-
2014年06月04日(水)
[27年度予算] 新たな基金での「地域医師会の初期救急」支援等求める 日医
- 日本医師会は6月4日の定例記者会見で、平成27年度概算要求要望について公表した。 要望の柱(重点項目)は、(1)地域包括ケアの推進(2)生涯保健事業の推進による健康寿命の延伸(3)東日本大震災への対応と今後の災害対策(4)医療安全対策の推進と医療事故調査制度の発足に向けた取組み(5)感染症対策の推進(6)消費税増税時の対応―など10本(p3参照)(p46~p49参照)。 要望内容を詳しく見てみると、重点項目の・・・
-
2014年05月30日(金)
[医療改革] 外来受診時定額負担や医療費支出目標設定などで財政を健全化
- 財務省は5月30日に、「財政健全化に向けた基本的考え方」を発表した。 これは、財政制度等審議会における議論をまとめたもの。(1)2015年度の国・地方のプライマリバランス赤字対GDP比を、2010年度に比べて半減する(2)2020年度までに確実に国・地方のプライマリバランスを黒字化し、その後の債務残高対GDP比を安定的に引下げる―という財政健全化目標達成への道筋を示している(p6参照)。 財政健全化に向けては歳出の効・・・
-
2014年05月28日(水)
[介護] 介護プロフェッショナル段位制度、評価者講習会の参加者募集
- 厚生労働省は5月28日に、介護保険最新情報Vol.375を公表した。 今回は、同日付の「平成26年度 介護プロフェッショナルキャリア段位制度に係る評価者(アセッサー)及び外部評価審査員講習」についての事務連絡を紹介している。 介護プロフェッショナルキャリア段位制度は、内閣府が介護人材の育成・確保を目指して創設したもので、シルバーサービス振興会が実施機関として運用している。介護に関する共通の職能評価のものさし・・・
-
2014年04月24日(木)
[介護保険] 地域包括ケア構築に向け、在宅医療・介護連携の先進事例を報告
- 厚生労働省は4月24日に、「都道府県 在宅医療・介護連携 担当者・アドバイザー合同会議」の初会合を開催した。 社会保障・税一体改革の中では、病床機能の分化・強化等とともに「地域包括ケアシステムの構築」が最重要項目として掲げられている。 地域包括ケアシステムは、大きな括りとして「医療」「介護」「予防」「住まい」「生活支援」を一体的に提供し、要介護度が重くなっても地域での生活を継続できるようにする構想<・・・
-
2014年03月27日(木)
[介護保険] 認知症対応通所介護、ショートやデイが優先され利用者確保困難
- 厚生労働省は3月27日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。 この日は、(1)平成25年度介護従事者処遇状況等調査結果(p3~p46参照)(2)平成24年度介護報酬改定の効果検証等調査(平成25年度調査)結果(p47~p106参照)―などについて報告を受けている。 (1)の介護従事者処遇状況等調査は、介護職員の処遇改善に向けた取組み(平成21年度からの交付金、平成24年度からの加算)によって、給与等がどう・・・
-
2014年03月20日(木)
[介護保険] 介護従事者の給与「引上げた」61.8%、定期昇給実施は約5割
- 厚生労働省は3月20日に、社会保障審議会・介護給付費分科会の「介護事業経営調査委員会」を開催した。 この日は、「平成25年度 介護従事者処遇状況等調査」の結果が報告された。 介護従事者には「労働に見合った対価が得られていない(給与水準が低い)」「キャリア・アップが難しい」などの労働環境に関する不安がある。そこで、平成21年度には『介護職員処遇改善交付金』が、24年度にはこれを引継ぐ形で【介護職員処遇改善加・・・
-
2014年03月12日(水)
[社会福祉] 26年度社会福祉振興助成の対象事業者、4月1日より募集開始
-
- 平成26年度 社会福祉振興助成事業募集のお知らせ(3/12)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 社会福祉
-
2014年02月19日(水)
[医療提供体制] 看護師不足解消に向け、看護師等人材確保法改正し復職支援
- 厚生労働省は2月19日に、「人材不足分野等における人材確保・育成対策推進会議」の初会合を開催した。 介護や看護など人手不足が見られる分野は、全国的な雇用情勢の改善や、各分野での労働需要の高まりなどに伴い、一層の人手不足が懸念される状況だ。 厚労省はこれら分野の人材や担い手の確保・育成対策の強化を図るため、部局横断的な連携をとって中長期的視点で総合的に取組む推進本部を設置した(p2参照)。 座長に・・・
-
2013年12月26日(木)
[介護保険] 高齢者の虐待防止・支援に向け、研修や援助求める
- 厚生労働省は12月26日に、介護保険最新情報Vol.351を公表した。今回は、同日付の事務連絡「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果を受けての対応」について掲載している。 高齢者虐待等についての調査結果を受けて厚労省は、(1)養介護施設従事者等への対応(2)養護者への対応(3)市町村における高齢者虐待防止対応のための体制整備(4)市町村に対する都道府県の・・・
-
2013年09月03日(火)
[介護保険] 介護従事者の処遇改善、人材育成への財源確保し雇用促進を
-
- 介護従事者の人材確保と処遇改善のための財源確保についての要望書(9/3)《全国老人保健施設協会ほか》
- 発信元:全国老人保健施設協会ほか カテゴリ: 介護保険
-
2013年06月12日(水)
[介護] 移乗介助等、ロボット介護機器のプレス向け展示会を開催 経産省
-
経済産業省は6月12日に、「高齢化社会を支え、新しいものづくり産業を興すロボット介護機器のプレス向け展示会」を開催した。
これは、高齢者の自立促進、介護従事者の負担軽減に資するロボット介護機器の開発・導入を進めるための「ロボット介護機器開発導入促進事業」の第1次公募で選択された24事業者のうち、とくに早期に製品化が見込まれる開発中のロボット介護機器(9社)を展示したもの(p1~p2参照)。
新たな成長・・・
-
2013年05月31日(金)
[介護保険] 定期巡回・随時対応、1日の平均コール数は4.1回
-
厚生労働省は5月31日に、社会保障審議会・介護給付費分科会を開催した。この日は、(1)平成24年度・25年度の「介護従事者処遇状況等調査」(2)平成24年度介護報酬改定の効果検証および調査研究に係る調査―の大きく2点が議題となった。
(1)のうち、24年度の処遇状況等調査(p3~p36参照)については、これまでに、下部組織である「介護事業経営調査委員会」で議論されている。詳細は、そちらの記事をご覧いただきたい。
・・・
-
2013年05月21日(火)
[介護保険] 特養ホームの実在内部留保は、1施設あたり約1.6億円
-
厚生労働省は5月21日に、社会保障審議会・介護給付費分科会の「介護事業経営調査委員会」を開催した。
この日は、(1)平成24年度介護従事者処遇状況等調査の結果(p3~p71参照)(2)25年度介護従事者処遇状況等調査の実施(p73~p75参照)(3)特別養護老人ホームの内部留保(p76~p103参照)―の3点を議題とした。
(1)については、前回(3月25日)会合でも一部報告されている。今回は、委員からの指摘等を踏まえ・・・
-
2013年03月25日(月)
[介護保険] 24年度改定創設の介護職員処遇改善加算、特養等で9割以上が届出
-
厚生労働省は3月25日に、社会保障審議会・介護給付費分科会の「介護事業経営調査委員会」を開催した。
この日は、平成24年度の介護従事者処遇状況等調査の結果報告を受けるなどした。
介護従事者には、「労働に見合った対価が得られていない(給与水準が低い)」「キャリア・アップが難しい」などの労働環境に関する不安がある。そこで、21年度には『介護職員処遇改善交付金』が、24年度にはこれを引継ぐ形で【介護職員処遇・・・
-
2013年03月12日(火)
[意見募集] 1人訪問看護、石巻市・南相馬市に限定して25年9月30日まで延長
-
- 東日本大震災に対処するための基準該当訪問看護の事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令案に関する意見募集について(3/12)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 老人保健課 カテゴリ: 介護保険
未曾有の損害を東北地方にもたらした東日本大震災により、医療・介護提供体制も大きな被害を受けている。とくに、医療・介護従事者が県外に移住したことなどを受け、マンパワー不足が深刻化している。
このため、厚労省は医療・介護提供体制や診療報・・・
-
2013年03月10日(日)
[調査] 意識なく、治る見込みない場合、7割が人工呼吸器等による延命望まず
-
- 人生最期の医療に関する調査(3/10)《高齢社会をよくする女性の会》
- 発信元:NPO法人 高齢社会をよくする女性の会 カテゴリ: 調査・統計
この調査は、市民や医療・介護従事者が「人生最期の医療のあり方」をどう捉えているのかを調べるもの。調査時期は、2012年12月~2013年2月(p2参照)。
調査対象は、全国の10~90歳代の4744人(女性3485人・男性1259人)で、60歳以上が約半数を占める(p2参照)(p4参照)(p6参照)(p28参照)。回答者の・・・
-
2012年09月20日(木)
[在宅医療] 在宅医療を地域全体に普及させるには、市町村が中心となるべき
-
厚生労働省は9月20日に、平成23年度の「在宅医療連携拠点事業総括」について公表した。
在宅医療連携拠点事業とは、在宅医療を提供する機関等をハブ(連携拠点)として、多職種協働による在宅医療の支援体制を構築するためのモデル事業である。23年度は、連携拠点として(1)志村大宮病院(茨城)(2)天竜厚生会診療所(静岡)(3)あおぞら診療所(千葉)(4)鶴岡地区医師会(山形)(5)西岡病院(北海道)(6)白十字訪問・・・
-
2012年09月07日(金)
[介護保険] 介護サービスの消費税、税率引上げに向け24年度中に実態把握
-
厚生労働省は9月7日に、社会保障審議会・介護給付費分科会の「介護事業経営調査委員会」を開催した。この委員会では、(1)介護事業経営概況調査(2)介護事業経営実態調査(3)介護従事者処遇状況等調査(4)介護事業経営分析等調査―の4つの調査の設計・集計・分析方法の検討を行う。
この日は、介護保険サービスに関する消費税の取扱いなどが議題となった。
保険診療と同じく、介護保険サービスについても消費税は非課税と・・・
-
2012年08月23日(木)
[安全対策] 介護ベッド等による死亡と重傷事故、家庭での人的被害多い
-
- 介護現場における介護ベッド等による事故の防止について(注意喚起)(8/23)《製品安全センター》
- 発信元:独立行政法人 製品評価技術基盤機構 製品安全センター カテゴリ: 介護保険
介護ベッドおよび関連用具(以下、介護ベッド等)は、病院や介護施設ほか、在宅介護の普及により家庭でも利用されているが、中でも家庭における事故が多く発生している。
これまで、本センターに通知された製品事故のうち、介護ベッド等による事故は、平成19年度~23・・・
-
2012年08月17日(金)
[介護] 介護従事者の低賃金変わらず、良質な人材確保が難航 実態調査
-
- 平成23年度 介護労働実態調査結果について(8/17)《介護労働安定センター》
- 発信元:財団法人 介護労働安定センター カテゴリ: 調査・統計
事業所調査は、有効調査対象のうち回答があった7070事業所(有効回答率41.2%)で実施された(p1参照)(p11参照)。主な調査項目は、(1)雇用管理の状況(2)運営上の課題(3)労働者の個別状況―など。
・・・
-
2012年06月22日(金)
[介護保険] 介護職員の処遇改善状況把握するため、24年10月に調査実施
-
厚生労働省は6月22日に、社会保障審議会の介護給付費分科会を開催した。この日は、介護従事者処遇状況等調査について報告を受けている。
介護職員には、「『労働量に見合った賃金が得られない』『キャリアアップできるのか、先が見えない』などの不安があるため、業務継続が困難である」との指摘がある。そこで、平成21年度の補正予算で賃金増とキャリアパス作成を要件とする『介護職員処遇改善交付金』が創設され、24年度の介・・・
-
2012年06月18日(月)
[認知症] グループホームをケア拠点とし、地域に根ざした認知症ケア実現を
-
厚生労働省は6月18日に、介護保険最新情報vol.291を公表した。今回は、「今後の認知症施策の方向性について」のとりまとめに関する事務連絡を掲載している。
これは、厚労省の「認知症施策検討プロジェクトチーム」が、過去10年間の認知症施策を再検証した上で、今後目指すべき基本目標と施策の方向性について検討した内容を総括したもの(内容はすでにお伝えした通り)。
報告書は、(1)基本的な考え方(2)現状・課題等(・・・
-
2012年05月29日(火)
[介護保険] 24年度改定で新設された介護職員処遇改善加算、実施状況を調査
-
厚生労働省は5月29日に、社会保障審議会・介護給付費分科会の「介護事業経営調査委員会」の初会合を開催した。
この委員会は、従前の調査実施委員会を発展的に改組したもので、主に(1)介護事業経営概況調査(2)介護事業経営実態調査(3)介護従事者処遇状況等調査(4)介護事業経営分析等調査―の4つの調査の設計・集計・分析方法の検討を行うことが期待されている(p2参照)。
初会合のこの日は、(3)の「介護従事者・・・
-
2012年05月17日(木)
[介護保険] 調査実施委員会を「介護事業経営調査委員会」に発展的改組
-
厚生労働省は5月17日に、社会保障審議会の介護給付費分科会を開催した。
この日は、厚労省から、分科会の下部組織として「介護事業経営調査委員会(仮称)」を設置してはどうかとの提案が行われた。
介護報酬改定においては、分科会の下部組織である「調査実施委員会」において介護サービス事業所の経営状況が調べられ(介護事業経営実態調査等)、その結果が改定論議の基礎資料となる。今回、厚労省当局は、調査実施委員会・・・
-
2011年12月22日(木)
[診療報酬] 次期プラス改定、地域医療の崩壊の食い止めに期待 日医
-
日本医師会は12月22日の定例記者会見で、平成24年度診療報酬・介護報酬改定に関する見解を明らかにした。
日医は、今般の診療報酬改定におけるプラス改定は、「野田総理大臣が就任前の8月に『平成24年度の診療報酬改定は基本的にマイナスはない』と発言されたことをまさに実行されたものと考える」との見解を示した。また、医師の疲弊、産科医療・小児医療・救急医療等、地域医療の崩壊を少なからず食いとめるものであると確信・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。