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2015年05月29日(金)
[行政改革] 後発医薬品普及に関し製薬協などが見解を表明 政府SG
- 政府は5月29日、行政改革推進会議の「歳出改革ワーキンググループ(WG)重要課題検証サブ・グループ(SG)」を開催し、後発医薬品の使用促進などについて討議した。この会合は、WGに設けられた3つのSGのうちの1つ。「秋のレビュー」(外部有識者と各府省担当者により事業を検証し、改善策などを議論するもの)で取り上げた重要テーマ・事業の検証などが主な役割であり、今回は、(1)日本製薬工業協会(p2~p13参照)、(2)日・・・
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2015年05月28日(木)
[通知] 内用薬5品目・注射薬6品目・外用薬5品目を収載 厚労省
- 厚生労働省は5月28日付で、「使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等」に関する通知を発出した。薬価基準と掲示事項等告示が、2015年厚労省告示第282号をもって改正されたことによるもの。適用は5月29日付。 医薬品医療機器等法の規定にもとづき製造販売承認され、薬価基準の別表に収載された医薬品は、内用薬5品目、注射薬6品目、外用薬5品目(p7参照)。これにより、別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬9,95・・・
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2015年05月26日(火)
[通知] シムジア皮下注200mgシリンジの留意事項を一部改正 厚労省
- 厚生労働省は5月26日付で、「シムジア皮下注200mgシリンジの医薬品医療機器等法上の効能・効果等の変更に伴う留意事項の一部改正」に関する通知を発出した。同日付で、医薬品医療機器等法にもとづく効能・効果の一部変更が承認されたことにともなう措置。 「薬価基準等の一部改正について(保医発0222第5号)」の「記の2の(3)シムジア皮下注200mgシリンジ」について、以下のように改められた(p1~p2参照)。 (1)本剤の・・・
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2015年05月19日(火)
[通知] 内用薬15品目など薬価基準別表に収載 厚労省
- 厚生労働省は5月19日付で、「使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等」に関する通知を発出した。薬価基準と掲示事項等告示が改正され、5月20日から適用することになったが、その概要を周知している。 薬価基準の一部改正は、医薬品医療機器等法の規定にもとづき製造販売承認され、薬価基準への収載希望のあった医薬品(内用薬15品目、注射薬11品目、外用薬2品目)について、薬価基準の別表(p4~p5参照)に収載した。これに・・・
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2015年05月19日(火)
[医療改革] 薬価改定は毎年、市販類似薬は保険収載から除外 諮問会議2
- 5月19日の経済財政諮問会議では、このほか、(3)~(6)(関連記事参照)などの提案もされている。 (3)では、病床適正化や入院医療費の地域間格差是正を確実に進めるため、都道府県別の医療提供体制の差を徹底したデータ分析により一層「見える化」し、適切な体制転換を促すほか、都道府県は、KPI(病床数、平均在院日数、国保被保険者や後期高齢者の受療率や調剤費等)を定め、国が2018年度の中間評価段階での都道府県の取・・・
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2015年05月19日(火)
[医療改革] 「厚労相にかなり厳しい要求をしていく」 甘利経済再生担当相
- 甘利明経済財政・再生担当大臣(内閣府特命担当大臣)は5月19日、経済財政諮問会議後の記者会見で、民間議員らの提案についてコメントした。 甘利経済財政・再生担当相は「塩崎(恭久)厚生労働大臣から指摘どおりには簡単にはいかないという答弁があった。総理指示をふまえてより具体的な、かなり厳しい要求をしていくつもりだ。何もできないということならば、何をすれば良いのかという話になる。社会保障などの分野はロット・・・
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2015年05月15日(金)
[行政改革] 厚労省が先発品と後発医薬品の差額自己負担で見解 政府SG
- 政府は5月15日、行政改革推進会議の「歳出改革ワーキンググループ(WG)重要課題検証サブ・グループ(SG)」を開催した。この会合は、WGに設けた3つのSGのうちの1つで、主な担当は「秋のレビュー」(外部有識者と各府省担当者により、各府省が行った事業の点検・改善内容等を検証し、事業改善策を議論するもの)で取り上げた重要テーマ・事業の検証などを行う。3回目の今回は、後発医薬品の使用促進策などについて、関係省からヒ・・・
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2015年05月13日(水)
[医薬品] 新たに16成分28品目の薬価収載を承認 中医協・総会1
- 厚生労働省は5月13日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、医薬品の薬価収載を承認したほか、医療機器の保険収載や先進医療会議の検討結果などを報告した。 新たに薬価収載を承認された医薬品は、次の16成分28品目(2015年5月20日収載予定)(p23参照)。(1)非オピオイド鎮痛剤で治療困難な疼痛を伴う各種がん、慢性疼痛における鎮痛用薬『ワントラム錠100mg』(日本新薬)(p24~p25参照)(2)血液透析患者、・・・
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2015年05月13日(水)
[医薬品] 原価計算方式の係数を更新、類似比較の分類改訂 中医協・総会2
- 5月13日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、このほか、医療機器の保険適用(5月1日適用分)(p19~p21参照)、DPCでの高額な新規医薬品等への対応(p230参照)、新たな先進医療技術(先進医療会議)(p235参照)の報告を受けるなどした。 また、「特定保険医療材料の基準材料価格の算定における原価計算方式の係数の更新」を報告。原価計算方式に用いる値を直近データを基に、一般管理販売費率21.9%、営業利益・・・
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2015年04月27日(月)
[医療保険] 定率負担に加え、少額の定額負担の導入も 財務省分科会2
- 4月27日の財政制度等審議会の「財政制度分科会」では、このほか、受診時定額負担制の導入やサービス単価の抑制も提案されている。 受診時定額負担に関しては、現行の定率負担(3割など)に加えて、個人が日常生活で通常負担できる少額の定額負担の導入が必要と提案。また、サービス単価の抑制に関しては、診療報酬・薬価改定は3年度連続になる可能性があると指摘。薬価のマイナス改定分は、市場実勢価格の反映にすぎず、2014年・・・
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2015年04月16日(木)
[規制改革] 新医薬品の14日間処方制限の見直しを議論 内閣府WG
- 内閣府は4月16日、規制改革会議の下部組織「健康・医療ワーキンググループ(WG)」を開催し、(1)新医薬品の14日間処方日数制限の見直し(p2~p44参照)、(2)医薬分業推進の下での規制の見直し(p45~p46参照)―について議論した。 (1)では、厚生労働省が現状について説明。投薬治療が長期におよぶものが増加したことにともない、2002年度診療報酬改定の際に、原則として投与日数の制限を行わないこととした。ただし、・・・
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2015年04月13日(月)
[医薬品等] 医薬品業界が新薬創出促進加算の制度化を要望 官民対話
- 厚生労働省は4月13日、「革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話」を開催した。この会合は、「医薬品」・「医療機器」各産業界の代表者と、行政担当者がともに関連施策をさぐることなどを目的とし、2013年5月に初会合が開かれている。第3回となる今回は、医薬品産業界から、日本製薬団体連合会(日薬連)の野木森雅郁会長・日本製薬工業協会(製薬協)の多田正世会長を含む4人が、医療機器産業界からは、日本医療機器産業連・・・
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2015年03月25日(水)
[通知] オロパタジン塩酸塩錠など内用薬5品目を薬価収載 厚労省
- 厚生労働省は3月24日付で、「使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等」に関する通知を発出した。オロパタジン塩酸塩錠2.5mg「クニヒロ」ほか内用薬5品目を薬価基準の別表に収載した(p1参照)(p4~p5参照)。また、掲示事項等告示の一部改正(p2参照)や、「トリーメク配合錠」に、使用した患者に関する診療報酬明細書などの取り扱いは秘密保護に十分配慮することなどについて留意事項が掲載されている・・・
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2015年03月24日(火)
[経営] 改定分を除く医療費の伸びが近年で最小 日医総研
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- 日医総研ワーキングペーパー 2014年度診療報酬改定後の医療費の動向 ―2014年度上半期医療費の対前年同期比―(3/24)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 診療報酬 医療提供体制
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2015年03月23日(月)
[医薬品] 医薬分業、かかりつけ薬局がOTC医薬品等の推進を 指導者協議会
- 厚生労働省は3月23日、2014年度「医薬分業指導者協議会」を開催し、各都道府県の担当者に対して、「薬剤師を取り巻く状況」などを説明したほか、公益社団法人日本薬剤師会や有識者らが講演した。 厚労省は医薬分業に関して、医師が患者に処方箋を交付し、薬局の薬剤師が処方箋に基づき調剤を行う業務分担により、国民医療の質的向上を図るものと説明。利点を、(1)『かかりつけ薬局』で薬学的観点から処方箋をチェックすること・・・
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2015年03月18日(水)
[医薬品] 原価計算方式の利益率補正の定量化に関する研究 薬価専門部会
- 厚生労働省は3月18日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、厚生労働科学特別研究事業である「薬価算定基準(原価計算方式)における利益率の補正の定量化」に関する研究が報告された。 原価計算方式とは、薬価算定単位あたりの製造販売に要する原価に、販売費、一般管理費、営業利益、流通経費、消費税・地方消費税相当額を加えた額を薬価とする算定方式(p4参照)。 研究では、原価計算方式による薬価算・・・
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2015年03月13日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(3月16日~3月21日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(3月16日~3月21日)(3/13)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2015年03月12日(木)
[事務連絡] 使用薬剤の薬価基準に関する通知を一部訂正 厚労省
- 厚生労働省は3月12日付けで、「『使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等について』の一部訂正」に関する事務連絡を行った。今回は、2014年9月2日付と2014年11月25日付の通知(保医発0902第1号、保医発1125第7号)の一部記載を訂正。「新医薬品の品目数」などを訂正している(p2参照)。・・・
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2015年02月23日(月)
[医薬品] 胃酸分泌抑制剤タケキャブ等26品目を薬価収載 厚労省通知
- 厚生労働省は2月23日、「使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等」に関する通知を発出した。タケキャブ錠10mgほか内用薬9品目、注射薬15品目、外用薬2品目の合計26品目を薬価基準の別表に収載した(p1参照)(p4~p5参照)。また、「タケキャブ錠10mg・同20mg」の使用期間の限定や、「パリエット錠5mg」に、投薬期間制限を適用しないことなどについて留意事項が掲載されている(p1~p2参照)。
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2015年02月18日(水)
[診療報酬] 次期診療報酬改定へ議論スタート 中医協・総会
- 厚生労働省は2月18日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)医療機器の保険適用(p3~p6参照)、(2)医薬品の薬価収載(p7~p47参照)、(3)先進医療会議の検討結果の報告(p143~p168参照)、(4)在宅医療(p169~p268参照)―などを議題とした。 (4)は、次期診療報酬改定へ向けた議論がスタート。厚労省は、「在宅医療」について、現状や診療報酬上の評価、訪問看護、外来応需体制の運用などについて・・・
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2014年12月11日(木)
[医薬品] 睡眠導入剤ニトラゼパムなど薬価収載 厚労省通知
- 厚生労働省は12月11日、「使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等」に関する通知を発出した。今回は、睡眠導入剤『ニトラゼパム』ほか内用薬390品目、注射薬99品目、および外用薬32品目の合計521品目を「診療報酬の加算等の算定対象となる後発医薬品」として薬価収載した(p1参照)(p5~p20参照)。あわせて、『エスワンケーケー配合錠T20』、『イマチニブ錠100mg』などの医薬品について、算定基準などの留意事項を述べ・・・
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2014年12月02日(火)
[肝炎対策] C型慢性肝炎の3剤併用療法に対する医療費助成を議論 厚労省
- 厚生労働省は12月2日、肝炎治療戦略会議を開き、「プロテアーゼ阻害剤を含む3剤併用療法の再治療に対する医療費助成の取り扱い」について討議した。背景には、11月にバニプレビルが薬価収載となり、C型慢性肝炎に関し、同剤を含む3剤併用療法が保険適用となったことや、9月にテラプレビルの薬事承認事項の一部変更が承認され、薬事・保険上は、各プロテアーゼ阻害剤について、他の薬剤による既治療例への再治療が可能となったこ・・・
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2014年12月02日(火)
[肝炎対策] C型慢性肝炎に対する3剤併用療法などを討議 厚労省
- 厚生労働省は12月2日、肝炎治療戦略会議を開き、ウイルス性肝疾患に対する新規治療法について討議した。 背景には、11月25日にバニプレビルが薬価収載となり、C型慢性肝炎に対し、同剤を含む3剤併用療法が保険適用となったことがある(p5参照)。今回は、バニプレビルに関する有効性・安全性(p6~p15参照)や3剤併用療法の再治療に関する有効性など(p16~p18参照)が俎上に上った。(12月3日に詳報します) ・・・
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2014年11月27日(木)
[薬価] 「エルカルチンFF錠100mg」等23品目を薬価収載 厚労省通知
- 厚生労働省は11月27日、「使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正」に関する通知を発出した。カルニチン欠乏症治療薬「エルカルチンFF錠100mg」など内用薬10、注射薬9、外用薬4の合計23品目を薬価収載した(p1参照)(p7参照)。あわせて、「マクジェン硝子体内注射用キット0.3mg」「ルセンティス硝子体内注射液2.3mg/0.23mL」について、投与にかかかる手技料として「診療報酬の算定方法」別表第1の医科点数表区分番号・・・
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2014年11月25日(火)
[薬価] 不眠症治療薬『ベルソムラ錠』等17品目を薬価収載 厚労省通知
- 厚生労働省は11月25日、「使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等」に関する通知を発出した。今回は、不眠症治療薬『ベルソムラ錠』ほか内用薬8、注射薬7、および外用薬2の合計17品目を薬価収載した(p1~p3参照)。あわせて、『ベルソムラ錠』、『 リクシアナ錠 』、『 ブイフェンドドライシロップ 』、『コムプレラ配合錠』について薬価基準の一部改正に伴う留意事項について述べている。特にHIV治療薬『コムプレラ配合錠』・・・
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