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資料3 検討を要する福祉用具の種目について(新規提案) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31625.html
出典情報 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和4年度第1回 3/7)《厚生労働省》
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検討の視点
【有効性】
○実証データを示している。
・対象 ・方法
・指標 ・結果
・結果に基づいた提案と
なっている。
※機能訓練の効果について
は、心身機能に関する効果
のみではなく、活動や参加
に資するものを示している
こと。

提案の概要
○エビデンスデータ
■研究調査
【対象】
・対象症例:特別養護老人ホームに入居する要介護者 8例
要介護3~5
・65才以上
・自ら歩行することが可能な者
・オムツまたはパットを使用している者
【調査環境】
・施設(特別養護老人ホーム)

構成員の意見
○当該機器は、トイレへの誘導を促し、高齢者(本人)
の排泄の自立(普通トイレでの排尿)に役立てる機器
といえる検証はできているのか。
○当該機器は、地肌に直接当てて測定するものであり、
本人の尊厳にもかかわることであり、適用と使用方法
を明確にした上で、効果の実証が必要と考える。
○有効性の検証において、サンプル数が少なくどのよう
な状態像であれば自立支援又は介護者負担の軽減に資
するとの判断が困難である。対象症例が、歩行可能か
つオムツ等利用者を選定したところ8名だったという
ことかも知れないが、対象症例数が少ない。サンプル
数を増やし、効果的な使用方法を示す必要がある。

【調査方法】
・同意取得後、排尿チェック表を用いて病型分類を確認
症例登録後に6日間の観察期(通常のケアの継続、職員手書き
の排尿日誌を記載)を経て、6日間の介入期(本機器を使用し、
アプリによりトイレのタイミングを通知
○尿意の訴えのあった時点や、定時のおむつ交換時の実
※症例により本機器の使用回数は異なる
施等の記載もあるが、「次回のトイレタイミングを予
・トイレ誘導に際し、トイレに座った状態で、排尿前・後に測定
測」ということについて、どうなったら「予測でき
・本機器を使用したのは全例、介護者が行った
た」と解釈するのか、どのような定義で実施したかが
・本機器の使用タイミングについて、観察期における排尿日誌
わかりにくい。
(職員記載)による評価後、1日程度使用
・使用により利用者個々に適した次回のトイレタイミングを予測
○特定した平均排尿量に応じて次回のトイレのタイミン
・通知にて、トイレ誘導を行い、排尿時に前後で測定を行ったが、
グを通知されているが、任意計測のため、定期的な計
尿意の訴えのあった時点や、定時のおむつ交換の時点での実施
測を怠ると、アプリが管理している平均排尿量を基に
も含まれている
したトイレのタイミングと、実際のタイミングとのず
※今回は、施設職員の通常の定時誘導による尿意の確認は行って
れは生じないのか。
いない
○状況の変化に応じて再度データ取り直しを要する必要
【評価項目】
性があるのか、引き続き検証が必要ではないか。
・②~⑧で測定・評価

・主要評価項目:失禁回数の変化
・副次的評価項目:トイレ誘導回数の変化
要介護者のQOLスコアの変化
尿意の自覚症状の変化

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