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資料3 検討を要する福祉用具の種目について(新規提案) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31625.html
出典情報 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和4年度第1回 3/7)《厚生労働省》
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分類1
①排泄予測支援機器

福祉用具の検討内容



新規種目・種類

□その他

※「提案の概要」は提案者の記載を転記。

要件1.要介護者等の自立の促進又は介助者の負担の軽減を図るもの
検討の視点

提案の概要

【有効性】
〇利用対象者
○利用対象者が明確である。 ・尿意の感知に課題のある方(本人)及び介護者

○自立の促進又は介助者の
負担の軽減の効果が示され
ている。

拡充・変更

排尿タイミング予測支援デバイスは、超音波を利用して、任意のタイミングで尿のたまり具合の目安が分かる製
品であり、スマートフォンアプリと連携することで、膀胱内の尿量を推定し、適切なトイレのタイミングを通知す
る。

Ⅰ.介護保険制度における福祉用具の範囲

○主たる使用場面が示され
ている。



○使用場面
・トイレ
○使用方法
・トイレに行くタイミング等で利用者本人または家族が排尿
前に測定し、スマートフォンに転送
・排尿後に改めて測定し、スマートフォンに転送
※上記の行為を1日数回繰り返すことで、次回のトイレ
のタイミングをアプリが通知する
※座位の場合は、要介護者の上体に対してデバイスを90度
の角度押しつけることで測定が可能
【機能】
(単回測定型)
・排尿前後に膀胱内の尿のたまり具合を測定し、一回排尿量、
頻度および尿産生スピード等のデータを蓄積。次回のトイ
レのタイミングを推定し、データの蓄積をすることにより
次回トイレのタイミングを推定・通知する
・単回測定型は、任意のタイミングで測定する為、利用者
等が拘束される時間が少ない
○利用効果
□日常生活上の便宜又は機能訓練
・心身機能の維持・向上
□自立の助長
・QOLの向上

※利用安全性を含む
構成員の意見
○利用対象者の明確化が必要である。(尿意の関知に課題
があるとは具体的にどのような疾患なのか、認知機能、
トイレへの移動能力など)
○測定方法によって、介護者がメインで使用するものか、
本人でも使用可能なものか分かれる。その上で、トイレ
のタイミングを推定・通知するまでのデータ蓄積等の遂
行力が家庭にあるかなどについては、どのように把握で
きているのか。
○使用場所をトイレとしているが、トイレに限定しないの
ではないか。むしろ仰臥位の姿勢で介護者が測定する機
器ではないか。
○「単回測定型」は、任意のタイミングで測定することか
ら、「常時装着型」に比べて、測定の手間や心理的拘束
感(測定の間隔やタイミングを気にする等)があるので
はないか。
○排泄予測支援機器の常時装着型とする種目定義に単回測
定型を加えるかどうかについては、常時装着型と比較し
て常時装着による皮膚トラブルや測定のための拘束時間
少ないという利点がある一方、単回測定したデータ蓄積
をもとに、次回の排泄タイミングを通知する方法は、
日々変化する食事量や水分摂取量、気温・室温、発汗量、
服薬等の影響による排尿量や頻度にどこまで対応できる
か、引き続き検証が必要ではないか。

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