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参考資料6 薬学実務実習の評価の観点について(例示) (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html |
出典情報 | 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》 |
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【③処方設計と薬物療法の実践(処方設計と提案)】
実施内容(例示)
大 薬 病
学 局 院
SBOs999
前)代表的な疾患に対して、疾患の重症度等に
1 応じて科学的根拠に基づいた処方設計ができ ◎
る。
SBOs1000
前)病態(肝・腎障害など)や生理的特性(妊婦・
2 授乳婦、小児、高齢者など)等を考慮し、薬剤の ◎
選択や用法・用量設定を立案できる。
SBOs1001
3
大学
薬局
病院
観点
アウトカム
概略評価表(例示)
第 4 段階
第 3 段階
・「代表的な疾患」の具体的な事例を題材と
して、薬物療法を主体的に評価し、安全で
有効な医薬品の使用を推進するために薬
剤師が行うべき薬学的管理をPBLなどで学
習する。
・上記事例において、肝腎障害、妊婦授乳
婦、小児、高齢者などの事例を用意し、具
体的な処方提案を行う。
・上記事例において、患者の栄養状態の評
価から、輸液栄養療法、電解質の過不足
を考慮した処方提案を行う。
・上記事例において、患者のアドヒアランス
の不良による効果不足の事例を用意し、ア
ドヒアランスの評価とその対処方法を提案
する。
・皮下注射、筋肉注射、静脈内注射、点滴
注射などの基本的手技を、シミュレーター
などを利用して学習する。
前)患者のアドヒアランスの評価方法、アドヒアラ
◎
ンスが良くない原因とその対処法を説明できる。
SBOs1002
4
前)皮下注射、筋肉内注射、静脈内注射・点滴
等の基本的な手技を説明できる。
◎
SBOs1003
5 前)代表的な輸液の種類と適応を説明できる。
◎
SBOs1004
6
前)患者の栄養状態や体液量、電解質の過不
足などが評価できる。
◎
SBOs1005
代表的な疾患の患者について、診断名、病態、
7
科学的根拠等から薬物治療方針を確認できる。
◎ ◎
SBOs1006
8
治療ガイドライン等を確認し、科学的根拠に基
づいた処方を立案できる。
○ ◎
SBOs1007
患者の状態(疾患、重症度、合併症、肝・腎機
能や全身状態、遺伝子の特性、心理・希望等)
9
や薬剤の特徴(作用機序や製剤的性質等)に基
づき、適切な処方を提案できる。(知識・態度)
○ ◎
SBOs1008
10
処方設計の提案に際し、薬物投与プロトコール
やクリニカルパスを活用できる。(知識・態度)
△ ◎
SBOs1009
11
入院患者の持参薬について、継続・変更・中止
の提案ができる。(知識・態度)
◎
SBOs1010
12
アドヒアランス向上のために、処方変更、調剤や
用法の工夫が提案できる。(知識・態度)
◎ ◎
SBOs1011
13
処方提案に際して、医薬品の経済性等を考慮し
て、適切な後発医薬品を選択できる。
◎ ◎
SBOs1012
処方提案に際し、薬剤の選択理由、投与量、投
14 与方法、投与期間等について、医師や看護師
等に判りやすく説明できる。(知識・態度)
△ ◎
第 2 段階
第 1 段階
常に、有効性、安全
性、経済性の観点
から問題点の識別
と現状評価を行う努
力をする。
処方設計を含めた
解決策について、
主体的に検討し、
当該ケースの薬物
療法の個別最適化
に努める。
薬物療法の有効
性、アドヒアランス
不良や腎機能低下
時の投与量などの
基本的な安全性の
問題点を識別し、現
状評価を行い、必
要な処方設計を行
う。
−
薬物療法の問
題点の識別と
処方設計及び
問題解決
<SBO920〜924を基本とし、S
BO952〜957実習時に連携して
研修する。>(処方監査、服薬指導
時に同時に実施する。)
・「代表的な疾患」を有する患者の
薬物治療に継続的に関わり、処方
せんや薬歴、状態等の情報から、
患者の病態を推察し、より有効で安
全な薬物療法について考察する。
・上記薬物治療の処方に適切でな
いと思われる所があれば、最適な
薬物療法を考え指導者に提示し、
必要があれば処方医に提案する。
・上記薬物治療において、アドヒア
ランスに関する問題を発見し、収集
した情報を駆使して考察し、解決策
の提案を実践する。
・上記薬物治療において、経済面で
の問題を発見し、収集した情報を駆
使して考察し、適切な医薬品の選
択・提案を実践する。
<SBO920〜924を基本とし、S
BO952〜957実習時に連携して
研修する。>(処方監査、服薬指導
時に同時に実施する。)
・「代表的な疾患」を有する入院患
者の薬物治療に継続的に関わり、
収集した患者、医薬品、薬物治療
法等に関する情報を駆使し、より有
効で安全な薬物治療のために問題
点を抽出し、解決策を考察して、処
方設計の提案、治療薬の変更・中
止の提案等を体験する。
・上記薬物治療において、アドヒア
ランスに関する問題を発見し、収集
した情報を駆使して考察し、解決策
の提案を実践する。
・上記薬物治療において、経済面で
の問題を発見し、収集した情報を駆
使して考察し、適切な医薬品の選
択・提案を実践する。
薬物療法の問
題点の評価に
基づき、問題
解決策を提
案、実践し、薬
物療法を個別
最適化する。
※薬物療法の
問題点の評価
は、(3)①患者
情報の把握及
び②医薬品情
報の収集と活
用に基づく
薬物療法や生活習
慣の問題点を重要
性や緊急性を考慮
して適切に識別し、
現状評価を正確に
行う。
当該ケースにおけ
る最善の解決策を
見極め、提案する。
論理的で実行可能
な解決策を実行に
移し、その結果を評
価する。
薬物療法の問題点
を主体的に識別す
る。問題点の現状
評価を明確に行
い、処方設計や他
の解決策について
検討し、論理的で実
行可能な解決策を
明示し、薬物療法
の個別最適化を実
践する。
9
実施内容(例示)
大 薬 病
学 局 院
SBOs999
前)代表的な疾患に対して、疾患の重症度等に
1 応じて科学的根拠に基づいた処方設計ができ ◎
る。
SBOs1000
前)病態(肝・腎障害など)や生理的特性(妊婦・
2 授乳婦、小児、高齢者など)等を考慮し、薬剤の ◎
選択や用法・用量設定を立案できる。
SBOs1001
3
大学
薬局
病院
観点
アウトカム
概略評価表(例示)
第 4 段階
第 3 段階
・「代表的な疾患」の具体的な事例を題材と
して、薬物療法を主体的に評価し、安全で
有効な医薬品の使用を推進するために薬
剤師が行うべき薬学的管理をPBLなどで学
習する。
・上記事例において、肝腎障害、妊婦授乳
婦、小児、高齢者などの事例を用意し、具
体的な処方提案を行う。
・上記事例において、患者の栄養状態の評
価から、輸液栄養療法、電解質の過不足
を考慮した処方提案を行う。
・上記事例において、患者のアドヒアランス
の不良による効果不足の事例を用意し、ア
ドヒアランスの評価とその対処方法を提案
する。
・皮下注射、筋肉注射、静脈内注射、点滴
注射などの基本的手技を、シミュレーター
などを利用して学習する。
前)患者のアドヒアランスの評価方法、アドヒアラ
◎
ンスが良くない原因とその対処法を説明できる。
SBOs1002
4
前)皮下注射、筋肉内注射、静脈内注射・点滴
等の基本的な手技を説明できる。
◎
SBOs1003
5 前)代表的な輸液の種類と適応を説明できる。
◎
SBOs1004
6
前)患者の栄養状態や体液量、電解質の過不
足などが評価できる。
◎
SBOs1005
代表的な疾患の患者について、診断名、病態、
7
科学的根拠等から薬物治療方針を確認できる。
◎ ◎
SBOs1006
8
治療ガイドライン等を確認し、科学的根拠に基
づいた処方を立案できる。
○ ◎
SBOs1007
患者の状態(疾患、重症度、合併症、肝・腎機
能や全身状態、遺伝子の特性、心理・希望等)
9
や薬剤の特徴(作用機序や製剤的性質等)に基
づき、適切な処方を提案できる。(知識・態度)
○ ◎
SBOs1008
10
処方設計の提案に際し、薬物投与プロトコール
やクリニカルパスを活用できる。(知識・態度)
△ ◎
SBOs1009
11
入院患者の持参薬について、継続・変更・中止
の提案ができる。(知識・態度)
◎
SBOs1010
12
アドヒアランス向上のために、処方変更、調剤や
用法の工夫が提案できる。(知識・態度)
◎ ◎
SBOs1011
13
処方提案に際して、医薬品の経済性等を考慮し
て、適切な後発医薬品を選択できる。
◎ ◎
SBOs1012
処方提案に際し、薬剤の選択理由、投与量、投
14 与方法、投与期間等について、医師や看護師
等に判りやすく説明できる。(知識・態度)
△ ◎
第 2 段階
第 1 段階
常に、有効性、安全
性、経済性の観点
から問題点の識別
と現状評価を行う努
力をする。
処方設計を含めた
解決策について、
主体的に検討し、
当該ケースの薬物
療法の個別最適化
に努める。
薬物療法の有効
性、アドヒアランス
不良や腎機能低下
時の投与量などの
基本的な安全性の
問題点を識別し、現
状評価を行い、必
要な処方設計を行
う。
−
薬物療法の問
題点の識別と
処方設計及び
問題解決
<SBO920〜924を基本とし、S
BO952〜957実習時に連携して
研修する。>(処方監査、服薬指導
時に同時に実施する。)
・「代表的な疾患」を有する患者の
薬物治療に継続的に関わり、処方
せんや薬歴、状態等の情報から、
患者の病態を推察し、より有効で安
全な薬物療法について考察する。
・上記薬物治療の処方に適切でな
いと思われる所があれば、最適な
薬物療法を考え指導者に提示し、
必要があれば処方医に提案する。
・上記薬物治療において、アドヒア
ランスに関する問題を発見し、収集
した情報を駆使して考察し、解決策
の提案を実践する。
・上記薬物治療において、経済面で
の問題を発見し、収集した情報を駆
使して考察し、適切な医薬品の選
択・提案を実践する。
<SBO920〜924を基本とし、S
BO952〜957実習時に連携して
研修する。>(処方監査、服薬指導
時に同時に実施する。)
・「代表的な疾患」を有する入院患
者の薬物治療に継続的に関わり、
収集した患者、医薬品、薬物治療
法等に関する情報を駆使し、より有
効で安全な薬物治療のために問題
点を抽出し、解決策を考察して、処
方設計の提案、治療薬の変更・中
止の提案等を体験する。
・上記薬物治療において、アドヒア
ランスに関する問題を発見し、収集
した情報を駆使して考察し、解決策
の提案を実践する。
・上記薬物治療において、経済面で
の問題を発見し、収集した情報を駆
使して考察し、適切な医薬品の選
択・提案を実践する。
薬物療法の問
題点の評価に
基づき、問題
解決策を提
案、実践し、薬
物療法を個別
最適化する。
※薬物療法の
問題点の評価
は、(3)①患者
情報の把握及
び②医薬品情
報の収集と活
用に基づく
薬物療法や生活習
慣の問題点を重要
性や緊急性を考慮
して適切に識別し、
現状評価を正確に
行う。
当該ケースにおけ
る最善の解決策を
見極め、提案する。
論理的で実行可能
な解決策を実行に
移し、その結果を評
価する。
薬物療法の問題点
を主体的に識別す
る。問題点の現状
評価を明確に行
い、処方設計や他
の解決策について
検討し、論理的で実
行可能な解決策を
明示し、薬物療法
の個別最適化を実
践する。
9