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資料5 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議の議論を踏まえて (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31415.html
出典情報 医薬品の販売制度に関する検討会(第2回 3/8)《厚生労働省》
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事例(1)レボノルゲストレル①
◆ 要望:個人 ◆効能・効果:緊急避妊
◆ 日本:2011年承認。2016年再審査結果、妊娠防止率 84%
◆ 世界:1999年フランスで販売承認、50カ国以上で販売
WHOの緊急避妊のエッセンシャルドラッグ
◆ 欧米等での一般用医薬品としての承認:英国、フランス、米国、カナダ、豪州

日本:第3回評価検討会議(2017年11月)結果 「否」
◆評価会議結果:「否」とする理由
-日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会:「否」
-使用者:悪用や濫用の懸念、効果の判断が困難等
-薬剤師:専門的知識が不十分等女性の生殖や避妊、緊急避妊に関する専門的知識が必要で、薬剤師の
更なる資質の向上(教育・研修の実施)が必要。高額である等の理由から、配備できない薬局等もある可能性が高い。

-制度:OTC化後、一般用医薬品/ネット販売への移行
◆パブリックコメント:OTC化に反対28件/OTC化に賛成320件
-女性の権利(リプロダクティブヘルス/ライツ)
-WHO(2017)の緊急避妊に関する勧告
-対応策(薬剤師の専門知識向上、販売体制など)

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