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2008年08月25日(月)
平成20年度の検討事項は、消防と医療の連携マニュアル作成など 消防庁
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消防庁が8月25日に開催した「災害時における消防と医療の連携に関する検討会」で配布された資料。この日は、平成19年度の検討会の活動報告と、今年度の検討会における検討事項についての議論が行われた。
資料では、今年度の検討事項案として(1)災害時における消防と医療の連携マニュアル(2)大規模災害時における救急救命士への指示体制およびプロトコール(3)大規模災害時における救急救命士の活用―をあげている・・・
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2008年08月22日(金)
過疎地の公立病院には財政支援が必要不可欠 厚労省検討会
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総務省は8月22日に「公立病院に関する財政措置のあり方等検討会」を開催し、公立病院関係者から、ヒアリングと意見交換を行った。
公立病院関係者からは、(1)過疎地における医療確保等(p2~p27参照)(2)救急医療、周産期医療等(p28~p49参照)―についてそれぞれの見解をまとめた資料が提示されている。
北海道の公立病院関係者は、地域医療の確保に向け、(1)不採算地区病院への財政支援の拡充と基準緩和(2)救・・・
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2008年08月20日(水)
トリアージの制度設計・法的問題等を検討 トリアージ作業部会
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総務省が8月20日に開催した救急業務高度化推進検討会のトリアージ作業部会で配付された資料。この日は、前回会合の報告が行われ(p4~p42参照)、トリアージについて制度設計や法的問題などについて議論された。
制度設計については、緊急度・重症度識別とその対応が論点となっており(p51参照)、横浜市の事例が紹介された(p51~p58参照)。
また、法的検討課題として、(1)トリアージ基準(2)トリアージの実施・・・
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2008年08月06日(水)
メディカルコントロール協議会の法的、行政的な位置づけを検討開始 消防庁
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総務省の消防庁が8月6日に開催した、メディカルコントロール作業部会の初会合で配布された資料。
メディカルコントロール作業部会は、救急業務高度化推進検討会におかれた3つの作業部会のうちの1つで、救急業務の法的位置づけの見直しや法的リスクの問題を検討するもの(p13参照)。
初会合のこの日は、平成20年度の検討項目として、メディカルコントロール協議会の(1)所掌事務の拡大(2)法的、行政的な位置づけのあ・・・
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2008年07月31日(木)
65歳以上人口は毎年増加、町村部で4人に1人 住民基本台帳に基づく人口
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総務省は7月31日に、平成20年3月31日現在の「住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯数」をまとめ、公表した。
資料によると、全国の人口は1億2706万6178人で、3年ぶりに増加している。老年人口(65歳以上)の割合は、21.57%となっており、調査開始以、来毎年増加している。また、町村部での全人口に占める老年人口の割合は、過去最高の25.10%(昨年は24.58%)で、初めて4分の1を超えたとしている(p2参照)。
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2008年07月31日(木)
遠隔医療の推進に向け、中間とりまとめ案を公表 総務省
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総務省と厚生労働省は7月31日に、遠隔医療の推進に関する懇親会を開催した。この日は、中間とりまとめと今後の進め方について議論された。
中間とりまとめ案では、(1)遠隔医療のニーズ・有効性・適用範囲(2)遠隔医療の位置付け(3)診療報酬の適切な活用(4)補助金、地方交付税など財政支援措置の活用(5)モデル事業―について提言が示されている(p21~p22参照)。
また、中間とりまとめを行った後は、遠隔医療モデ・・・
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2008年07月28日(月)
公立病院の費用、医業収入を上回った構造に 公立病院財政措置検討会
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総務省はこのほど、「公立病院に関する財政措置のあり方等検討会」を開催し、公立病院関係者と厚生労働省保険局から、ヒアリングと意見交換を行った。
厚労省は、診療報酬について説明を行った上で(p29~p37参照)、医療機関の費用構造について、医業収入を100とした場合に公立のみが医業収入以上の費用がかかっていることを示した(p38参照)。
また、公立業院関係者からは(1)青森県における自治体病院の現状・・・
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2008年07月28日(月)
消防と医療機関の連携について、検討開始 総務省
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総務省の消防庁が開催した、消防機関と医療機関の連携に関する作業部会の初会合で配付された資料。この作業部会は、「救急業務高度化推進検討会」の下部組織で、(1)救急医療期間の運営に対する支援のあり方(2)救急搬送・受入医療体制の実態に関する詳細調査―について検討を行う(p7参照)。
この日は、中間報告の概要が示され、救急医療体制等の整備について、問題解決のためには、救急医療体制の充実・強化、救急医療・・・
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2008年07月15日(火)
総務省が都道府県と市町村の普通交付税の算出方法を説明
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総務省が7月15日に開催した「普通交付税、地方特例交付金等及び臨時財政対策発行可能額の改正点及び注意点」に関する説明会で配付された資料。資料は都道府県分と市町村分に分かれている。
資料では、基準財政需要額について、費目別に算出方法が記載されている。
厚生労働費には、(1)生活保護費(2)社会福祉費(3)衛生費(4)高齢者保健福祉費など―が含まれている(p25~p34参照)(p116~p130参照)。
このうち・・・
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2008年07月11日(金)
健康情報の活用に向け、省庁横断的な取組み 総務省情報通信白書
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総務省は7月11日に平成20年版の情報通信白書(情報通信に関する現状報告)を公表した。
医療分野では、医療従事者の業務負担の増大や生活習慣病対策等の必要性を指摘している。総務省では、これらの課題解決のため、平成20年度から個人の健康情報の有効活用により、医療機関間の継続性のある医療の提供や日常的な健康増進対策に役立つ健康情報活用基盤の構築に向けた実証事業を、厚生労働省と経済産業省と連携して行っているこ・・・
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2008年07月01日(火)
公立病院に対する財政措置のあり方について検討開始 総務省
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総務省は7月1日に「公立病院に関する財政措置のあり方等検討会」の初会合を開催した。この検討会では、過疎地や特定診療科目における医師不足の深刻化など、近年の公立病院をめぐる経営環境の変化を踏まえ、公立病院に関する今後の地方財政措置のあり方等について検討する。
主な課題としては、(1)いわゆる「不採算地区病院」など過疎地等における地域医療確保(2)産科・小児科・救急医療等(3)公立病院の経営形態多様化―・・・
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2008年06月19日(木)
消防防災ヘリとドクターヘリの要請判断案を提示 総務省分科会
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総務省消防庁が6月19日に開催した「消防防災ヘリコプターの救急活動への積極的活用分科会」で配布された資料。この日は、消防防災ヘリコプターの救急出動要請基準ガイドラインの改正案が示された。
改正案では、医師搭乗体制について、「医師確保が困難な場合には、1時間以内での医療機関への収容を目処に航空隊員(救急救命士)による迅速な搬送を優先することが望ましい」とした(p12参照)(p15参照)。
また、消・・・
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2008年06月10日(火)
DMAT(災害医療派遣チーム)との協定締結は、わずか10都道府県 消防庁
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消防庁は6月10日に、平成19年度の「災害時における消防と医療の連携に関する検討会」の報告書を公表した。
この検討会は、救急救助現場での消防と医療の連携活動における問題点の解決や、より効果的な連携体制の確立を目的として、平成18年から開催されてきた。平成19年度は、「具体的な連携マニュアル(評価指標)」に重点を置き、消防機関等を対象にアンケートを実施し、その調査結果の分析と今後の課題等を報告書としてとり・・・
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2008年06月10日(火)
救急搬送、受入に至らなかった理由に「ベット満床」など20%以上
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厚生労働省が6月10日に開催した、「救急医療の今後のあり方に関する検討会」で配布された資料。この日は、救急搬送において受入に至らなかった理由の報告や、第二次救急医療機関のあり方等について議論された。
資料には、総務省消防省が行った「救急搬送における医療機関の受入状況等実態調査」の結果が掲載されており、救急搬送において受入に至らなかった理由としては、「処置困難」「ベット満床」「手術中・患者対応中」が・・・
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2008年06月05日(木)
サービス保障分科会、中間報告骨子案について議論 社会保障国民会議
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政府が6月5日に開催した、社会保障国民会議のサービス保障(医療・介護・福祉)分科会で配布された資料。この日は、分科会の中間とりまとめ骨子案について議論された。
資料では、中間とりまとめ骨子案の概要や(p14~p16参照)、委員からの指摘事項がまとめられている(p17~p31参照)。
その他、総務省より定住自立圏構想の概要が提示されている(p32~p39参照)。
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2008年05月30日(金)
新方式導入の携帯電話、心臓ペースメーカとは現行と同様、22cm以上離すこと
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総務省が5月30日に公表した、電波の医療機器への影響に関する調査結果。今回の調査では、平成19年度に新たに導入された1.7GHz帯W-CDMA方式および2GHz帯CDMA2000方式の携帯電話が、植え込み型心臓ペースメーカーに及ぼす影響を調査した。
調査結果では、これらの携帯電話が植え込み型心臓ペースメーカーに影響を及ぼす範囲は、現行の「22cm程度」に比べて十分に小さいことが認められた(p1参照)。
この調査結果から、「・・・
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2008年05月30日(金)
公立病院改革プラン、「検討・協議の場を既に設置」は約15%と低い結果
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総務省は5月30日に、地方公共団体の公立病院改革プラン策定に関する取組状況について調査した結果を公表した。
調査は、47都道府県と529市町村、一部の事務組合と広域連合の81団体で、合計657団体を対象に行われた。調査結果によると、公立病院改革プラン策定に向けた取組状況では、検討体制を「検討・協議の場を既に設置している」は101団体(15.4%)にとどまっており、「設置予定」が30.7%と最も多く、次いで「既存の組織・・・
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2008年05月23日(金)
救急業務の高度化推進に向け、3つの作業部会で検討 総務省
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総務省が5月23日に開催した、救急業務高度化推進検討会の初会合で配布された資料。
資料によると、この検討会には(1)消防機関と医療機関の連携(2)メディカルコントロール(3)トリアージ―の3つの作業部会が設置されることが明らかになった(p4参照)。
「消防機関と医療機関の連携に関する作業部会」では、救急医療機関の運営に対する支援のあり方や救急搬送・受入医療体制の実態に関する詳細調査を行う。また、「メ・・・
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2008年05月21日(水)
遠隔医療の取り組み、4事例を発表 遠隔医療懇親会
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厚生労働省と総務省は5月21日に、遠隔医療の推進に関する懇親会を開催した。この日は、前回会合の議事要旨の確認や、4名の構成員より遠隔医療の取り組み例の発表が行われた。
資料には、「日本医師会の遠隔医療に対する基本的な考え方」(p8~p10参照)、「在宅医療における遠隔医療の必要性」(p11~p22参照)、「遠隔医療の普及に向けて」(p23~p28参照)、「遠隔医療の課題と展望」(p29~p31参照)が掲載されてい・・・
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2008年04月25日(金)
遠隔医療の取り組み、6事例を発表 遠隔医療懇親会
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厚生労働省と総務省はこのほど、遠隔医療の推進に関する懇親会を開催した。この日は、前回会合の議事要旨の確認や、遠隔医療の取り組み例の発表が行われた。
取り組み例としては、「遠隔医療の類型と取組例(追加調査)」(p6~p12参照)や「医師不足を解消する旭川医大の遠隔医療」(p13~p17参照)など、6例が発表された。
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2008年04月25日(金)
緊急消防援助隊、人員規模としては約4万6000人体制 総務省消防庁
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総務省消防庁が4月25日に公表した「緊急消防援助隊の登録部隊数(平成20年4月1日現在)」。緊急消防援助隊は、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ平成7年に創設、平成16年4月に新たに発足された。
平成20年4月1日現在の緊急消防援助隊の登録部隊数は、789消防本部(全国消防本部の約98%)から3960隊となり、昨年度より209隊増加し、人員規模としては約4万6000人の体制となっている(p1参照)。
資料では、都道府県別の平成・・・
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2008年04月22日(火)
救急業務の高度化には総合的な対策が必要 総務省報告書
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総務省は4月22日までに「救急業務高度化推進検討会」の報告書をまとめ、公表した。救急業務高度化推進検討会では、平成19年7月から3回にわたり検討会を開催し、トリアージ、メディカルコントロール、消防機関と医療機関の連携に関するそれぞれの作業部会からの報告等を受けて、報告書を取りまとめた(p1参照)(p4~p29参照)。
消防機関と医療機関の連携については、(1)救急医療情報システムのリアルタイムの情報更新・・・
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2008年04月21日(月)
厚労省と総務省が長寿医療制度について都道府県に説明
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厚生労働省と総務省は、4月21日に都道府県に向け長寿医療制度(後期高齢者医療制度)関係会議を開催した。この会議では、長寿医療制度の円滑な実施のための取組の強化について、厚労省と総務省から説明が行われた。
配布資料としては、(1)長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の円滑な実施のための取組の強化について(技術的助言)(p3~p5参照)(2)後期高齢者医療制度の被保険者となる者に対する周知事項について・・・
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2008年04月15日(火)
公立病院改革に向け事務担当者に対し説明 総務省
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総務省は4月15日に公立病院の事務担当者を集め、公立病院改革と財政措置について説明を行った。この日は、最近の公立病院改革の主な事例が示され(p38~p45参照)、地方独立行政法人化を導入したのは、平成20年4月現在、6法人11病院であることが明らかになった(p41参照)。
また、公立病院改革ガイドラインQ&Aが提示され、公立病院改革プランの策定に関する地方公共団体等からの質問に対し、見解を示している・・・
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2008年04月09日(水)
遠隔医療の取り組み事例を発表 遠隔医療懇親会
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厚生労働省は4月9日に、遠隔医療の推進に関する懇親会を開催した。この日は、前回会合の議事要旨の確認や、遠隔医療の取り組み事例の発表が行われた。
取り組み事例としては、NTTデータ経営研究所の「遠隔医療の類型と取組例」(p5~p6参照)や「和歌山県における地域医療の現状・課題と遠隔医療普及への期待」(p7~p10参照)など、4例が発表された。
その他、今後のスケジュールが掲載されている(p26参照)。
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