よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-2 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ とりまとめ(案) ※反映版 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26417.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第7回 6/23)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25

第1 はじめに
○ いわゆる「団塊の世代」が全員 75 歳以上となる 2025 年を間近に控え、当面
医療ニーズが極大化することが見込まれる中、少子化により医療従事者の確保
はさらに困難となっていくことが予想されており、地域包括ケアシステムを機
能させていくことが必要である。薬局薬剤師は薬の専門家として、外来、在宅
医療において他職種と連携を図りつつ薬物療法に対応するなど、地域医療を担
う一員としての役割を果たすことが期待される。
○ さらに、新型コロナウイルス感染症時のワクチン予防接種において、予診の
サポート、ワクチンの希釈及びシリンジへの充填、接種後の状態観察への協力
などの、地域の医療職種として他職種と連携した対応など、有事における新た
な対応も求められる。
○ また、近年、医療分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)
が進められており、オンライン資格確認等システムを通じた各種医療情報の共
有、電子処方箋の導入、オンライン診療や服薬指導のルール整備等、ICT等
の技術発展に伴い、薬剤師を取り巻く環境も急速に変化している。これらの技
術を効果的に活用することで、業務の効率化だけでなく、対人業務の充実に繋
がることが期待される。


本ワーキンググループでは、「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」
(以下「検討会」という。)のとりまとめ 1や、こうした時代の変化や技術の進
展等の状況を踏まえ、令和4年2月より、今後の薬局薬剤師の業務及び薬局の
機能のあり方並びにそれを実現するための方策(アクションプラン)について
議論を行ってきた。
○ この「とりまとめ」は、これまで計7回にわたって議論を行った内容につい
てとりまとめたものである。

1

検討会は、薬剤師の需給や薬剤師の資質向上について検討をすることを目的としている。
令和3年6月の検討会のとりまとめでは、薬剤師の業務について、「患者のための薬局ビジ
ョン」の達成状況等を踏まえた上で、①調剤業務、②ICT対応、③調剤以外の業務につ
いて検討することなどが提言された。

1