-
2020年08月21日(金)
「骨太の方針2020」が閣議決定 データヘルス集中改革盛り込む ほか
『MC plus Monthly』8月号 -
- MC plus Monthly 8月号
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: Monthly
-
2020年08月19日(水)
[介護] 理学療法士の訪問看護、人員基準の厳格化を 社保審・分科会で意見
- 厚生労働省は19日の社会保障審議会・介護給付費分科会に、2021年度介護報酬改定に向けた訪問看護サービスについての議論を求めた。委員からは、訪問看護における理学療法士の従事者数や訪問割合の高さに疑問を呈する意見が多く出た。 訪問看護は、利用者の年齢や疾患、状態によって医療保険または介護保険いずれかの適用となるが、要介護者は介護保険の給付が優先される(p214参照)。ただし、末期の悪性腫瘍などで主治医の・・・
-
2020年08月07日(金)
[医療改革] 顔認証付きカードリーダーの申請受け付けを開始 厚労省
- 厚生労働省は7日、患者が加入している医療保険の資格がオンラインで確認できる「オンライン資格確認」で利用する「顔認証付きカードリーダー」について、医療機関・薬局からの申請の受け付けを開始したと発表した(p1参照)。 顔認証付きカードリーダーの申請は、社会保険診療報酬支払基金の「医療機関等向けポータルサイト」にアカウントを登録して申し込む。申請により、社会保険診療報酬支払基金から、医療機関・薬局に・・・
-
2020年07月31日(金)
[介護] 2018年の介護療養型医療施設数、前年比14.2%減少 厚労省調査
- 厚生労働省は7月31日、2018年の「介護サービス施設・事業所調査の概況」を公表した。それによると、介護保険施設数は、介護老人福祉施設が8,097施設(対前年比2.6%増)、介護老人保健施設が4,335施設(0.3%増)、介護療養型医療施設が1,026施設(14.2%減)となった。18年4月より創設された介護医療院は、62施設(定員4,533人)だった(p5参照)。 施設種類別の1施設当たり定員数は、介護老人福祉施設69.1人、介護老人保・・・
-
2020年07月31日(金)
[介護] 保険給付対象の福祉用具について考え方を再整理へ 厚労省検討会
- 厚生労働省は、介護保険の給付対象になる福祉用具の考え方について検討を始めた。通信機能など、複合的な機能を備えた福祉用具などに代表されるテクノロジーの発達と普及など、現状を踏まえて見直す点を検討する。保険給付の対象となる福祉用具の種目の拡充について検討する際の具体的な評価基準についても明確化を図る(p16~p19参照)。 7月31日に開かれた厚労省の「介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会」では、保険給付・・・
-
2020年07月27日(月)
[介護] 第8期介護保険事業(支援)計画の基本指針案に災害・感染症対策
- 厚生労働省は27日、2021年度から23年度までの第8期介護保険事業(支援)計画のための基本指針について「記載を充実する事項(案)」のさらなる議論を、社会保障審議会・介護保険部会に求めた(p11参照)。2月の同部会で25年と40年を見据えたサービス基盤などをテーマに議論を行ったが「災害や感染症対策に係る体制整備」を新設するなど、修正を加えた案を提示した。 近年の災害発生状況や、新型コロナウイルス感染症の流行・・・
-
2020年07月27日(月)
[介護] 介護医療院、引き続き総量規制の対象外に 社保審・介護保険部会
- 厚生労働省は27日の社会保障審議会・介護保険部会に、介護療養型医療施設等から介護医療院等への円滑な移行を促すため、第8期介護保険事業(支援)計画期間も現行の措置を据え置き、自治体の総量規制の対象外とする案を示し、大筋で了承された(p123参照)。 介護医療院等への転換については、2018年度から20年度までの第7期計画策定時には介護医療院の具体的な報酬が未定であったこともあり、調査時に意向が示されず、結果・・・
-
2020年07月27日(月)
[介護] 要介護認定の匿名データ提供で専門委員会設置へ 社保審・部会
- 厚生労働省は27日、社会保障審議会・介護保険部会に、匿名要介護認定情報等のデータ提供の申出について総合的に検討する専門委員会の設置を提案した(p130参照)。委員から運用についての意見は出たが反対はなく、了承された。 新たな専門委員会は、匿名介護保険等関連情報の提供の可否について、▽相当の公益性を有するか▽不適切利用による個人の権利利益の侵害の可能性がないか-などの観点から総合的に審査することを目的・・・
-
2020年07月22日(水)
[医薬品] コロナとインフルを同時検出、新試薬が保険適用に 中医協が了承
- 中央社会保険医療協議会は22日の総会で、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど複数の病原体を同時に検出できる臨床検査試薬などを医療保険の適用対象とすることで合意した。新型コロナとそれ以外のウイルスを複数同時に調べられる検査試薬の保険適用は初めてで、収載は8月の予定(p15~p16参照)。 検査試薬の名称は「FilmArray呼吸器パネル2.1」。販売会社のビオメリュー・ジャパン(東京都港区)によると、SARS・・・
-
2020年07月09日(木)
[医療改革] 大病院定額負担拡大など取りまとめを年末に延期 厚労省が提案
- 厚生労働省は9日に開催した社会保障審議会・医療保険部会に、医療保険制度改革に向けた議論の進め方を提案した。夏の取りまとめを予定していた後期高齢者の自己負担割合、大病院の定額負担拡大、薬剤費自己負担の引き上げなどについて、取りまとめ時期を年末に延期するとしている。これらの議論は、骨太方針や全世代型社会保障検討会議の方針を踏まえて進めてきたが、全世代型社会保障検討会議が最終報告を年末に延期することと・・・
-
2020年07月09日(木)
[医療改革] 匿名レセプト情報の提供で専門委員会 社保審・医療保険部会に
- 厚生労働省は9日の社会保障審議会・医療保険部会で、匿名レセプト情報やDPCデータ(以下、匿名データ)の第三者提供の可否などを総合的に審査する専門委員会の設置を提案し、了承された(p20参照)。同委員会は、原則として年に4回開催され、12月に初会合が開かれる見通し(p22参照)。 新たな専門委員会は、医療保険部会の下部組織という位置付けで、厚労省の「匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報の提供に関するガ・・・
-
2020年07月07日(火)
[医療費] 19年度概算医療費 1月号・2月号を公表 厚労省
- 厚生労働省はこのほど、「最近の医療費の動向[概算医療費]2019年度1月号・2月号」を公表した。詳細は以下の通り(1、2月号ともに医科入院には入院時食事療養費等を含まない)。●1月号 2019年度4月-1月の概算医療費は36.3兆円(対前年同期比2.7%増)。うち医療保険適用の75歳未満は20.3兆円(1.8%増)、75歳以上は14.2兆円(4.2%増)(p1参照)(p4参照)。 1人当たり医療費は28.8万円(2.9%増)で、75歳未満は1・・・
-
2020年07月07日(火)
[医療費] 医療保険医療費19年度1月号・2月号を公表
- 厚生労働省は7日に「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2019年度1月号・2月号」を公表した。詳細は以下の通り。●1月号 2019年度4-1月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は20兆997億円(対前年同期比1.8%増)、75歳以上は14兆1,240億円(4.2%増)(p2参照)。このうち医科入院医療費は、75歳未満が6兆5,249億円(0.4%増)、75歳以上は7兆947億円(3.7%増)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が7兆7,61・・・
-
2020年07月03日(金)
[医療費] 協会けんぽ、5,399億円の黒字 2019年度決算見込み
- 全国健康保険協会(協会けんぽ)は3日、2019年度の黒字額が5,399億円になるとの決算見込みを発表した。協会による医療保険の運営が始まった08年度以降、被保険者数が最も高い伸び率で増加したことなどにより、保険料収入が増えた(p1参照)。 協会けんぽによると、国庫補助などを含めた収入総額は18年度と比べて5.1%増の10兆8,697億円だった。19年度の被保険者が18年度と比べて4.4%増加したことや、被保険者の賃金が0.7%・・・
-
2020年07月03日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 7月6日-7月11日
-
- 来週注目の審議会スケジュール(7月6日-7月11日)(7/3)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
-
2020年06月19日(金)
[医療改革] 医療等情報の利活用、費用負担は社保審・医療保険部会で検討
- 厚生労働省は19日、健康・医療・介護情報の利活用に向けた検討課題に関する「意見の整理」を社会保障審議会・医療保険部会に報告した。それによると、これらの情報の利活用を効果的に進めるため、オンライン資格確認等システムやマイナンバー制度といった既存のインフラを可能な限り活用するとしたほか、速やかに費用負担の在り方について結論を得るとしている(p23参照)。今後の医療保険部会で、その在り方を検討する予定・・・
-
2020年06月01日(月)
[介護] 看護体制強化加算の算定割合、1桁台にとどまる 社保審分科会
- 2018年度介護報酬改定の効果検証および調査研究の「令和元年度調査」の結果では、「看護体制強化加算」の算定対象となる利用者が少なく、算定できない事業所が多いことが分かった(p7参照)。 「令和元年度調査」の結果は、1日開催の社会保障審議会・介護給付費分科会に厚生労働省が示したもの(p1参照)。7つの調査項目のうち、「訪問看護サービス及び看護小規模多機能型居宅介護サービスの提供の在り方」調査では、▽・・・
-
2020年05月27日(水)
[医薬品] AD/HD治療薬ビバンセ、投与上限は30日分 依存リスクを考慮
- 中央社会保険医療協議会は27日の総会で、注意欠陥・多動性障害(AD/HD)治療薬のリスデキサンフェタミンメシル酸塩製剤(販売名ビバンセカプセル20mg、同30mg)の投与期間について、6月からは1回30日分を上限とすることで合意した(p16参照)。同剤には薬物依存のリスクがあるため、一定の日数制限を設けることが適切だと判断した。 新規の医薬品については、薬価収載の翌月の初日から1年間は、原則として1回14日分を限度・・・
-
2020年05月25日(月)
[診療報酬] コロナ特例、解除基準の検討求める意見 中医協・総会で支払側
- 中央社会保険医療協議会・総会が25日に開かれ、支払側の委員は、新型コロナウイルス感染症に関するこれまでの診療報酬上の特例的な対応について、解除の基準を検討する必要性を強調した(p10参照)。新たな感染患者が減少傾向にあることを踏まえた意見。ただ、総会後に厚生労働省の担当者は記者団に対し、「解除の基準の考え方は現時点では特にない」と述べた。 持ち回りで開催された同日の総会では、新型コロナの重症・中・・・
-
2020年05月22日(金)
[医療費] 19年4月-12月の概算医療費、前年比2.9%増 厚労省
- 厚生労働省が22日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2019年度11-12月号」によると、19年4月-12月の概算医療費は32.7兆円、対前年同期比では2.9%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は18.3兆円(対前年同期比2.0%増)、75歳以上は12.8兆円(4.3%増)だった(p1参照)(p4参照)。 1人当たり医療費は25.9万円(3.1%増)で、75歳未満は17.0万円(2.8%増)、75歳以上は71.7万円(1.6%増)・・・
-
2020年05月22日(金)
[医療費] 19年4-12月の医療保険医療費、75歳以上で4.3%増
- 厚生労働省が22日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2019年度11-12月号」によると、19年4-12月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は18兆1,012億円(対前年同期比2.1%増)、75歳以上は12兆7,040億円(4.3%増)となったことがわかった(p2参照)。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が5兆8,695億円(0.2%増)、75歳以上は6兆3,570億円(3.8%増)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が6兆9・・・
-
2020年05月13日(水)
[医薬品] 市販品類似薬の給付除外・償還率変更検討を 健保連・協会けんぽ
- 健康保険組合連合会と全国健康保険協会は、超高額薬ゾルゲンスマの保険適用が決定されたことを評価する一方、今後の人口減少と高齢化の進展の中で国民皆保険制度を維持していくためには、既存医薬品の給付範囲について、除外も含めた見直しを早急に検討すべきとのコメントを発表した。市販品類似薬を保険診療下で相対的に必要度が低下したものと位置付け、給付除外または償還率変更の検討に着手すべきとした(p1参照)。 ゾ・・・
-
2020年05月13日(水)
[診療報酬] 医療機関の経営危機への対応策を検討 新型コロナ拡大で厚労省
- 中央社会保険医療協議会が13日に開催した総会で、厚生労働省保険局の森光敬子医療課長は、新型コロナウイルスの感染拡大によって生じている病院や診療所、薬局の経営的な危機への対応策を検討していることを明らかにした。診療側の委員が、医療機関を支援するための医療保険上の仕組みを検討するよう要望したことに答えた。 総会で日本医師会常任理事の松本吉郎委員が、感染の拡大を受けて、4月の医業収入が前年同月と比べて3割・・・
-
2020年05月08日(金)
[診療報酬] レムデシビルは評価療養に該当、保険外併用療養で 中医協
- 厚生労働省は8日、中央社会保険医療協議会・総会を持ち回りで開催し、特例承認したレムデシビルの医療保険上の取り扱いについて了承を得た。ギリアド・サイエンシズが全世界に無償提供するとしており薬価収載希望書が提出されないことから、無償提供の間は公的な管理の下で流通させる予定とし、医療保険上では「時限的・特例的な対応」として、保険外併用療養のうち「評価療養」に該当するものとした(p2参照)。 評価療養・・・
-
2020年04月07日(火)
[診療報酬] 感染防止の対応を診療報酬で特例的に評価へ 緊急経済対策
- 新型コロナウイルスの感染拡大の収束にめどが付くまでの緊急支援などとして、政府は7日の臨時閣議で緊急経済対策を決定した。医療関連では、感染拡大防止策や医療提供体制の整備、治療薬の開発など2.5兆円規模となる(p45参照)。新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、全国の感染症指定医療機関などで5万床超のベッドを確保する。さらに、感染を防止するための医療現場での対応を診療報酬で特例的に評価する方向性も・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。