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資料3 検討を要する福祉用具の種目について(新規提案) (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31625.html
出典情報 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和4年度第1回 3/7)《厚生労働省》
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分類4-2
⑥電子錠

福祉用具の検討内容



新規種目・種類

提案の概要

【有効性】
〇利用対象者
○利用対象者が明確である。 ・鍵の閉め忘れがある在宅高齢者
・介護ヘルパーやリハビリ等、在宅サービスの定期訪問に
おいて、玄関の鍵を預けたり、無施錠にして
○主たる使用場面が示され ○使用場面
ている。
・玄関
※施錠可能なドア・外開きに限る。
○自立の促進又は介助者の
負担の軽減の効果が示され
ている。
○実証データを示している。
・対象 ・方法
・指標 ・結果
・結果に基づいた提案と
なっている。
※機能訓練の効果について
は、心身機能に関する効果
のみではなく、活動や参加
に資するものを示している
こと。

拡充・変更

■その他

玄関などのオートロック化によるセキュリティーの向上とリモコンによる解錠のスムーズ化の促進のための電子錠。
セキュリティ面では、高齢者や介護を必要とする居住されている玄関などの無施錠状態を防止するセキュリティ対策や
来訪時に玄関の解錠をBluetooth接続のリモコンで、離れたところから鍵をスムーズに解錠できる製品。高齢者など、
在宅時、無施錠(鍵をかけない)でいる事や、外出時に鍵をかけ忘れる事があり、防犯の面から好ましい状況になく、ま
た介護ヘルパーの方やリハビリ介助者の方などの定期訪問者の来訪では、玄関の鍵を預けたり、無施錠にしておく等が
行われていることに対応する。

要件1.要介護者等の自立の促進又は介助者の負担の軽減を図るもの
Ⅰ.介護保険制度における福祉用具の範囲
検討の視点



【機能】
・Bluetooth接続によるボタンリモコン、スマホ、テンキー
パットのデバイスでアミュレットの鍵を解錠、玄関に行か
なくてもBluetoothの電波が届く範囲から解錠できる事で、
急な来訪など焦って玄関を開けに行かなくてもよくなり、
身体的な負担やストレスの軽減が図れる。

※「提案の概要」は提案者の記載を転記。

※利用安全性を含む
構成員の意見
○適切なアウトカム指標を設定した上で、必要な対象者数、
在宅の場面で、適切な統計学的手法を用いて検討すべきで
はないか。

〇自立の促進又は介助者の負担の軽減を図るものにそもそも
該当しないのではないか。
○あれば便利ではあるものの、介護に特化したものとはいえ
ない。
○自立の促進や介護負担の軽減を示す定量的なデータが示さ
れていない。
○要介護者等が特に必要な機能ではないと思われる。

○利用効果
1. オートロック機能でカギのかけ忘れが防げ防犯性の向上
2. シリンダーキー等のスペアキーの管理が必要なく、また
悪用されるリスクが無くなる
3. 歩行や寝起きなどがスムーズにできない、又は行動がで
きない環境下でも鍵の開閉のストレスが無くなる:解錠
動作の簡素化
4. 認知症の方の徘徊など、不用意な外出を抑止できる
5. 生活補助者・介護者や近親者のカギにまつわる様々なス
トレスを軽減
○エビデンスデータ
■アンケート調査
対象:約200名
内容:設置はスムーズに行えたか、使ってみてどうか等
■ヒアリング

○防犯用具であり、福祉用具の範囲に該当しないのではない
か。
○現在防犯用に顔認証を活用したなど類似の効果を目的とす
る商品があるが、これら製品との比較や区別化は必要では
ないか。

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