局は、薬局ビジョンにおけるかかりつけ薬剤師・薬局の
考え方をベースにしており、薬局間連携を主たる目的としていない。
37
地域連携薬局には、名称表示により患者が自身に適した薬局を選択できるようにすると
いう目的があり、その役割としては、在宅医療への対応や他の医療機関、薬局等との服薬
情報の一元的・継続的に情報連携等がある。
38
例えば、「地域において、他の薬局に対する医薬品の提供や医薬品に係る情報発信、研修
等の実施を通じて、他の薬局の業務を支えるような取組も期待されるものである。」とされ
ている(「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を
改正する法律の一部の施行について(認定薬局関係)」(令和3年1月 29 日 厚生労働省医
薬・生活衛生局長通知))。
39
脚注●参照
26