よむ、つかう、まなぶ。
薬-1○ 令和5年度薬価改定について (40 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00053.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第191回 11/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
2.(3)
その他
中医協におけるこれまでの意見(続き)
②新薬への影響に関して
革新的な医薬品の迅速な導入のために予見性の向上を図る観点からは、令和5年度薬価改定において新たなルールは実
施すべきではない。(再掲)
為替の影響は企業の研究開発費にも影響しており、日本発のグローバル医薬品の開発を進めている企業にとっては大き
な負担となっている。〔専門委員〕
【業界からのヒアリングでの主な意見】
毎年改定により薬価の下落は加速するため、革新的新薬の日本市場への導入に支障を来す。
新薬創出等加算の対象品目は薬価を維持できるようにすべき。(再掲)
日本市場の魅力を維持するためには、薬価改定に高い予見性が求められる。
急激な物価高や円安は、開発費用の増大と収益の悪化に繋がり、次の研究開発への原資が減少する。
【有識者検討会の報告で紹介された主な意見】
諸外国と比べて特許期間中にもかかわらず新薬の薬価が早期に下落していく状況は、市場の魅力度の観点から他国に見
劣りし、開発における日本の優先順位にも悪影響を与えている。また、研究開発投資を十分に回収できない状況になり
つつある。
③調整幅について
調整幅について議論できるデータの準備をお願いしたい。
調整幅については、見直しにより現在の市場取引のバランスが崩れることも懸念され、慎重な検討が必要。医薬品の安
定供給の確保の観点でも、支障を来すようなことはやるべきではない。
④その他
【業界からのヒアリングでの意見】
イノベーションの推進や医薬品の安定供給の確保に支障を来している状況を踏まえれば、市場実勢価格加重平均値調整
幅方式による現行の薬価改定の仕組みも含め、薬価制度の在り方について議論を行うべき時期にあるのではないか。
40
その他
中医協におけるこれまでの意見(続き)
②新薬への影響に関して
革新的な医薬品の迅速な導入のために予見性の向上を図る観点からは、令和5年度薬価改定において新たなルールは実
施すべきではない。(再掲)
為替の影響は企業の研究開発費にも影響しており、日本発のグローバル医薬品の開発を進めている企業にとっては大き
な負担となっている。〔専門委員〕
【業界からのヒアリングでの主な意見】
毎年改定により薬価の下落は加速するため、革新的新薬の日本市場への導入に支障を来す。
新薬創出等加算の対象品目は薬価を維持できるようにすべき。(再掲)
日本市場の魅力を維持するためには、薬価改定に高い予見性が求められる。
急激な物価高や円安は、開発費用の増大と収益の悪化に繋がり、次の研究開発への原資が減少する。
【有識者検討会の報告で紹介された主な意見】
諸外国と比べて特許期間中にもかかわらず新薬の薬価が早期に下落していく状況は、市場の魅力度の観点から他国に見
劣りし、開発における日本の優先順位にも悪影響を与えている。また、研究開発投資を十分に回収できない状況になり
つつある。
③調整幅について
調整幅について議論できるデータの準備をお願いしたい。
調整幅については、見直しにより現在の市場取引のバランスが崩れることも懸念され、慎重な検討が必要。医薬品の安
定供給の確保の観点でも、支障を来すようなことはやるべきではない。
④その他
【業界からのヒアリングでの意見】
イノベーションの推進や医薬品の安定供給の確保に支障を来している状況を踏まえれば、市場実勢価格加重平均値調整
幅方式による現行の薬価改定の仕組みも含め、薬価制度の在り方について議論を行うべき時期にあるのではないか。
40