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2009年06月03日(水)
財政審建議に対し診療報酬の大幅な引き上げを主張 日本医師会
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日本医師会は6月3日の定例記者会見で、財政制度等審議会建議(財政審)に対する日医の主張を公表した。
資料では、財政審が、6月3日にとりまとめた建議において社会保障費について「基本方針2006」で示されている歳出改革の基本的方向性を維持する必要があるとし、医療においては、病院・診療所間の配分の見直しを求めていることに対し、医療現場を担う立場として非常に遺憾である、と表明している。また、このままでは医療現・・・
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2009年05月22日(金)
医学部定員増や医学部教育について報告 全国医学部長病院長会議
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- 平成21年度定例総会(5/22)《全国医学部長病院長会議》
- 発信元:全国医学部長病院長会議 カテゴリ: その他
資料には、(1)DPC委員会報告(p15~p29参照)(2)平成21年度医学部入学定員(p38~p40参照)(3)臨床研修制度の見直し等を踏まえた医学教育の改善(p41~p50参照)―などが示された。
また、文部科学省からは、「文部科学行政の現状と当面・・・
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2009年05月21日(木)
社会保障の機能強化の「工程表」に関する主な取組を示す
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政府が5月21日に開催した経済財政諮問会議で配布された資料。この日は、社会保障の機能強化に向けた今後の取り組みについて議論された。
資料には、舛添厚労相より、社会保障の機能強化の「工程表」に関する主な取組が示された(p3~p4参照)。医療・介護では、2011年度頃までに、(1)救急医療など地域医療の強化(2)医師と看護師等との役割分担の推進(3)新技術、効率化等への対応―を積極的に実施するとしている。また、・・・
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2009年05月15日(金)
千葉県、県内の全ての医療機関で共用できる4疾病の地域医療連携パスを公表
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千葉県はこのほど、千葉県共用地域医療連携パス(全県共用パス)の例示モデルを公表した。
千葉県では、全県共用となる地域医療連携パスを県医師会や関係病院などの医療関係者と検討を重ね、4疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病)について、地域医療連携パスを作成した(p1参照)。この全県共用パスの活用により、医療現場でのメリットとしては、プライマリケアと専門医療の役割分担、大病院への患者の集中を改善な・・・
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2009年05月13日(水)
重篤な小児患者の救急医療体制、中間取りまとめ案を公表 厚労省検討会
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厚生労働省が5月13日に開催した、重篤な小児患者に対する救急医療体制の検討会で配布された資料。この日は、中間取りまとめ(骨子案)についての検討が行われた。
中間取りまとめ(骨子案)では、小児の救命救急医療の現状と課題や、これまでの議論とさらなる検討が必要な事項等について取りまとめている。このうち、これまでの議論とさらなる検討が必要な事項としては、(1)搬送と受入れ体制の整備(2)小児の救命救急医療(・・・
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2009年05月11日(月)
病院経営が抱える諸問題について、病院経営者からヒアリング 財務省
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財務省が5月11日に開催した、財政制度等審議会の財政制度分科会財政構造改革部会で配布された資料。この日は、医療法人鉄蕉会理事長の亀田氏より、「病院経営が抱える諸問題」について説明が行われた。
資料には、病院経営者からの観点として、(1)医療供給体制の問題(2)医療費抑制政策の結果による病院経営の悪化(3)民間病院におけるキャピタルコストの問題―など、9つの問題点があげられている(p6参照)。その上で・・・
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2009年05月11日(月)
医師臨床研修制度、必修科目の見直し等を主軸に、一部改正へ
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厚生労働省が5月11日付けで、都道府県知事宛てに出した通知で、「医師法第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令の施行について」の一部改正に関するもの。
今回の改正では、内科、救急部門、地域医療を「必修科目」とし、外科、麻酔科、小児科、産婦人科及び精神科を「選択必修科目」とするなど、研修プログラムの見直しが行われている(p5参照)。また、研修医の募集定員が20名以上の基幹型臨床研修病院は、将来小・・・
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2009年04月28日(火)
地域における医療提供体制や高齢者医療の安全保障を 安心社会実現会議
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政府が4月28日に開催した、安心社会実現会議で配布された資料。この日は、経済財政諮問会議の安心実現集中審議などについて議論された。
資料には、4月22日に開催された、経済財政諮問会議の議事要旨(p33~p40参照)が提示されており、安心実現集中審議の第1回目に交わされた、議員意見が示されている。
また、独立行政法人国立病院機構からは、「社会保障を充実した、持続可能な中負担・中給付社会の構築」として、医療・・・
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2009年04月27日(月)
地域医療の期待に応える大学病院の機能強化に370億円計上 文科省予算案
- 文部科学省は4月27日に、平成21年度補正予算(案)の概要を公表し、文科省関係予算は、1兆3174億円(p2~p5参照)であることを明らかにした。そのうち、「地域医療の期待に応える大学病院の機能強化」に370億円が充てられる。具体的には、(1)NICU等周産期医療環境整備(国公私立24大学)に39億円(2)国公私立大学を通じたメディカルクラーク、看護助手等医療補助員等の雇用促進(約1100人)に30億円―などを計上している・・・
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2009年04月27日(月)
厚労省、平成21年度厚生労働省補正予算(案)の概要を公表
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厚生労働省は4月27日に、平成21年度厚生労働省補正予算(案)の概要を公表した。
総額4兆6718億円のうち、地域医療の再生に向けた総合的な対策やレセプトオンライン化への対応などを盛り込んだ、「地域医療・医療新技術」は7684億円となっている。また、「介護職員の処遇改善・介護拠点整備」には8443億円を計上している(p1参照)。
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2009年04月27日(月)
経済危機対策関係経費、「健康長寿・子育て」に2兆221億円計上 財務省
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財務省は4月27日に、「経済危機対策関係経費の概要」を公表した。
資料によると、経済危機対策関係経費のうち、「健康長寿・子育て」に関する経費は、2兆221億円。内訳は、地域医療再生交付金や先端医療提供機関の機能強化、医療施設の耐震化等にかかる「地域医療・医療新技術」に8207億円、介護職員の処遇改善や介護施設の緊急整備等の「介護職員の処遇改善・介護拠点整備」に8361億円、子育て応援特別手当の拡充や安心こども・・・
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2009年04月23日(木)
経済危機対策、地域医療再生対策を含む「健康長寿・子育て」は、1兆8915億円
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自由民主党が4月23日に開催した、厚生労働部会、社会保障制度調査会、雇用・生活調査会の合同会議で配布された資料。経済危機対策における厚生労働関係事項が示されている。
資料によると、総額4兆6718億円のうち、(1)地域医療・医療新技術が7684億円(2)介護職員の処遇改善・介護拠点整備が8443億円(3)子育て支援が2788億円―で、「健康長寿・子育て」は合計で1兆8915億円となっている。また、がん対策の推進や社会保障カ・・・
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2009年04月17日(金)
介護職員の雇用創出、NICUの病床拡充 政府未来開拓戦略
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政府が4月17日に開催した経済財政諮問会議で配布された資料。この日は、2020年の将来像を具体化させるための未来開拓戦略が示された(p5~p7参照)(p54~p107参照)。
未来開拓戦略(Jリカバリー・プラン)は、「低炭素革命」「健康長寿」「魅力発揮」の3本の柱で構成されている(p7参照)。健康長寿における主な重点プロジェクトとしては、(1)介護機能強化(2)地域医療強化・健康産業創出(3)医療・介護福祉新技・・・
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2009年04月15日(水)
地域医療の再生等を掲げた、経済再生戦略プログラム最終報告案 自民党
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自由民主党政務調査会は4月15日に、「日本経済再生への戦略プログラム」の最終報告案を公表した。
プログラムの概要では冒頭、「新たな対策規模40兆円(うち本年度補正予算額15.4兆円)、3年間で200万人の雇用」を掲げている(p1参照)。
最終報告案では、戦略プログラムを牽引する主要10施策と達成目標として、医療・介護分野では「地域医療の再生と最先端医療技術の革新」「介護拠点整備と介護分野の雇用創出」の2点を・・・
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2009年04月13日(月)
地域医療におけるセイフティネットの抜本的な機能強化を 安心社会実現会議
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政府が4月13日に開催した、「安心社会実現会議」の初会合で配布された資料。この会議がめざすものは、(1)現下の経済社会情勢にあって、わが国が目指すべき「国家像」「社会の姿」を提示する(2)国民が先行きの生活に抱く「大きな不安」に応える―こと(p6参照)。
委員からの資料では、「明るく活力ある高齢社会を目指した社会保障の機能強化」として、(1)地域医療におけるセイフティネットの抜本的な機能強化(2)安・・・
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2009年04月10日(金)
経済危機対策、介護職員の処遇改善へ4000億円の交付金を盛り込む
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政府は4月10日に、事業規模56兆8000億円、財政出動15兆4000億円程度とする経済危機対策を発表した(p1参照)(p24参照)。安心と活力の実現のため、医療・介護に、「地域医療再生のための交付金の創設」として3100億円、「介護職員の処遇改善」として4000億円、「介護施設の緊急整備等」として3300億円が交付される(p1参照)。
具体的施策としては、地域医療・医療進技術では、医療IT推進(レセプトオンライン化・・・
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2009年04月01日(水)
レセプトオンライン請求義務化の撤回を改めて表明 保団連
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- 「規制改革推進のための3か年計画」閣議決定に対する声明(4/1)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療制度改革
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2009年03月31日(火)
レセプトオンライン請求義務化、「原則」の文言追加で、例外措置も可能か
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政府が3月31日に閣議決定した「規制改革推進のための3か年計画(再改定)」の医療・福祉・介護などに関する部分の抜粋。今回の再改定は、規制改革推進のための第3次答申の指摘事項を踏まえたものとなっている。
医療関係では、電子レセプトによるオンライン請求化の確実な推進として、「義務化において原則現行以上の例外規定を設けないこと」といった措置内容が示された。また、地域医療の崩壊を招くことのないよう、自らオン・・・
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2009年03月30日(月)
地域医療の再生等を掲げた経済再生戦略プログラム中間報告案 自民党
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自由民主党政務調査会は3月30日に「日本経済再生への戦略プログラム」の中間報告案を公表した。
中間報告案では、戦略プログラムを牽引する主要な10施策のうち「健康長寿と子育てを支える質の高い生活コミュニティの形成」として(1)地域医療の再生と最先端医療技術の革新(2)介護拠点整備と介護分野の雇用創出(3)安心こども・子育て対策―の3つの施策を掲げている。このうち(1)に関しては「2次医療圏」(平均人口30万人・・・
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2009年03月23日(月)
社会保険病院等改革、地域の医療体制を損なわないよう配慮を
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社会保険庁が3月23日に開催した、社会保険病院等に関する専門家会議で配布された資料。この日は、これまで行われた議論の報告書がとりまとめられた。
資料には、社会保険病院等の経営及び機能について(報告)(p4~p16参照)が提示されている。社会保険病院等は、これまで地域医療に一定の役割を果たしてきており、今後も地域の状況に応じた役割が期待されている、としている。また、社会保険庁においては、社会保険病院等・・・
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2009年03月13日(金)
地域医療の確保についてヒアリング 自民党医療委員会
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自民党が3月13日に開催した、社会保障制度調査会医療委員会で配布された資料。この日は地域医療の確保についてヒアリングが行われた。
資料には(1)広島県の医師確保対策(広島県健康福祉局保険医療部医療政策課)(p2~p13参照)(2)遠隔医療の概念と実例(日本遠隔医療学会)(p14~p26参照)―が掲載されている。
また、厚生労働省から、臨床研修制度等について報告があった(p27~p33参照)。
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2009年03月05日(木)
機能評価係数で評価すべき項目の絞り込みへ DPC評価分科会
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厚生労働省が3月5日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配布された資料。この日は、調整係数の廃止に伴う新たな機能評価係数等について、これまでに検討された項目の整理が行われた。
検討の経過報告では、具体的な項目として(1)医療の透明化・効率化・標準化・質の向上等の評価(2)社会的に求められている機能・役割の評価(3)地域医療への貢献への評価―などが提案されている(p3~p5参照)・・・
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2009年03月03日(火)
健康長寿分野における成長戦略等について集中審議 経済財政諮問会議
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政府が3月3日に開催した経済財政諮問会議で配布された資料。この日は、成長戦略集中審議の「その1」として、健康長寿、低力発揮(人材力及びコンテンツ)について議論が行われた。
資料としては、(1)成長戦略の重点プロジェクトの基本的考え方(2)健康長寿分野における成長戦略(3)地域における医療連携等―などについての議員提出資料が提示されている(p2~p39参照)。
また、内閣府提出資料として成長戦略の論点と提・・・
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2009年02月27日(金)
民間病院の54%が資金不足、62.5%が資金繰り難を経験 日本病院会等調査
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日本病院会は2月27日に、全日本病院協会・東京都病院協会と協力して実施した「民間病院の経営状況の実態および資金繰りの状況に関する調査」の緊急集計報告書をまとめ、公表した。
調査結果では、運転資金が「不足気味」が36.0%、「大幅に不足している」が18.0%であり、合わせて54.0%と大きな数字を示している。また、銀行からの借り入れや支払期間の延長など、資金繰りに苦しんだ経験を有する施設が62.5%(東京都76.9%)・・・
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2009年02月25日(水)
DPC評価分科会での新たな「機能評価係数」、具体的な項目の提案を報告
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厚生労働省は2月25日に、中医協の診療報酬基本問題小委員会を開催した。この日は、DPCの在り方や医療技術評価分科会について議論された。
DPC評価分科会での新たな「機能評価係数」に関する検討では、提案があった具体的な項目を、(1)医療の透明化・効率化・標準化・質の向上等の評価(2)社会的に求められている機能・役割の評価(3)地域医療への貢献の評価―などに分類し、検討の経過報告を行っている(p3参照)。
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