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資料3 検討を要する福祉用具の種目について(新規提案) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31625.html
出典情報 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和4年度第1回 3/7)《厚生労働省》
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Ⅱ.総合的評価(案)

※保険適用の合理性の観点を踏まえた要件1から要件7までの総合的な評価。
構成員の意見

(保険適用の合理性の考え方:一般国民との公平性や経済性、有効性、保険給付への影響等の観点から、以下の視点を基に総合的に勘案する。)
①日常生活における機能として欠かせない。②日常生活に不可欠な機能に無関係な機能を伴わない。③他のサービスや製品等の代替が原則困難である。
④一般的に低価格なものではないもの。⑤複合機能がある場合は本来の機能と一体不可分(補完的役割)であり、日常生活における機能として欠かせない。
○高齢者の場合、誤嚥性肺炎による死亡率が高いことを考えると、その予防は極めて重要である。しかしながら、当該機器のような訓練機器は、口腔嚥
下機能が低下している利用者であることを踏まえれば、対象者の選定に、医師の関与が必要となるのではないか。また、訓練器具であることから、使
用に当たっては専門職の関与も必要ではないか。
〇想定利用者は要支援1から要介護5と広範囲で、利用対象者像が明確でないうえに、活動や参加に資する結果として有効性・安全性に関するデータが整
っていない。
〇示されている資料は、医師の処方に基づいて使用の適合性が判断されたものと考えられ、その後はSTなどの専門職の関与も必要となり、主として嚥
下力を高めるための訓練機器であり、要件3と要件5を満たさないため、日常生活に不可欠な機能として欠かせない、とは言い難いのではないか。
○主としてリハビリのための機器であると考えられる。アウトカムに対する効果が在宅で示されていないので、介護保険に適する機材とは考えられない。
○安価であり、介護保険で負担するものではない。
○価格は比較的安価であり、保険給付対象とする必要性はないのではないか。
○本製品による利用効果が曖昧な反面、使用上のリスクが少ないということであれば、一般的な製品といえるのではないか。
○使用時に一定の姿勢の制御を行う必要があり、誤嚥防止を考えると介護者等の見守りが必要となるのではないか。
○「在宅」であり、なおかつ「購入」というサービス特性を踏まえれば、利用者の自己責任に委ねるのは、難しい機器ではないか。

有効性・安全性


一般用品


医療機器


在宅で使用


補装具


利用促進


工事を伴う

×



×



×

×





在宅の生活で本製品を必要とする利用対象者の特定や、在宅の要介護者等が使用する具体的な環境を想定し、要介護者が利用することによって自立
の促進や介護者の負担軽減を図られる福祉用具であることを示す提案になっていない。

○ 本機器の使用に際しては、有効な活用および安全な利用の観点から、医師等の医療専門職による管理下においてなされるべきものかどうかの整理が必
要である。


上記の点について、在宅での使用例に基づき自立の支援や安全に利用される対策を示すことや、提案されている効果についての定量的なデータを用い
た検証結果が得られる必要がある。

評価検討会結果(案)

□ 可

( □新規種目・種類

□拡充・変更 )

□ 評価検討の継続

■ 否

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