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2016年12月09日(金)
[診療報酬] 製薬業界、薬価毎年改定には「断固反対」 薬価専門部会
- 厚生労働省は12月9日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、薬価制度の抜本改革に向けた「関係業界からの意見聴取」を行った。 厚労省は、12月7日に開かれた「第20回経済財政諮問会議」で塩崎恭久厚生労働大臣が提示した資料を用い、「効能追加が審議・承認された医薬品」、「当初の予想販売額を上回る医薬品」を少なくとも年1回薬価を見直す方針を説明(p4~p5参照)。 日本製薬団体連合会・米国研究製薬工・・・
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2016年12月07日(水)
[医療改革] 薬価見直しは、「少なくとも年1回」 諮問会議
- 政府は12月7日、「経済財政諮問会議」を開催し、(1)薬価制度の抜本的改革(p4~p6参照)、(2)経済・財政一体改革(p12~p157参照)、(3)GDP統計を軸とした経済統計の改善(p158~p170参照)―などを議論した。 (1)に関し、塩崎恭久厚生労働大臣は、「国民負担の軽減」などを副題とした「薬価制度抜本改革の方向性(案)」を提出。 方向性案では、(i)実勢価格・量を機動的に少なくとも年1回薬価に反映、(ii)現・・・
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2016年11月30日(水)
[診療報酬] 薬価制度の抜本改革に向けた課題を提示 薬価専門部会
- 厚生労働省は11月30日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、「薬価制度の抜本改革に向けた主な課題と今後の議論の進め方」を議論した。 近年、革新的であるが市場規模の極めて大きな薬剤が医療費に影響を与えていることや、現在の薬価算定方式が予想を上回る市場拡大などに対応できていないことなどが指摘されている。このため、2016年11月25日の経済財政諮問会議で、年内に薬価制度の抜本改革の基本方針を取り・・・
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2016年11月25日(金)
[医療改革] 首相、薬価制度改革基本方針の年内取りまとめ指示 諮問会議
- 政府は11月25日、「経済財政諮問会議」を開催し、(1)経済・財政一体改革、(2)2017年度予算編成の基本方針―などを議論した。 (1)に関して、民間議員の伊藤元重氏らは「薬価制度の抜本改革」などについて、厚生労働省と連携し、経済財政諮問会議において年内に薬価制度の抜本改革の基本方針を取りまとめるべきと提示。具体的には、患者数見込みの拡大に反比例する形で薬価を引き下げるルールの設置や、高額医薬品は保険収載・・・
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2016年11月17日(木)
[予算] 2017年度予算、医療・介護などの具体的な取り組みを建議 財政審
- 財務省の財政制度等審議会は11月17日、「平成29年度予算の編成等に関する建議」(p1~p247参照)をまとめ、麻生太郎財務大臣に提出した。 財政審は、2017年度予算の課題として、「来年度予算編成でも確実に『目安』に沿って、社会保障関係費の伸びを5,000億円に抑えるため、改革工程表に掲げられている検討項目をできる限り前倒しして改革を実現すべき」と提起した(p14参照)。 また、2017年度予算編成では、診療報酬・・・・
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2016年11月16日(水)
[診療報酬] 年間販売額1,500億超などで薬価50%引き下げ 薬価部会
- 厚生労働省は11月16日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、「高額な薬剤への対応」に関して議論した。近年、革新的ではあるが単価が高く、効能・効果の追加や用法・用量の拡大で大幅に市場が拡大する薬剤がみられる。こうした薬剤に対して、次期薬価改定まで薬価を維持することによる医療保険財政への影響が大きいため、緊急的な対応を講ずることとなった。 今回、厚労省は「薬価に係る緊急的な対応」を提示。・・・
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2016年10月13日(木)
[医療改革] 軽度者に対する通所介護は減算も含めた適正化を 社会保障WG
- 政府は10月13日、経済・財政一体推進委員会の「社会保障ワーキング・グループ」を開催し、「社会保障の給付と負担等の見直し」について、関係省庁からヒアリングを実施した。 財務省は日本の医療・介護制度の特徴として、「国民皆保険」や「フリーアクセス」などがあると説明。患者は医療機関にかかりやすく、医療機関は過剰なサービス供給を行いやすいため、医療・介護費の増大を招きやすいと指摘した。 このため、国民皆保険・・・
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2016年07月27日(水)
[医療改革] 高額薬剤、市場規模の拡大に対応する制度構築へ 中医協・総会1
- 厚生労働省は7月27日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。効能追加などでの市場の大幅拡大による「高額な薬剤への対応案」として、(1)薬価制度改革に向けた対応、(2)当面の対応―の2点を提案し、いずれも了承された。 (1)に関し、薬価は類似薬効比較方式を原則とし、比較薬が存在しない場合は原価計算方式で薬価を算定している。しかし、厚労省は近年、抗体医薬品などの単価が高く市場規模が極めて大きい薬剤があり・・・
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2016年07月27日(水)
[医療改革] 価格見直しなど速やかなルール作り求める声 中医協・総会2
- 7月27日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「高額な薬剤への対応案」として、(1)薬価制度改革に向けた対応―のほか、(2)当面の対応―についても議論し、了承されている。 (2)に関し、厚労省は薬価制度改革に向けた抜本的な見直しと並行して、当面の対応として、(i)薬価に係る特例的な対応、(ii)最適使用推進のための取り扱い―について、年内を目途に一定の結論が得られるよう、検討を進めると提案。 (i)では・・・
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2016年01月22日(金)
[告知] キーワードでみる厚生行政 vol.57 厚生政策情報センター
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- キーワードでみる厚生行政(第57号 1/22)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 28年度改定 介護保険
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2016年01月20日(水)
[改定速報] 基礎的医薬品の薬価制度、試行対象品目を了承 中医協・総会1
- 厚生労働省は1月20日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。「基礎的医薬品」などを議題とし、2016年度薬価制度改革の試行対象品目を提示・了承した。 2016年度薬価制度改革で「基礎的医薬品」は現在の不採算品再算定や最低薬価になる前の薬価を下支えする制度と位置付け、試行的な取り組みとして、最も販売額が大きい銘柄に価格を集約してその薬価を維持することにした(p409参照)。要件は次の全てを満たすこと・・・
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2016年01月20日(水)
[改定速報] 2016年度の薬価算定基準等の見直し案を了承 薬価専門部会1
- 厚生労働省は1月20日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、2016年度の「薬価算定基準等の見直し案」を示し、了承された。見直し案は中医協総会でも了承されている。薬価制度改革の大枠(骨子)は昨年(2015年)12月25日の中医協総会で固められており、見直し案は、概ね同じ内容を精緻化したもの。主に次のような改定が実施される。【新規収載医薬品】●「先駆け審査指定制度加算」を創設して、先駆け審査の指定品・・・
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2015年12月25日(金)
[改定速報] 2016年度薬価制度改革の骨子案を了承 薬価専門部会
- 厚生労働省は12月25日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、「2016年度薬価制度改革の骨子案」(p3~p6参照)を議論し、了承した。 骨子案は12月16日の部会で提案されたものについて(12月16日にお伝えしています)、厚労省が「市場拡大再算定」に関して、「イノベーションの評価と国民皆保険の維持を両立する観点から」との記載を全体にかかる理由に改めたほかは、文体など若干の文言修正をして提示。委員か・・・
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2015年12月16日(水)
[改定速報] 2016年度「薬価制度改革」のたたき台を提示 薬価専門部会
- 厚生労働省は12月16日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、2016年度に予定される「次期薬価制度改革の骨子(たたき台)」(p3~p6参照)を提示した。現行の薬価算定方式を基本とし、これまで議論された内容を整理している。内容の柱は、「新規収載医薬品の薬価算定」(p3~p4参照)および「既収載医薬品の薬価改定」(p5~p6参照)。 「新規収載医薬品の薬価算定」の主な細目は次の通り。●先駆け審査指・・・
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2015年09月04日(金)
[医薬品] 単品単価取引の推進など医薬品産業強化へ総合戦略 厚労省
- 厚生労働省は9月4日、「医薬品産業強化総合戦略」を公表した。総合戦略は後発医薬品シェア80%時代にも、「国民への良質な医薬品の安定供給」、「医療費の効率化」、「産業の競争力強化」を三位一体で実現するための医薬品産業の競争力強化に向けた緊急的・集中的に実施するもの。「革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話」などでの関係者の意見をふまえ策定された(p1参照)(p2~p6参照)(p31参照)。 戦略・・・
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2015年09月01日(火)
[医薬品] 医療用医薬品の流通改善に向けて「提言」を発表 厚労省
- 厚生労働省は9月1日、「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」が取りまとめた、「医療用医薬品の流通改善の促進について」と題する提言(p2~p3参照)(p4~p14参照)を発表した。副題には、「後発医薬品のさらなる使用促進などの環境変化に対応する持続可能な流通機能の観点から」が掲げられている。 この懇談会は2004年に設置され、今回の提言に先立つ2007年には、薬価調査の信頼性を確保する観点から、「長期にわたる・・・
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2015年08月26日(水)
[改定速報] 新薬創出等加算の維持・継続を3団体が要望 薬価専門部会
- 厚生労働省は8月26日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、2016年度の次期薬価改定における算定基準について、日本で活動する関係団体、(1)日本製薬団体連合会(p3~p31参照)、(2)米国研究製薬工業協会(p32~p38参照)、(3)欧州製薬団体連合会(p39~p49参照)から、それぞれ意見を聴取した。 薬価算定基準に関しては、7月22日の前回会合で、同専門部会の下部組織「薬価算定組織」から意見が聴取・・・
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2015年08月24日(月)
[医薬品] 医薬品産業強化総合戦略の骨子・素案を提示 官民対話
- 厚生労働省は8月24日、「革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話」を開催した。この会合は、「医薬品」・「医療機器」各産業界の代表者と、行政担当者がともに関連施策をさぐることなどを目的とし、2013年5月に初会合が開かれている。 今回の会合では、厚労省が示した「医薬品産業強化総合戦略~グローバル展開を見据えた創薬~」の骨子・素案が議題とされた(p5~p11参照)。同戦略案の基本理念は、(1)イノベーション・・・
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2015年06月10日(水)
[医薬品] 単品単価取引は200床以上病院、チェーン薬局で減少 薬価専門部会
- 厚生労働省は6月10日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、(1)次期薬価制度改革に向けた主な課題と今後の議論の進め方案(p4参照)、(2)2015年度に実施する医薬品価格調査(薬価本調査)案(p11参照)、(3)医薬品の価格妥結状況と「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」に関する報告(p13~p24参照)―を議題とした。 (1)では、厚労省は2014年度改定の附帯意見などに基づいて、次期薬価制・・・
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2015年04月13日(月)
[医薬品等] 医薬品業界が新薬創出促進加算の制度化を要望 官民対話
- 厚生労働省は4月13日、「革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話」を開催した。この会合は、「医薬品」・「医療機器」各産業界の代表者と、行政担当者がともに関連施策をさぐることなどを目的とし、2013年5月に初会合が開かれている。第3回となる今回は、医薬品産業界から、日本製薬団体連合会(日薬連)の野木森雅郁会長・日本製薬工業協会(製薬協)の多田正世会長を含む4人が、医療機器産業界からは、日本医療機器産業連・・・
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2014年10月21日(火)
[介護] 27~29年度に物価上昇見込まれる点踏まえ介護報酬改定率を 厚労相
- 内閣府は10月21日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日も、社会保障改革に関する議論を行っている。 まず、麻生議員(財務大臣)からは、平成27年度介護報酬改定について次のようにメリハリを付けるべきとの主張がなされた。改定率については、「全体としてマイナスにする」必要があると述べている(p56参照)。●消費税財源を活用して「介護職員の処遇改善加算措置の拡充」等を行う●事業類型毎の収支状況や社会福祉法・・・
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2014年10月08日(水)
[医療改革] 27年度介護報酬改定、基本報酬マイナス6%の適正化を 財務省
- 財務省は10月8日に、財政制度等審議会の「財政制度分科会」を開催した。 この日は、平成27年度予算編成等に向けて社会保障費と防衛関係費について議論を行い、提言をまとめた。 社会保障について財務省当局は、「団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年(平成37年)には、医療・介護ニーズがピークを向かえ、これに伴い社会保障給付費も増加していく」ことを確認(p4参照)。 たとえば、平成37年の1人当たり国民医療費は・・・
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2014年09月10日(水)
[診療報酬] 研究班による企業データの再分析結果、事前に企業へ示すべきか
- 厚生労働省は9月10日に、中医協の「費用対効果評価専門部会」を開催した。 この日は、諸外国の費用対効果評価の現況について福田参考人(国立保健医療科学院上席主任研究官)から報告を受けたほか、具体例の検討状況について確認を行った。 福田参考人は、(1)イギリス(p5~p15参照)(2)フランス(p16~p22参照)(3)ドイツ(p23~p28参照)―の現況を説明。 (1)のイギリスでは、NICE(National Institute for He・・・
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2014年09月10日(水)
[薬価] 23年度の薬剤費比率は21.9%、推定乖離率は8.4% 薬価専門部会
- 厚生労働省は9月10日に、中医協の薬価専門部会を開催した。 この日は、「薬価改定の経緯と薬剤費、推定乖離率の年次推移」について報告を受けたほか、ディオバン等について議論を行った。 まず平成26年4月1日に実施された薬価改定を振返ると、次のようになっている(p5参照)。●医療費ベースでマイナス1.22%(ほか消費税対応でプラス0.64%)の引下げ●薬剤費ベースでマイナス5.64%(ほか消費税対応でプラス2.99%)の引・・・
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2014年06月23日(月)
[医療保険] 傷病手当金や海外療養費の不正受給対策等を医療保険部会で議論
- 厚生労働省は6月23日に、社会保障審議会「医療保険部会」を開催した。 この日は、「給付の効率化(p4~p56参照)」に関する議論を行ったほか、「審査支払機関のあり方(p57~p111参照)」「規制改革会議の第2次答申」など(p112~p114参照)(p115~p368参照)について報告を受けるなどした。◆傷病手当金や海外療養費の不正受給を防止するための方策を検討 給付の効率化については、(1)予防・健康管理・・・
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