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2020年05月22日(金)
[医療費] 19年4-12月の医療保険医療費、75歳以上で4.3%増
- 厚生労働省が22日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2019年度11-12月号」によると、19年4-12月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は18兆1,012億円(対前年同期比2.1%増)、75歳以上は12兆7,040億円(4.3%増)となったことがわかった(p2参照)。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が5兆8,695億円(0.2%増)、75歳以上は6兆3,570億円(3.8%増)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が6兆9・・・
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2020年05月13日(水)
[医薬品] 市販品類似薬の給付除外・償還率変更検討を 健保連・協会けんぽ
- 健康保険組合連合会と全国健康保険協会は、超高額薬ゾルゲンスマの保険適用が決定されたことを評価する一方、今後の人口減少と高齢化の進展の中で国民皆保険制度を維持していくためには、既存医薬品の給付範囲について、除外も含めた見直しを早急に検討すべきとのコメントを発表した。市販品類似薬を保険診療下で相対的に必要度が低下したものと位置付け、給付除外または償還率変更の検討に着手すべきとした(p1参照)。 ゾ・・・
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2020年05月13日(水)
[診療報酬] 医療機関の経営危機への対応策を検討 新型コロナ拡大で厚労省
- 中央社会保険医療協議会が13日に開催した総会で、厚生労働省保険局の森光敬子医療課長は、新型コロナウイルスの感染拡大によって生じている病院や診療所、薬局の経営的な危機への対応策を検討していることを明らかにした。診療側の委員が、医療機関を支援するための医療保険上の仕組みを検討するよう要望したことに答えた。 総会で日本医師会常任理事の松本吉郎委員が、感染の拡大を受けて、4月の医業収入が前年同月と比べて3割・・・
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2020年05月08日(金)
[診療報酬] レムデシビルは評価療養に該当、保険外併用療養で 中医協
- 厚生労働省は8日、中央社会保険医療協議会・総会を持ち回りで開催し、特例承認したレムデシビルの医療保険上の取り扱いについて了承を得た。ギリアド・サイエンシズが全世界に無償提供するとしており薬価収載希望書が提出されないことから、無償提供の間は公的な管理の下で流通させる予定とし、医療保険上では「時限的・特例的な対応」として、保険外併用療養のうち「評価療養」に該当するものとした(p2参照)。 評価療養・・・
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2020年04月07日(火)
[診療報酬] 感染防止の対応を診療報酬で特例的に評価へ 緊急経済対策
- 新型コロナウイルスの感染拡大の収束にめどが付くまでの緊急支援などとして、政府は7日の臨時閣議で緊急経済対策を決定した。医療関連では、感染拡大防止策や医療提供体制の整備、治療薬の開発など2.5兆円規模となる(p45参照)。新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、全国の感染症指定医療機関などで5万床超のベッドを確保する。さらに、感染を防止するための医療現場での対応を診療報酬で特例的に評価する方向性も・・・
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2020年03月30日(月)
[医療費] 19年4-10月の医療保険医療費、75歳以上で4.4%増
- 厚生労働省が3月30日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2019年10月号」によると、19年4-10月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は13兆9,972億円(対前年同期比1.9%増)、75歳以上は9兆8,437億円(4.4%増)となったことがわかった(p2参照)。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が4兆5,569億円(0.0%減)、75歳以上は4兆9,156億円(3.7%増)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が5兆3,95・・・
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2020年03月30日(月)
[医療費] 19年4月-19年10月の概算医療費、前年比2.8%増 厚労省
- 厚生労働省が3月30日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2019年10月号」によると、19年4月-19年10月の概算医療費は25.3兆円、対前年同期比では2.8%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は14.1兆円(対前年同期比1.8%増)、75歳以上は9.9兆円(4.4%増)だった(p1参照)(p4参照)。 1人当たり医療費は20.1万円(3.0%増)で、75歳未満は13.1万円(2.6%増)、75歳以上は55.6万円(1.5%増)・・・
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2020年03月27日(金)
[診療報酬] 診療報酬請求書などの記載要領の一部改正で通知 厚労省
- 厚生労働省は27日、2020年度診療報酬改定に伴う診療報酬請求書などの記載要領の一部改正を周知するよう、都道府県などに通知した。診療報酬請求書(医科・歯科、入院・入院外併用)の入院分の「療養の給付」欄については、「件数」欄には明細書の医療保険にかかわる件数の合計、「診療実日数」欄には明細書の診療実日数の合計をそれぞれ記載するよう求めている(p4参照)。 また、「点数」欄には明細書の「療養の給付」欄の・・・
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2020年03月27日(金)
[改定情報] 診療報酬請求書の記載要領の一部改正などで通知 厚労省
- 厚生労働省は3月27日、2020年度診療報酬改定に伴う、診療報酬請求書の記載要領の一部改正などについて、地方厚生局などに通知した。患者の重症度に応じた救急医療を提供する目的で算定要件の見直しが行われた「救急医療管理加算」では、患者の状態の根拠として診療報酬明細書の摘要欄に記載する指標の内容を明らかにした。 「救急医療管理加算1」の算定対象患者は、意識障害や呼吸不全、広範囲熱傷など9項目(ア~ケ)のいずれ・・・
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2020年03月26日(木)
[医療改革] 費用対効果評価は中医協の議論に 社保審・医療保険部会が了承
- 厚生労働省は26日の社会保障審議会・医療保険部会に、改革工程表で検討すべき項目とされている「医薬品の費用対効果評価の活用について」の議論を求めた。費用対効果評価については、中央社会保険医療協議会で議論を重ねた上で2019年4月から運用を開始したばかりで、20年4月から人材育成プログラムが開始予定であることなどから、厚労省は論点として「中医協で継続して検討していく」方針を提示、了承された(p70参照)。 ・・・
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2020年03月26日(木)
[医療改革] 保険給付率と患者負担率のバランスで議論 社保審医療保険部会
- 厚生労働省は26日、社会保障審議会・医療保険部会で、改革工程表に「骨太方針2020に向けて関係審議会で議論」とされている各課題について、引き続き議論を求めた。「保険給付率と患者負担率のバランスなどを定期的に見える化し、診療報酬、保険料・公費負担、患者負担についての総合的な対応の検討」では、実効給付率の推移や、これまでの診療報酬改定と保険料・患者負担についての制度上の見直しの経緯などの資料を提示した・・・
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2020年03月26日(木)
[医療改革] 金融資産の保有を反映させた負担に慎重論が続出 社保審部会
- 社会保障審議会・医療保険部会は26日、社会保障の給付と負担の見直しの在り方を再び議論した。厚生労働省が、医療保険で金融資産などの保有状況を考慮した負担を被保険者に求める仕組みについて議論を促したが、委員からは慎重な意見が相次いだ(p46参照)。 給付と負担の見直しを巡っては、「新経済・財政再生計画改革工程表2019」で、マイナンバーの導入などの金融資産の把握に向けた取り組みを踏まえながら、医療保険制・・・
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2020年03月25日(水)
[診療報酬] 新型コロナ、診療側が報酬算定の柔軟な対応を要望 中医協総会
- 中央社会保険医療協議会が25日に開いた総会で、診療側委員は、新型コロナウイルス感染症の患者に対する医療機関での対応を促すため、診療報酬の算定で柔軟に対応するよう要望した。これに対して、厚生労働省保険局の森光敬子・医療課長は、「個別の状況を伺いながら対応していきたい」と応じた。 総会で松本吉郎委員(日本医師会常任理事)は、「今後、新型コロナウイルス感染症がさらに拡大した場合、本来の対象ではない患者を・・・
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2020年03月23日(月)
[医療改革] 経済・財政一体改革推進委員会が有識者からヒアリング
- 経済・財政一体改革推進委員会は23日、経済財政諮問会議による骨太方針2020の取りまとめに向け、有識者から社会保障分野に関するヒアリングを行った。印南一路委員(慶大教授)は、対面診療の必要性が低いなど一部の患者に対し、期間限定で現行よりも規制を緩めたオンライン診療を試行的に実施できるようにすることなどを提案した。 印南委員が提言したのは、▽オンライン診療など▽医療保険の給付範囲の見直し▽地域医療構想▽後発・・・
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2020年03月23日(月)
2020年度診療報酬改定の留意事項通知を発出 動画配信も 厚労省
MC plus Monthly 2020年3月号 -
- MC plus Monthly 2020年3月号
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: Monthly
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2020年03月19日(木)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 3月23日-3月28日
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- 来週注目の審議会スケジュール(3月23日-3月28日)(3/19)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2020年03月12日(木)
[医療改革] 薬剤自己負担引き上げに賛否相半ば 社保審・医療保険部会
- 厚生労働省は12日の社会保障審議会・医療保険部会で、改革工程表が検討項目としている薬剤自己負担の引き上げについて、議論を求めた。自己負担の考え方としては、財政制度等審議会の資料からフランス方式とスウェーデン方式があること、また、OTC類似薬では保険外併用療養費活用の考え方があることを示した。議論では、推進すべきとの意見、反対または慎重な姿勢の意見が相半ばした(p50参照)。 厚労省は、薬剤自己負担引・・・
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2020年03月12日(木)
[医療改革] 定額負担拡大、200床以上一般病院は688病院に 厚労省
- 厚生労働省は12日の社会保障審議会・医療保険部会で、大病院受診時の定額負担の拡大についての議論を求めた。特定機能病院と4月から拡大される一般病床200床以上の地域医療支援病院の初再診時負担義務化では、666病院が対象となるが、さらに200床以上の一般病院に拡大されると新たに688病院が加わることになることを資料で説明した。対象病院拡大の方向性に反対の意見はなかった(p23参照)。 大病院受診時の定額負担義務化・・・
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2020年03月06日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 3月9日-3月14日
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- 来週注目の審議会スケジュール(3月9日-3月14日)(3/6)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2020年02月28日(金)
[医療費] 19年4月-19年9月の概算医療費、前年比3.3%増 厚労省
- 厚生労働省が2月28日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2019年8-9月号」によると、19年4月-19年9月の概算医療費は21.6兆円、対前年同期比では3.3%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は12.1兆円(対前年同期比2.5%増)、75歳以上は8.5兆円(4.8%増)だった(p1参照)(p4参照)。 1人当たり医療費は17.1万円(3.5%増)で、75歳未満は11.2万円(3.3%増)、75歳以上は47.5万円(1.9%増)・・・
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2020年02月28日(金)
[医療費]19年4-9月の医療保険医療費、75歳以上で4.8%増
- 厚生労働省が2月28日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2019年8-9月号」によると、19年4-9月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は11兆9,625億円(対前年同期比2.5%増)、75歳以上は8兆4,023億円(4.8%増)となったことがわかった(p1参照)。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が3兆8,988億円(0.3%増)、75歳以上は4兆1,999億円(3.9%増)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が4兆6,0・・・
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2020年02月27日(木)
[医療改革] 「後期高齢者の自己負担割合の在り方等」で資料を提出 厚労省
- 厚生労働省は2月27日の社会保障審議会・医療保険部会に、「後期高齢者の自己負担割合の在り方等について」と題する資料を提出した。新経済・財政再生計画の改革工程表でも、「現役並み所得」の判断基準の見直しについて、現役との均衡の観点から検討するとされている(p33参照)。 後期高齢者医療は現在、原則1割負担だが、現役並み所得者は、現役世代と同じ3割負担となっている。また、原則2割負担の70-74歳世代も現役並・・・
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2020年02月27日(木)
[医療改革] 薬剤自己負担の引き上げの議論も 社保審・医療保険部会
- 社会保障審議会・医療保険部会は2月27日、昨年12月19日の全世代型社会保障検討会議の中間報告を踏まえ、個別項目ごとの議論を開始した。議題は後期高齢者の自己負担割合の在り方だったが、経済団体や保険者団体からは、薬剤自己負担の在り方についての議論も避けて通れないとの意見があった。厚生労働省は、1月31日の部会に提示した資料で、「改革工程表」を踏まえ議論する項目として挙げている(p158参照)。 医療保険部会・・・
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2020年02月27日(木)
[医療改革] 75歳以上の2割負担、対象者の「線引き」に慎重論も 社保審部会
- 社会保障審議会・医療保険部会は27日、一定以上の所得がある後期高齢者(75歳以上)の医療費の自己負担割合の在り方などを引き続き議論した。現在は1割の窓口負担を2割にすることについて、この日も保険者側の委員らが賛同したが、診療側や高齢者団体の委員が反対の姿勢を示した。一部からは、2割負担にする対象者の「線引き」を慎重に行うべきだとの意見も上がった。今夏までの取りまとめに向け、同部会ではこの議論を引き続き・・・
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2020年02月21日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 2月24日-2月29日
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- 来週注目の審議会スケジュール(2月24日-2月29日)(2/21)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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