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資料3 地方財政 (14 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20221013zaiseia.html
出典情報 財政制度分科会(10/13)《財務省》
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コロナ禍における地方財政と臨時交付金④(単年度収支等)
○ 単年度収支と財政調整基金(以下、「基金」)の増減額の合計額(修正実質単年度収支)に着目すると、令和2年度決
算において、過半数の自治体が黒字を計上。(基金も積み増した上で単年度収支も黒字となった自治体も多くを占める)。
○ 東京都を除く46道府県については、令和2年度は基金を積み増すとともに単年度収支で大きな黒字を計上。市町村については、
修正実質単年度収支が大幅な黒字となるなど、多くの市町村の財政状況は改善。
○ 新型コロナ対策が新たな段階に移行していく中、これまでの措置が地方財政に与えてきた影響を踏まえれば、臨時交付金につい
ては縮減・廃止していく必要。また、今後の感染症対策においては、地方債による財源調達を含め、国と地方の負担の在り方を見
直すべき。
● 都道府県、市町村(交付団体、不交付団体)の財政状況(令和2年度決算)
単年度収支+基金増減が赤字

単年度収支+基金増減が黒字
うち単年度収支黒字かつ基金増

都道府県数(n=47)
市町村(交付団体、n=1,642)

8団体(17%)

39団体(83%)

28団体(60%)

565団体(34%)

1,077団体(66%)

678団体(41%)

33団体(33%)

66団体(67%)

40団体(40%)

市町村(不交付団体、n=99)

● 46道府県の単年度収支、基金増減の推移
(億円)6,000

● 市町村の単年度収支、基金増減の推移
(億円)6,000
5,000

単年度収支

5,000

基金増減

4,000

単年度収支+基金増減

3,000

単年度収支

4,000

基金増減

3,000

単年度収支+基金増減

2,000
1,000

2,000

0

1,000

▲ 1,000

0

▲ 2,000

▲ 1,000

▲ 3,000
R2

R1

H30

H29

H28

H27

H26

H25

H24

H23

H22

H21

H20

H19

H18

H17

H16

H15

H14

H13

R2

R1

H30

H29

H28

H27

H26

H25

H24

H23

H22

H21

H20

H19

H18

H17

H16

H15

H14

H13

H12

(年度)

H12

▲ 4,000

▲ 2,000

(年度)

(出所)石川達哉・赤井伸郎 「新型コロナウイルスが地方公共団体の歳入・歳出に与えた影響ーコロナ禍において地方公共団体の収支は悪化したのか?ー」財務総合政策研究所フィナンシャルレビュー(近日刊行予定)をもとに作成
(注1)上表中の基金増は財政調整基金の積み増しを示す。 (注2)左下グラフでは、他の団体に比して財政規模が突出して大きい東京都は除外している。

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