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参考資料2-1 一般用医薬品の適正使用の一層の推進に向けた依存性の実態把握と適切な販売のための研究 (34 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29460.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第3回 12/1)《厚生労働省》 |
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件(44.8%)、「新トニン咳止め液/咳止め液Ⅾ
無回答 50 件(1.5%)であった。
(鎮咳・去痰薬)
」155 件(22.4%)
、
「パブロン
/パブロンゴールドA/パブロンSゴールド(総
合感冒薬)
」153 件(22.2%)
、
「ナロン/ナロン
13)その他の指定成分含有医薬品について、一
度に販売可能な個数基準の設定状況
表 14 のとおり、一度に販売可能な個数の設
エース/ナロンエースT(鎮痛薬)」134 件
定状況について、その他の指定成分含有医薬品
(20.3%)
、
「ウット(鎮静剤)
」107 件(16.2%)
を取り扱っているとした 4,048 件のうち、
「決
であった。
まっている」2,667 件(65.8%)
、
「決まってい
3. 事例収集の結果
ない」1,355 件(33.4%)
、無回答 26 件(0.6%)
購入者への声掛け、陳列・表示・対象製品の
であった。
販売業態ごとでは、薬局 1,059 件のうち、
「決
把握の工夫、近隣店舗等との情報共有について
まっている」702 件(66.2%)
、
「決まっていな
の試みが収集された。詳細については、
「
「濫用
い」351 件(33.1%)
、無回答6件(0.5%)であ
等のおそれのある医薬品」の適正販売に向けた
り、店舗販売業等 2,989 件のうち、
「決まってい
販売者向けのガイドラインと関係団体等に向
る」1,964 件(65.7%)
、
「販売していない」1,004
けた提言」
(別紙1)の「<参考>各店舗の取り
件(33.5%)
、無回答 20 件(0.6%)であった。
組み例」に記載した。
14)指定された6成分を含む製品に関して、過
D. 考察
去6ヶ月以内に同一顧客から同一製品につい
1. 「濫用等のおそれのある医薬品」の取り扱い
て週に2回以上の販売を求められた経験
状況について
表 15 のとおり、
対象回答数 6,139 件のうち、
取り扱いがあったのは薬局の 33.8%、店舗販
「経験あり」784 件(12.7%)
、
「経験なし」5,232
売業等の 97.1%であったことから、
「濫用等の
件(85.2%)
、無回答 123 件(2.0%)であった。
おそれのある医薬品」に関する適正な取り扱い
販売を求められた製品として多かったもの
の徹底については、販売形態等を鑑みて対策を
は、
「ブロン錠/ブロン液(鎮咳・去痰薬)
」495
検討していくことが効果的と考えられる。一方
件(63.1%)、「新トニン咳止め液/咳止め液Ⅾ
で、取り扱いのある薬局が3割強にとどまった
(鎮咳・去痰薬)
」343 件(43.7%)
、
「ウット(鎮
静剤)
」186 件(23.7%)
、
「パブロン/パブロン
ことは、薬局が「濫用等のおそれのある医薬品」
についての適切な情報提供にあまり貢献でき
ゴールドA/パブロンSゴールド(総合感冒薬)
」 ていないとも考えられる。
162 件(20.6%)
、
「ナロン/ナロンエース/ナロ
薬局・店舗販売業等の管理者である回答者
ンエースT(鎮痛薬)
」158 件(20.1%)であっ
(薬局:2,458 名、店舗販売業等:1,995 名)の
た。
年代は、薬局では、20 代 63 名(2.5%)
、30 代
597 名(24.2%)
、40 代 764 名(31.0%)
、50 代
15)指定された6成分を含む製品に関して、過
629 名(25.5%)
、60 代以上 405 名(16.4%)で
去6ヶ月以内に複数個販売(同一製品を1回に
あり、
店舗販売業等では、
20 代 418 名
(20.9%)
、
2箱以上)を求められた経験
30 代 891 名(44.6%)
、40 代 476 名(23.8%)
、
表 16 のとおり、
対象回答数 6,139 件のうち、
50 代 144 名(7.2%)
、60 代以上 66 名(3.3%)
「経験あり」689 件(11.2%)
、
「経験なし」4,062
であり、薬局と店舗販売業等を比較すると店舗
件(66.1%)
、無回答 1,388 件(22.6%)であっ
た。
販売業等の方が若い管理者が多かった。また、
店舗販売業等では販売時の対応者が薬剤師で
ある場合、氏名、身分証明書を確認している割
販売を求められた製品として多かったもの
合が高い傾向が見られた。
は、
「ブロン錠/ブロン液(鎮咳・去痰薬)
」309
33
無回答 50 件(1.5%)であった。
(鎮咳・去痰薬)
」155 件(22.4%)
、
「パブロン
/パブロンゴールドA/パブロンSゴールド(総
合感冒薬)
」153 件(22.2%)
、
「ナロン/ナロン
13)その他の指定成分含有医薬品について、一
度に販売可能な個数基準の設定状況
表 14 のとおり、一度に販売可能な個数の設
エース/ナロンエースT(鎮痛薬)」134 件
定状況について、その他の指定成分含有医薬品
(20.3%)
、
「ウット(鎮静剤)
」107 件(16.2%)
を取り扱っているとした 4,048 件のうち、
「決
であった。
まっている」2,667 件(65.8%)
、
「決まってい
3. 事例収集の結果
ない」1,355 件(33.4%)
、無回答 26 件(0.6%)
購入者への声掛け、陳列・表示・対象製品の
であった。
販売業態ごとでは、薬局 1,059 件のうち、
「決
把握の工夫、近隣店舗等との情報共有について
まっている」702 件(66.2%)
、
「決まっていな
の試みが収集された。詳細については、
「
「濫用
い」351 件(33.1%)
、無回答6件(0.5%)であ
等のおそれのある医薬品」の適正販売に向けた
り、店舗販売業等 2,989 件のうち、
「決まってい
販売者向けのガイドラインと関係団体等に向
る」1,964 件(65.7%)
、
「販売していない」1,004
けた提言」
(別紙1)の「<参考>各店舗の取り
件(33.5%)
、無回答 20 件(0.6%)であった。
組み例」に記載した。
14)指定された6成分を含む製品に関して、過
D. 考察
去6ヶ月以内に同一顧客から同一製品につい
1. 「濫用等のおそれのある医薬品」の取り扱い
て週に2回以上の販売を求められた経験
状況について
表 15 のとおり、
対象回答数 6,139 件のうち、
取り扱いがあったのは薬局の 33.8%、店舗販
「経験あり」784 件(12.7%)
、
「経験なし」5,232
売業等の 97.1%であったことから、
「濫用等の
件(85.2%)
、無回答 123 件(2.0%)であった。
おそれのある医薬品」に関する適正な取り扱い
販売を求められた製品として多かったもの
の徹底については、販売形態等を鑑みて対策を
は、
「ブロン錠/ブロン液(鎮咳・去痰薬)
」495
検討していくことが効果的と考えられる。一方
件(63.1%)、「新トニン咳止め液/咳止め液Ⅾ
で、取り扱いのある薬局が3割強にとどまった
(鎮咳・去痰薬)
」343 件(43.7%)
、
「ウット(鎮
静剤)
」186 件(23.7%)
、
「パブロン/パブロン
ことは、薬局が「濫用等のおそれのある医薬品」
についての適切な情報提供にあまり貢献でき
ゴールドA/パブロンSゴールド(総合感冒薬)
」 ていないとも考えられる。
162 件(20.6%)
、
「ナロン/ナロンエース/ナロ
薬局・店舗販売業等の管理者である回答者
ンエースT(鎮痛薬)
」158 件(20.1%)であっ
(薬局:2,458 名、店舗販売業等:1,995 名)の
た。
年代は、薬局では、20 代 63 名(2.5%)
、30 代
597 名(24.2%)
、40 代 764 名(31.0%)
、50 代
15)指定された6成分を含む製品に関して、過
629 名(25.5%)
、60 代以上 405 名(16.4%)で
去6ヶ月以内に複数個販売(同一製品を1回に
あり、
店舗販売業等では、
20 代 418 名
(20.9%)
、
2箱以上)を求められた経験
30 代 891 名(44.6%)
、40 代 476 名(23.8%)
、
表 16 のとおり、
対象回答数 6,139 件のうち、
50 代 144 名(7.2%)
、60 代以上 66 名(3.3%)
「経験あり」689 件(11.2%)
、
「経験なし」4,062
であり、薬局と店舗販売業等を比較すると店舗
件(66.1%)
、無回答 1,388 件(22.6%)であっ
た。
販売業等の方が若い管理者が多かった。また、
店舗販売業等では販売時の対応者が薬剤師で
ある場合、氏名、身分証明書を確認している割
販売を求められた製品として多かったもの
合が高い傾向が見られた。
は、
「ブロン錠/ブロン液(鎮咳・去痰薬)
」309
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