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参考資料4 自治体等の取組状況の評価のための調査結果(令和4年2月28日版) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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特に力を入れて実施した取組について、「主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底」に関
連して、検診・健診の受診率向上に向けた取組、特定保健指導の実施率向上に向けた取組、糖尿病
の重症化予防に関する取組、COPD に関する啓発・受診勧奨当が特に力を入れて実施した取組として
挙げられていた。
表 6 :「主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底」に関する主な取組(都道府県・市
区町村)
領域
(1)がん
(2)循環器疾患

内容
検診・健診の受診率向上
:受診しやすい検診(健診)環境

検診・健診の受診率向上
:個別の受診勧奨(コール・リコール)

説明
時間の拡大(夕方・休日検診の実施、個別検診の実施、メール予約・ウェブ予約の導入)
費用負担の軽減(クーポン・助成(脳ドック等)、一部の無料化(女性のがん検診)、ワンコイン検診)
検診車、会場までの送迎
胃内視鏡や低線量CT、エコー検査等選択肢を増やすことでの受診環境整備
インセンティブの付与(商品券、地域のポイント)
はがき、電話、訪問
AIを活用した対象者の抽出
関係課との連携(国保等)
協会けんぽとの連携(協会けんぽが発送している特定健診受診券に被扶養者向けのがん検診チラシを同封)
事業所との連携(健診(検診)に関する実態把握、事業所健診時の個別指導、事業所と連携したがん検診
受診体制の整備、事業所での健康教育)
ナッジ理論を踏まえた郵送物の内容の工夫

検診・健診の受診率向上
若年世代、働き盛り世代・子育て世代、女性・妊産婦等に着目した健診環境の見直しや受診勧奨
:特定の層へのアプローチ
特定保健指導:対象者の抽出の工夫 健診結果やレセプト、KDBの活用(受診歴や服薬の確認等)
委託による体制強化(国保等の特定保健指導を医師会及び業者に委託し、これまで受けていなかった者にも特
特定保健指導:対象者の拡大
定保健指導を実施できる体制とした)
高血圧予防:減塩
実態・対象者把握(特定健診時に尿検査による推定食塩摂取量検査)
(3)糖尿病
対象者の抽出の工夫
個別支援
体制強化

KDBの活用(ハイリスク者の抽出)
医師会との連絡票を作成、CKD認定医育成

受診勧奨・啓発
COPD検診

対象者を抽出しはがきを送付(国保特定健診受診者で喫煙歴がある者)
COPD検診を開始

(4)COPD

「社会生活を営むために必要な機能の維持・向上」に関連して、各分野に対して教室・講座・講演の
実施が特に力を入れて実施した取組として挙げられていた。
表 7:「社会生活を営むために必要な機能の維持・向上」に関する主な取組(都道府県・市区町
村)
領域
(1)こころの健康

内容

説明

中高生へのアプローチ
ゲートキーパー養成
相談窓口の周知

SOSの出し方(教師側の受け止め方)に関する講座
-

各分野の教室・講演

食育、肥満防止、生活リズム(早寝・早起き)、こころの健康、未成年飲酒防止、未成年喫煙防止、歯科

親子へのアプローチ

スポーツイベント、クッキングイベント

生きがい・通いの場づくり
フレイル予防
オーラルフレイル予防
認知症

普及啓発、フレイル予防教室、体操やウォーキング
健診実施
認知症簡易チェック、認知症サポーター養成、認知症サポート医の増加

(2)次世代の健康

(3)高齢者の健康

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