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資料3 自治体等の取組状況の評価のための調査 結果の概要(令和4月2月28日版) (39 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》 |
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次期健康増進計画策定に当たって国に求める支援
市区町村
○ 次期健康増進計画策定に当たって国に求める支援として、「財政的支援」「技術的支援」「データの提供」等が主な内容とし
て市区町村から挙げられた。
主な意見
内容の例
財政的支援
• 法的計画でないため、計画策定の予算を確保できない。計画の進捗管理を行ううえで有識者と連携を図りたいが、予算確保、有識者の選
定等が困難である。
• 健康増進計画策定時に課題等の評価を、客観的に行い、多角的に進めていきたいため、それらを他機関等に依頼する際の財政的な支援
があると、より健康課題やそれに伴う施策が具体的に深められると考える。
• 市民の健康づくりアンケート調査を評価指標と比較するため、次期計画策定時に実施することとしているが、実態調査に係る予算化が年々
困難となってきている。
• 健診については、一定の財政的支援があるが、疾病の予防を目的に実施している「食生活」「運動」「いきがい(交流)」といった一般的な予防
や健康づくりの施策については単独事業となっている。…(中略)…抑制効果が得られているエビデンスある健康づくり施策に対しては、事
業費の一部を財政支援していただきたい。
技術的支援
• 計画策定に向けた最新の知見、方向性等についての研修。助言を受ける機会。
• 国や県との比較など、計画の評価がしやすいように統一的な評価指標をどのように設定するか悩む。評価指標の設定やデータの入手方法な
どの技術的な助言や統一的な体制整備について支援してほしい。
• 健康増進計画は、周知・啓発等の取組みが多く、効果判定が難しいと感じているので評価に関する技術的支援を望む。
• アンケ-ト調査票のひな型や分析の仕方などが提示されれば、同規模他市町とも比較でき、評価もしやすくなる。
データの提供
• 国の調査の市町村別のデータを提供いただきたい。
• 評価のためのデータ収集や分析に職員の負担感があるので、次期計画の目標設定は、優先度を踏まえデータが市町村でも把握しやすいシ
ンプルな項目にし、同規模の市町と比較できるデータやデータ入手元の出典などを詳細に示していただけるとありがたい。
• 国保データベース(KDB)システム等を活用して…(中略)…現状分析を行っているが、年少人口・生産年齢口の多くが国民健康保険以
外の健康保険加入者である。他保険の場合、都道府県単位でのデータ入手はできるが、町民のデータを抽出することはできない。町民
全体の状況を把握できれば地域の健康課題の把握や健康施策に役立てられる。
その他
• 自治体の規模に応じた取組事例(好事例)の公表(せっかくの事例も、規模の差が大きいと自分の自治体と重ねて検討できないため。)
• 国民の健康課題や課題解決のための取り組みが組織を超えて可能となる体制。(特に自治体は子供の健康課題を解決する際、教育担
当課とこれらを共有する必要がありますが、「文科省から通知が来ていない」等の理由から、進みにくい現状があります。)
• 第三次計画策定にあたり、二次と変更する点や新たな方針があれば早めに提示してもらえると、計画に反映させやすい。
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市区町村
○ 次期健康増進計画策定に当たって国に求める支援として、「財政的支援」「技術的支援」「データの提供」等が主な内容とし
て市区町村から挙げられた。
主な意見
内容の例
財政的支援
• 法的計画でないため、計画策定の予算を確保できない。計画の進捗管理を行ううえで有識者と連携を図りたいが、予算確保、有識者の選
定等が困難である。
• 健康増進計画策定時に課題等の評価を、客観的に行い、多角的に進めていきたいため、それらを他機関等に依頼する際の財政的な支援
があると、より健康課題やそれに伴う施策が具体的に深められると考える。
• 市民の健康づくりアンケート調査を評価指標と比較するため、次期計画策定時に実施することとしているが、実態調査に係る予算化が年々
困難となってきている。
• 健診については、一定の財政的支援があるが、疾病の予防を目的に実施している「食生活」「運動」「いきがい(交流)」といった一般的な予防
や健康づくりの施策については単独事業となっている。…(中略)…抑制効果が得られているエビデンスある健康づくり施策に対しては、事
業費の一部を財政支援していただきたい。
技術的支援
• 計画策定に向けた最新の知見、方向性等についての研修。助言を受ける機会。
• 国や県との比較など、計画の評価がしやすいように統一的な評価指標をどのように設定するか悩む。評価指標の設定やデータの入手方法な
どの技術的な助言や統一的な体制整備について支援してほしい。
• 健康増進計画は、周知・啓発等の取組みが多く、効果判定が難しいと感じているので評価に関する技術的支援を望む。
• アンケ-ト調査票のひな型や分析の仕方などが提示されれば、同規模他市町とも比較でき、評価もしやすくなる。
データの提供
• 国の調査の市町村別のデータを提供いただきたい。
• 評価のためのデータ収集や分析に職員の負担感があるので、次期計画の目標設定は、優先度を踏まえデータが市町村でも把握しやすいシ
ンプルな項目にし、同規模の市町と比較できるデータやデータ入手元の出典などを詳細に示していただけるとありがたい。
• 国保データベース(KDB)システム等を活用して…(中略)…現状分析を行っているが、年少人口・生産年齢口の多くが国民健康保険以
外の健康保険加入者である。他保険の場合、都道府県単位でのデータ入手はできるが、町民のデータを抽出することはできない。町民
全体の状況を把握できれば地域の健康課題の把握や健康施策に役立てられる。
その他
• 自治体の規模に応じた取組事例(好事例)の公表(せっかくの事例も、規模の差が大きいと自分の自治体と重ねて検討できないため。)
• 国民の健康課題や課題解決のための取り組みが組織を超えて可能となる体制。(特に自治体は子供の健康課題を解決する際、教育担
当課とこれらを共有する必要がありますが、「文科省から通知が来ていない」等の理由から、進みにくい現状があります。)
• 第三次計画策定にあたり、二次と変更する点や新たな方針があれば早めに提示してもらえると、計画に反映させやすい。
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