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薬剤師確保計画ガイドライン (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakkyoku_yakuzai/index.html |
出典情報 | 薬剤師確保について 薬剤師確保計画ガイドライン(6/9)《厚生労働省》 |
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は都道府県においては、そのピークに向けて確保すべき薬剤師数について目標薬剤
師数に加味できていないことになるため、目標薬剤師数は足下の目標としては過小
評価となっている可能性がある。そのような二次医療圏又は都道府県においては、
直近の薬剤師需要に基づいて算出される薬剤師数である目標薬剤師数の実現に努め
ることが重要である。
(6)目標薬剤師数を実現するための施策
1)施策の考え方
○ 薬剤師が不足している病院や薬局においては、薬剤師確保に向けて取り組むことが
難しい状況にある可能性が高いと考えられることも踏まえながら、施策を行ってい
くことが望まれる。具体的には薬剤師少数区域に所在する病院・薬局に対して施策
を推進する上でインセンティブを付与することが考えられる。
○ 薬剤師確保対策としては、薬剤師の積極的な確保が求められる病院・薬局に関する
情報の提供、潜在薬剤師の復帰支援、離職の防止対策などの短期的に効果が得られ
ると考えられる施策と、奨学金の貸与制度や薬学部における地域枠・地域出身者枠
の設定、地域が出身である学生への普及啓発などの薬剤師確保の効果が得られるま
でに時間のかかる長期的な施策が存在する。
○ 都道府県は、都道府県及び二次医療圏ごとに定めた薬剤師確保の方針に基づき、こ
れらの施策のうちから適切な施策を組み合わせて行うことが重要である。
○ 以下では、都道府県において実施し得ると考えられる施策の一例を示す。「薬剤師
確保のための調査・検討事業
報告書」(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局
総務課委託事業)、「 病院薬剤師を活用した医師の働き方改革推進事業
病院薬
剤師の勤務実態調査 報告書」(令和4年度厚生労働省医政局総務課委託事業)も
参照されたい。
2)薬剤師確保の施策
① 地域医療介護総合確保基金の活用
○ 具体的な活用策としては、奨学金の貸与や、医療機関への薬剤師派遣、復職支援な
どが挙げられる。
○ 地域医療介護総合確保基金を活用した既存の取組については今後も活用可能ではあ
るが、薬剤師が不足している地域の医療機関に対して優先的に活用されるべきであ
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師数に加味できていないことになるため、目標薬剤師数は足下の目標としては過小
評価となっている可能性がある。そのような二次医療圏又は都道府県においては、
直近の薬剤師需要に基づいて算出される薬剤師数である目標薬剤師数の実現に努め
ることが重要である。
(6)目標薬剤師数を実現するための施策
1)施策の考え方
○ 薬剤師が不足している病院や薬局においては、薬剤師確保に向けて取り組むことが
難しい状況にある可能性が高いと考えられることも踏まえながら、施策を行ってい
くことが望まれる。具体的には薬剤師少数区域に所在する病院・薬局に対して施策
を推進する上でインセンティブを付与することが考えられる。
○ 薬剤師確保対策としては、薬剤師の積極的な確保が求められる病院・薬局に関する
情報の提供、潜在薬剤師の復帰支援、離職の防止対策などの短期的に効果が得られ
ると考えられる施策と、奨学金の貸与制度や薬学部における地域枠・地域出身者枠
の設定、地域が出身である学生への普及啓発などの薬剤師確保の効果が得られるま
でに時間のかかる長期的な施策が存在する。
○ 都道府県は、都道府県及び二次医療圏ごとに定めた薬剤師確保の方針に基づき、こ
れらの施策のうちから適切な施策を組み合わせて行うことが重要である。
○ 以下では、都道府県において実施し得ると考えられる施策の一例を示す。「薬剤師
確保のための調査・検討事業
報告書」(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局
総務課委託事業)、「 病院薬剤師を活用した医師の働き方改革推進事業
病院薬
剤師の勤務実態調査 報告書」(令和4年度厚生労働省医政局総務課委託事業)も
参照されたい。
2)薬剤師確保の施策
① 地域医療介護総合確保基金の活用
○ 具体的な活用策としては、奨学金の貸与や、医療機関への薬剤師派遣、復職支援な
どが挙げられる。
○ 地域医療介護総合確保基金を活用した既存の取組については今後も活用可能ではあ
るが、薬剤師が不足している地域の医療機関に対して優先的に活用されるべきであ
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