＜薬剤師少数スポットの確保方針＞
薬剤師の増加を確保方針の基本とする。
＜薬剤師多数区域／多数都道府県の確保方針＞
既存の薬剤師確保施策の速やかな是正を求めるものではないが、より薬剤師が不
足している地域に対して優先的に施策を行うべきである。
なお、三次医療を担う病院等においては前項によらず、三次医療の確保・維持の
ための薬剤師確保策の実施を可能とする。
＜薬剤師少数でも多数でもない区域／薬剤師少数でも多数でもない都道府県の確保方
針＞
区域における実情を踏まえ、必要に応じて、薬剤師多数区域・多数都道府県の水
準まで薬剤師の確保を行うこととする。
＜現在時点と将来時点を考慮した確保方針＞
現在時点では薬剤師少数都道府県／薬剤師少数区域に該当するが、人口減少に伴
い将来時点には薬剤師少数都道府県／薬剤師少数区域を脱することが想定される
都道府県／区域については、薬剤師を確保するための短期的な施策の実施を検討
する。
現在時点では薬剤師少数都道府県／薬剤師少数区域には該当せずとも、将来時点
には薬剤師少数都道府県／薬剤師少数区域となることが想定される都道府県／区
域については、薬剤師を確保するための長期的な施策の実施を検討する。
現在時点では薬剤師少数都道府県／薬剤師少数区域に該当し、かつ、将来時点で
も薬剤師少数都道府県／薬剤師少数区域になることが想定される都道府県／区域
については、短期的な施策に加えて長期的な施策の実施を検討する。
（３）目標薬剤師数の設定の考え方
＜目標年次における目標薬剤師数の考え方＞
○ 目標薬剤師数は、目標年次において確保されているべき薬剤師数を表し都道府県別
に求める。
目標薬剤師数 ＝
（目標年次における推計業務量（病院）（※1）＋目標年次における推計業務量
（薬局）（※2））÷（全薬剤師（病院＋薬局）の平均的な労働時間（※3））×
目標偏在指標

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