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2012年03月28日(水)
[診療報酬] 24年度改定受け、在宅医療や後発医薬品使用の実態等を調査
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- 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第32回 3/28)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 診療報酬改定結果検証部会
平成24年度改定の結果検証項目は、(1)小児救急や精神科救急を含む救急医療の評価についての影響(2)病院勤務医の負担軽減の状況(3)歯科医師等による周術期等の口腔機能の管理に係る評価の影響(4)在宅医療のさらなる充実や後方病床の評価についての影・・・
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2012年03月26日(月)
[診療報酬] 24年度改定に基づきレセプト様式改正、現行様式でも修正対応可
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- 療養の給付及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令第7条第3項の規定に基づき厚生労働大臣が定める様式の一部を改正する件(3/26付 告示)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
今回、公布されたのは、(1)厚生労働大臣の定める評価療養及び選定療養の一部を改正する件(告示156号)(p1参照)(2)保険外併用療養費に係る療養についての費用の額の算定方法(告示157号)(p2参照)(3)保険外併用療養に係る厚生労働大臣が定める医薬品等の一部を改正する件(告示158号)(p3~p4参照)(4)厚生労働大臣が定める療・・・
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2012年03月23日(金)
[精神医療] 精神病床には多様な患者が入院、病棟の機能分化進める
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厚生労働省は3月23日に、精神科医療の機能分化と質の向上等に関する検討会の初会合を開催した。次期医療計画においては、広範かつ継続的な医療提供が必要な疾病に精神疾患が加えられることとなり(5疾病5事業となる)、また平成22年6月の閣議で「精神科医療現場における医師や看護師等の人員体制の充実のための具体的方策について検討する」ことが決定されるなど、精神科医療を取り巻く環境は大きく変動している。
そこで、精・・・
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2012年03月22日(木)
[医療施設] 医師会が公益法人となり、保健、医療、福祉・介護の一体化を
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- 平成22年・23年度 医師会共同利用施設検討委員会報告書(3/22)《日本医師会》
- 発信元:日本医師会 医師会共同利用施設検討委員会 カテゴリ: 医療提供体制
検討委では、(1)公益法人制度改革と医師会共同利用施設(2)医師会病院(3)医師会臨床検査・健診センター(4)介護保険関連施設―などについて、見解をまとめている。
医師会共同利用施設は、平成23年4月現在、全国で1310事業所ある。内訳は、介護関連事業所は950ヵ所以上、医師会病院は84ヵ所、臨床検査・健・・・
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2012年03月12日(月)
[医療提供体制] 心筋梗塞入院患者等に、高密度の医療提供する急性期病床群
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厚生労働省は3月12日に、急性期医療に関する作業グループを開催した。この日の議題は、「一般病床の機能分化を進め、急性期医療への人的資源の集中化を図るための具体的方策」。
厚労省当局は、いわゆる「急性期病床群(仮称)」についての考え方を整理した資料を提示した(p19~p20参照)。そこでは、「急性期病床群を医療法に位置づけることで、急性期と亜急性期の区分が明確になり、医療資源の効果的・効率的配置が促され・・・
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2012年03月09日(金)
[病院] 1日平均患者数・月末病床利用率、全体的に増加
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厚生労働省は3月9日に、平成23年11月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、129万2825人となっている。一般病床の1日平均患者数は68万5181人、外来患者数は144万6429人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は82.1%で、うち一般病床は77.3%、介護療養病床は94.2%だった。
また、病院全体の平均在院日数は、31.4日であった。一般病床は17.6日、療養病・・・
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2012年03月09日(金)
[規制改革] 住所地特例を全介護サービスで認め、被災者の受入進めるべき
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- 構造改革特区の第21次提案受付状況について(3/9)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療制度改革
これは、平成23年12月26日から24年2月29日までの間に受け付けられた、特区における規制改革の特例措置の内容を示したもの。40の提案主体(地方公共団体22、民間企業等18)から、96件(地方公共団体71件、民間企業等25)の提案がなされている(p1参照)。
医療・介護に関連する提案を見てみると、(1)医療用ソフトウェアの単独医療機器化に向けた・・・
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2012年03月08日(木)
[医療提供体制] 病院の一般病床1108床減、療養病床14床減 医療動態調査
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厚生労働省は3月8日に、平成23年12月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月から2施設減少し8612施設。病床数は1318床減少し158万4418床となっている。このうち、一般病床は1108床減少の89万9638床だった。療養病床は14床減少の33万1020床になっている。
一般診療所の施設数は39施設減少して9万9959施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が38施設減少、無床診療所も1施設減少した・・・
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2012年03月05日(月)
[診療報酬] 連携して機能強化する在支診等、連携先すべてが在支診・在支病
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厚生労働省は3月5日に、平成24年度診療報酬改定における施設基準等に関する通知「基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて」などを発出した。
注目される点について見てみよう。
まず、機能を強化した在宅療養支援診療所等の評価が引上げられた点だ。(1)在宅医師が3名以上(2)往診実績5件以上(3)看取り実績2件以上―の在支診・在支病の一部点数を引上げるというもの。この点、多くは10以上の・・・
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2012年02月29日(水)
[医療提供体制] 医療計画見直しや在宅医療の推進等、都道府県担当者に説明
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厚生労働省は2月29日に、全国医政関係主管課長会議を開催した。会議では、医療計画見直しや医師確保、特定看護師(仮称)の検討など、医療提供体制に関する重要テーマについて、厚労省幹部から都道府県等の担当者に詳細な説明が行われた。
社会保障・税一体改革では、医療提供体制について大きな見直し方向が示されている、具体的には(1)病院・病床の機能分化(2)在宅医療・連携の推進(3)チーム医療の推進―などである。
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2012年02月23日(木)
[医療提供体制] 病院の機能分化、医療法という政策手段用いて初めて可能
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厚生労働省は2月23日に、急性期医療に関する作業グループを開催した。この日も、重症患者に高度な医療を提供する「急性期病床群」(仮称)を一般病床の1小類型として医療法上に位置づけるための検討が進められた。
厚労省当局は、「急性期病床群を医療法に位置づける効果」を整理したうえで、今後の議論を進めるうえでのポイント案を示している。
効果としては、機能分化を進めることによって、「医療サービスの向上」と「患・・・
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2012年02月17日(金)
[社会保障] 社会保障・税一体改革大綱を閣議決定、首相は国民に理解求める
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野田内閣は2月17日に、社会保障・税一体改革大綱を閣議決定した。今後は関係法案の整備を進め、早期の国会上程を目指す考えだが、野党の反発はもとより、連立与党内にも異論があり、行方は混沌としている。
社会保障・税一体改革については、平成23年6月に「成案」、24年1月に成案を具体化した「素案」がまとめられた。今般、閣議決定された「大綱」は素案を踏襲したもので、法案の骨格にあたる。
医療・介護については、(1・・・
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2012年02月16日(木)
[病院] 1日平均患者数・月末病床利用率、総数で減少も一般病床は増加
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厚生労働省は2月16日に、平成23年10月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、128万7684人となっている。一般病床の1日平均患者数は67万9432人、外来患者数は138万9059人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は80.5%で、うち一般病床は74.5%、介護療養病床は94.2%だった。
また、病院全体の平均在院日数は31.9日であった。一般病床は17.9日、療養病床・・・
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2012年02月10日(金)
[意見募集] 医療計画で治療・予防対策定める4疾病に、精神疾患を追加
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厚生労働省は2月10日に、医療法施行規則等の一部を改正する省令案に関する意見募集を開始した。
改正案は、社会保障審議会の医療部会の議論を踏まえ、(1)医療計画に定める疾病に、新たに精神疾患を加える(2)転換型老人保健施設について、人員配置・構造設備の経過措置を延長する(3)療養病床における看護師等の配置について経過措置を延長する―という3点が主な内容となっている(p3~p4参照)。
医療法第30条の4では・・・
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2012年02月08日(水)
[医療提供体制] 病院の一般病床520床減、療養病床31床減 医療動態調査
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厚生労働省は2月8日に、平成23年11月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月から1施設減少し8614施設。病床数は520床減少し158万5736床となっている。このうち、一般病床は265床減少の90万746床だった。療養病床は31床減少の33万1034床になっている。
一般診療所の施設数は34施設減少して9万9998施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が44施設減少、無床診療所は10施設増加した&l・・・
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2012年02月01日(水)
[社会保障] 病院・病床の機能分化、法制化は運用硬直化の恐れも 日医
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日本医師会は2月1日の定例記者会見で、「社会保障・税一体改革素案」に対する見解を発表した。
素案で示された項目のうち、(1)消費税(2)公的医療保険(3)医療提供体制(4)地域包括ケアシステム(5)番号制度―の4点について考え方を示している。
まず(1)の消費税では、非課税ゆえに医療機関に持ち出しが生じている問題(いわゆる控除対象外消費税)について、定期的に検証する場を速やかに設置し、抜本的解決の議論を・・・
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2012年02月01日(水)
[診療報酬] 短冊を修正のうえ了承、2月上旬答申へ 中医協総会
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厚生労働省が2月1日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、修正された「短冊」と答申附帯意見案が厚労省当局から提示され、これに基づいた議論を行った。
短冊と附帯意見案は了承され、2月上旬には答申が行われる見込みだ。
平成24年度改定の個別項目「短冊」については、1月27日と30日に相次いで原案が提示され、その後の議論を踏まえて修正が行われた。資料では、1月27日の短冊修正版(p23~p134参照)、・・・
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2012年01月31日(火)
[社会保障] 医療に係る消費税問題を検討する公式の場を設置せよ 四病協
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日本医療法人協会、日本病院会、全日本病院協会、日本精神科病院協会で構成される四病院団体協議会は1月31日に、社会保障・税一体改革素案に対する意見を発表した。
政府は、社会保障・税一体改革の実現に向けて、平成23年6月に「成案」を策定。さらに成案を具体化した「素案」を今年(24年)1月に取りまとめている。その中では、医療・介護について、(1)病院・病床機能の分化・強化(2)在宅医療・介護の推進―などを柱に据・・・
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2012年01月27日(金)
[診療報酬] 24年度改定の短冊提示、7対1の看護必要度要件は15%に引上げ
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厚生労働省が1月27日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、重点課題を中心に示された「短冊」に沿って議論したほか、新たに保険適用すべき医療技術について、「診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会」の吉田分科会長から報告を受けるなどした。
この日は、2つの重点課題(歯科、調剤は除く)と、4つの視点のうちの一部についてのみ示された。
重点課題の1つ目は、「病院勤務医等の負担軽減」である。
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2012年01月26日(木)
[医療提供体制] 急性期病床群の位置づけや制度導入について議論深める
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厚生労働省が1月26日に開催した、急性期医療に関する作業グループで配付された資料。この日も、一般病床の機能分化を進め、急性期医療への人的資源の集中化を図るための具体的方策について議論した。
病床区分の見直しは、社会保障審議会の医療部会で、急性期病床群(仮称)の位置づけや認定制度の導入について議論してきた。作業グループでは、医療部会の議論を踏まえ(1)一般病床が担う医療の内容と急性期医療の内容(2)急・・・
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2012年01月25日(水)
[診療報酬] DPC改革案を了承、高診療密度病院群は80~90施設 中医協総会
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厚生労働省が1月25日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、DPC制度(p63~p73参照)、薬価算定基準(p12~p40参照)および材料価格算定基準(p41~p48参照)の見直し案が厚労省当局から示され、これを了承した。
次回(1月27日)以降、順次「短冊」が示され、改定論議は佳境を迎えることになる。
DPC制度については、昨年12月21日の総会に見直しの大枠が示され了承している。本日は、具体的な内容が厚・・・
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2012年01月18日(水)
[意見募集] 平成24年度診療報酬改定に向けパブコメ募集、1月25日必着
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厚生労働省は1月18日に、「平成24年度診療報酬改定に係る検討状況について(現時点の骨子)」に関する意見募集を開始した。意見は1月25日(水)まで募集している(必着)。
これは、平成24年度の診療報酬改定に向けて、中医協で繰り広げられた議論(p3~p4参照)を整理したもの。骨子は、(1)医療従事者の負担軽減(p7~p11参照)(2)医療と介護の役割分担と連携、在宅医療の推進(p11~p18参照)―という2つの重点課題・・・
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2012年01月18日(水)
[診療報酬] 再診料引上げ等を含めて、24年度改定に向けたパブコメ募集へ
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厚生労働省が1月18日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、パブリックコメントに付すための平成24年度診療報酬改定関連資料について議論した。パブリックコメントは1月18日~1月25日まで募集され、今後の議論に反映される。
また、医療資源が限られた地域で入院基本料等の緩和等に関し、対象地域の判断基準について新たな厚労省提案が行われている。
この日は、厚労省から(1)現時点の骨子案・・・
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2012年01月16日(月)
[病院] 1日平均患者数・月末病床利用率、すべての病床類型で前月より減少
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厚生労働省は1月16日に、平成23年9月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、128万9457人となっている。一般病床の1日平均患者数は67万6364人、外来患者数は140万8984人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は80.6%で、うち一般病床は74.2%、介護療養病床は94.4%だった。また、病院全体の平均在院日数は32.1日であった。一般病床は17.9日、療養病床は18・・・
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2012年01月13日(金)
[診療報酬] 改定の骨子案提示、診療側は診療所再診料の「回復」を要望
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厚生労働省が1月13日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、厚労省から平成24年度診療報酬改定に向けた現時点の骨子が示され、これに基づいた議論を行った。
次回(1月18日)総会に、この日の議論を踏まえた骨子の修正版を示し、その後、再調整を行ったうえでパブリックコメントに付す予定だ。
[病院全体に関係する事項]
新設・引上げとなる事項を見てみると、(1)超重症児(者)、準超重症児(者)入院診・・・
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