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2011年11月29日(火)
[医療提供体制] 復興に向けた医療施設等の事業計画、工程表示す
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厚生労働省は11月29日に、同日に開催された政府・復興対策本部において、「各府省の事業計画と工程表のとりまとめ(改訂版)」が公表されたことを受け、厚労省関係部分のを抜粋版を公表した。
復興対策本部は、東日本大震災復興対策基本法に基づき、内閣に設置された組織で、復興基本方針の企画・立案および総合調整、地方公共団体が行う復興事業の支援、関係行政機関が行う復興施策の推進などを行っている。
医療施設等にお・・・
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2011年11月24日(木)
[医療保険] 24年度診療報酬改定に向け、 医療保険部会に基本方針案提示
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厚生労働省が11月24日に開催した、社会保障審議会の医療保険部会で配付された資料。この日は、平成24年度の診療報酬改定基本方針について議論を行った。
この日は、厚労省から基本方針案が示された。まず重点課題として(1)病院勤務医等の負担の大きな医療従事者の負担軽減(2)医療と介護の役割分担の明確化と地域における連携体制の強化の推進、および地域生活を支える在宅医療等の充実に向けた取組み―が打ち出されている&l・・・
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2011年11月15日(火)
[医療安全情報] 院内の予防接種マニュアルを遵守し、有効期間の確認を
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- 医療事故情報収集等事業 医療安全情報(11/15)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
ある事例では、イン・・・
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2011年10月24日(月)
[医療安全] 医療事故を経験した遺族から、無過失補償制度のあり方を聴聞
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厚生労働省が10月24日に開催した、医療の質の向上に資する無過失補償制度等のあり方に関する検討会で配付された資料。この日は、関係者からヒアリングを行った。
新葛飾病院セーフティーマネージャーの豊田氏は、医療事故を経験した遺族の立場から、無過失補償制度の創設に向けた検討内容を述べた。そこでは、「医療事故が発生した際、患者や家族は、いきなり訴訟を起こそうとは思わない」ことや、「患者・家族・遺族の一番の・・・
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2011年10月19日(水)
[医療情報] 医療機関ホームページは広告規制の対象とするべきか
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厚生労働省は10月19日に、医療情報の提供のあり方等に関する検討会を開催した。この検討会が開催されるのは、平成20年9月以来のことで、実に3年ぶりだ。
医療においては、誇大広告等が広まると国民の生命・健康に危機が及ぶことから、かつては医療法等で厳格な広告規制等が設けられていた。しかし、医療者と患者との間に著しい情報の非対称性があることなどを踏まえ、順次こうした規制は緩和されてきている。
本検討会では、・・・
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2011年10月17日(月)
[医療安全情報] 熱傷注意、電気メスペンシルを術野や手術台の上に置かない
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- 医療事故情報収集等事業 医療安全情報(10/17)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
ある事例では、医師が、S字状結腸の腸管処理を行った際、止血のため電気メスを使用したところ、手術体位が砕石位のた・・・
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2011年09月30日(金)
[看護] 外来看護に関わる診療報酬制度の積極的活用など提案 日看協
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日本看護協会はこのほど、「外来における看護の専門性の発揮に向けた課題」と題する資料を公表した。これは、一般外来での看護を含め、専門性の高い看護外来の推進について討議し、まとめたもの。
外来看護とは、疾病を持ちながら地域で療養・社会生活を営む患者やその家族等(以下「患者や家族」)に対し、「信頼される診療や、生活が円滑に送れるように調整を図りながら、看護職が診療補助や療養上の世話を提供する」こと。・・・
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2011年09月30日(金)
[災害医療] 通信環境や電気、水の確保等を災害拠点病院の指定要件に
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厚生労働省が9月30日に開催した、災害医療等のあり方に関する検討会で配付された資料。この日は、東日本大震災における介護対応の報告を受けたほか、災害拠点病院の指定要件について議論した。
東日本大震災における介護対策としては、これまでに、要援護者の受入体制や介護等サポート拠点の設置、介護保険制度における対応などを行っている。具体的には、介護職員等の派遣調整や介護保険施設等における定員超過の緩和、復旧に・・・
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2011年09月28日(水)
[医療安全] 薬局インシデントでは、数量や規格等の間違い多発 JCQHC
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- 薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 第5回集計報告(平成23年1月~6月)(9/28)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
この期間に報告されたヒヤリ・ハット事例は3743件(p4参照)。このうち調剤に関するものが3487件(93.2%)、疑義照会が252件(6.7%)、特定保険医療材料と医薬品の販売がそれぞれ2・・・
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2011年09月28日(水)
[医療安全] 施設間の情報伝達の間違いについて分析 医療機能評価機構
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- 医療事故情報収集等事業 第26回報告書(平成23年4月~6月)(9/28)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2011年09月22日(木)
[医療提供体制] 医療法人の合併手続きや社会医療法人の見直しについて議論
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厚生労働省が9月22日に開催した、社会保障審議会の医療部会で配付された資料。この日も前回会合に引き続き、医療提供体制のあり方として、(1)救急・周産期医療(p6~p55参照)(2)医療法人(p56~p84参照)(3)情報提供・広告(p85~p88参照)―の3つについて議論した。
(2)の医療法人については、平成23年4月8日に閣議決定された「規制・制度改革に係る方針」において、国民皆保険制度を守ることを前提として、医・・・
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2011年09月15日(木)
[医療安全情報] 滴下不良や点滴漏れあるとき、カテーテル断裂を考慮すべき
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- 医療事故情報収集等事業 医療安全情報(9/15)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
ある事例では、化学療法のため、埋め込み型中心静脈カテーテル(CVポート)から、輸液ポンプを使用して薬剤を投与したところ、その約2時間後、CVポートの周囲が腫脹・・・
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2011年08月30日(火)
[医療安全] 類似薬の取違え等、ヒヤリ・ハットを整理 医療機能評価機構
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- 薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 平成22年 年報(8/30)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業は平成21年4月にスタートした。平成21年年報は、平成21年4~12月を対象としており、このたびの平成22年年報が、初めて1~12月を対象とすることになる。
平成22年1~12月に薬局から報告されたヒヤリ・ハット事例は1万2904件。1ヵ月あたりの報告数は平成22年7月に2051件とピークを迎え・・・
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2011年08月30日(火)
[医療安全] 22年の医療事故報告は2703件で過去最多 医療機能評価機構
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- 医療事故情報収集等事業 平成22年 年報(8/30)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
年報は、年に4回公表される報告書を再編するとともに、さらなる分析を加えている。大きく、(1)医療事故情報とヒヤリ・ハット事例の内容(p41~p149参照)(2)事故等の・・・
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2011年08月26日(金)
[医療安全] 医療分野全般の無過失補償制度創設に向け、検討会が議論開始
- 厚生労働省が8月26日に開催した、「医療の質の向上に資する無過失補償制度等のあり方に関する検討会」の初会合で配付された資料。医療事故が発生した際、訴訟になると、争点は医療機関側の過失の有無に限定されるため、原告である患者・遺族側も、被告となる医療機関等側も多大な労力が必要となり、かつ原因究明が必ずしも十分には行われない。そこで、医師側に過失がなくとも患者や遺族に補償金を支払う仕組み(無過失補償制度・・・
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2011年08月22日(月)
[産科医療] 分娩に際する医療事故の再発防止に向けた第1回目の報告書
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- 第1回 産科医療補償制度 再発防止に関する報告書~産科医療の質の向上に向けて~(8/22)《医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制
昨今、国民の権利意識の高まりなどを背景に、医療事故をめぐる紛争が増加している。産科領域も例外ではないが、分娩時の医療事故では過失の有無の判断が困難な場合が多く、裁判で争われる傾向が強い。しかし、これは産科医を疲弊させ、また紛争の長期化を招く。そこで、2009年1月から、(1)・・・
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2011年08月18日(木)
[医療安全情報] 一錠ずつ切り離したPTPシートは誤飲の危険性、患者に周知を
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- 医療事故情報収集等事業 医療安全情報(8/18)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
ある事例では、入院中の患者が、アルファロール1錠のみ、PTPシートから出していないことをうっかり忘れ、そのまま内服したというもの。その後、内視鏡にて食道上部の薬を取り出し・・・
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2011年08月01日(月)
[産科医療] 第2回報告書に向けて、テーマ選定のため委員会を増加開催
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- 産科医療補償制度 再発防止委員会(第9回 8/1)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制
第2回報告書のテーマについては、(1)記録(2)帝王切開決定後から施行までの対応(3)胎児機能不全出現時の帝王切開までの時間(4)遷延分娩の診断と対応(5)出生児評価(臍帯動脈血pH、アプガー・スコア)と予後、新生児蘇生―など13項目があげ・・・
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2011年07月21日(木)
[復興支援] 東日本大震災からの復興の基本方針骨子案が明らかに
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政府が7月21日に開催した、東日本大震災復興対策本部会合で配付された資料。この日の会合では、東日本大震災からの復興の基本方針骨子案が提示された(p3~p16参照)。
骨子案は、(1)基本的考え方(2)あらゆる力を合わせた復興支援(3)復興施策(4)原子力災害からの復興(5)復興支援の体制―などが示されている。
(2)の復興支援を見てみると、「復興特区制度」の創設が提案されている(p4参照)。これは、地域・・・
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2011年07月15日(金)
[医療安全情報] MRI検査中は、緩衝物で皮膚と皮膚が接触しない体位に
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- 医療事故情報収集等事業 医療安全情報(7/15)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
ある事例では、骨盤部のMRI検査中、患者から「両下腿が熱い」と訴えがあったが、検査を続行した。検査後・・・
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2011年07月13日(水)
[医療計画] 在宅医療体制指針、地域の実情に応じて柔軟に設定すべき
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厚生労働省が7月13日に開催した、医療計画の見直し等に関する検討会で配付された資料。この日は、在宅医療について議論した。
厚労省当局から、在宅医療の現状と課題が提示された(p4~p18参照)。そこでは、在宅医療の指針案を作成するとした場合、(1)在宅医療の医療圏の設定にあたっては、介護保険事業計画を踏まえて策定すべきか(2)計画の策定にあたっては、在宅医療を担う在宅療養支援診療所、在宅療養支援病院など・・・
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2011年07月06日(水)
[産科医療] 産科医療補償、事務経費11%と効率的運営 医療機能評価機構
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- 産科医療補償制度 運営委員会(第8回 7/6)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制
まず、平成23年7月4日現在の産科医療補償制度への加入状況を見てみると、病院は100%、診療所は99.6%、助産所は99.5%となっている。未加入は診療所9施設、助産所2施設にとどまっている(p4参照)。また、平成23年6月30日現在の妊産婦情報登録状況・・・
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2011年07月06日(水)
[医療提供体制] 特定機能病院や地域医療支援病院の医療提供体制を議論
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厚生労働省が7月6日に開催した、社会保障審議会の医療部会で配付された資料。この日は、医療提供体制の在り方について議論した。厚労省当局から、(1)特定機能病院・地域医療支援病院(2)4疾病5事業―を整理した資料が提示されている。
特定機能病院制度は、医療施設機能の体系化の一環として、高度な医療を提供する医療機関について厚生労働大臣が個別に承認するもの。 役割は大きく「高度医療の提供」「高度医療技術の開発・・・
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2011年06月25日(土)
[医療提供体制] 被災地で地域包括ケアや、地域連携ネットを進めるべき
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内閣官房は6月25日に、東日本大震災からの復興への提言を公表した。これは、東日本大震災復興構想会議でまとめられたもの。
提言では、復興の7原則(p2参照)として(1)大震災の記録を永遠に残し、次世代に伝承、国内外に発信する(2)地域・コミュニティ主体の復興を基本とする(3)潜在力を活かし、技術革新を伴う復旧・復興を目指す(4)自然エネルギー活用型地域の建設を進める(5)復興と日本再生の同時進行を目指す・・・
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2011年06月24日(金)
[産科医療] 分娩時事故の再発防止に向け、報告書案 医療機能評価機構
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- 産科医療補償制度 再発防止委員会(第8回 6/24)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制
報告書案は、2010年12月までに公表された原因分析報告書を再整理し、産科医療における事故の再発防止を目指すもの。集積した事故事例について、「数量的・疫学的分析」と「テーマに沿った分析」の2つの側面から切り込んでいる・・・
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