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06【参考資料1】新型コロナワクチンに関する資料 (71 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31198.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第44回 2/22)《厚生労働省》
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V. 同時接種の有効性、安全性のまとめ
「同時接種」とは、2 種類以上のワクチンを、異なる注射器・器具を用いて同一の対象に一度の受診時
に接種する方法である。
新型コロナワクチンの導入初期より、インフルエンザワクチンとの同時接種に関する検討が複数行わ
れてきた。2022 年 11 月現在、日本国内で特例臨時接種として接種可能な新型コロナワクチンに関する
研究の有効性 65 66 67 及び安全性 65 67 66 68 について、それぞれ表 V-1、表 V-2 にまとめた。日本国内では、
インフルエンザワクチンとして鶏卵ワクチンのみ使用され、投与ルートは皮下接種である一方、まとめ
の対象とした研究では、アジュバント入りワクチン、細胞培養ワクチン、組み換えワクチン等が使用さ
れ、投与ルートは筋肉内接種である点に留意する必要があるが、単独で接種した場合と比較して、同時接
種の有効性安全性は概ね劣らないとの評価がなされている。これらの知見を踏まえ、厚生科学審議会予
防接種・ワクチン分科会等において議論された結果、わが国においても実施が可能となっている。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチン以外のワクチンの同時接種については、現時点で安全
性に関する十分な知見が得られておらず、わが国においては実施していない。互いに片方のワクチンを
受けてから 2 週間後に接種可能であり、小児においては、定期接種でワクチンを接種することもあるた
め接種計画策定に留意が必要である。

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