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2020年01月29日(水)
[診療報酬] 個別改定項目に回リハ病棟の入院料の施設基準見直し 厚労省
- 厚生労働省が29日の中央社会保険医療協議会・総会に示した2020年度診療報酬改定に関する個別改定項目(いわゆる短冊)には、回復期リハビリテーション病棟入院料の施設基準の見直しが盛り込まれた。リハビリテーションの効果にかかわる実績指数を同入院料1では「40以上」、同入院料3では「35以上」にそれぞれ引き上げる内容で、これに対する反対意見は出なかった(p334参照)。 同入院料の施設基準については、同入院料1で・・・
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2020年01月29日(水)
[診療報酬] 中医協、「個別改定項目」の議論に 看護必要度で公益委員裁定
- 中央社会保険医療協議会は29日の総会で、次回診療報酬改定の個別点数を対象とした「個別改定項目」の議論に入った。争点となっていた「重症度、医療・看護必要度」は公益委員裁定となり、基準Iは急性期一般入院料1で1ポイント引き上げ31%、基準IIは4ポイント引き上げて29%とした。許可病床400床以上は基準IIが必須となる。働き方改革では、地域医療体制確保加算を新設する方針を厚生労働省が示した。一般病棟入院基本料(地域・・・
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2020年01月29日(水)
[診療報酬] 看護必要度の基準、「A1点・B3点」を削除 中医協が了承
- 厚生労働省は、29日の中央社会保険医療協議会・総会で、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の「B14またはB15に該当する患者であって、A得点が1点以上かつB得点が3点以上」の基準を削除することを提案し、了承された(p313参照)。総会では、看護必要度Iの該当患者割合の基準値を急性期一般入院料1は1ポイント引き上げて31%とすることでも一致した。同省のシミュレーションでは、同入院料1を届け出てい・・・
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2020年01月29日(水)
[診療報酬] 地域医療体制確保加算の新設を提案 厚労省「時短計画念頭に」
- 中央社会保険医療協議会・総会が29日開かれ、厚生労働省は、救急医療の実績が一定以上あり、医師など医療従事者の労務管理を適切に行っている病院が算定できる地域医療体制確保加算を、2020年度の診療報酬改定で新設することを提案した(p13参照)。長時間労働の医師がいる医療機関が21年度以降に作る医師労働時間短縮計画(時短計画)に先行し、負担軽減と処遇改善を診療報酬で後押しする。 厚労省はこの日、20年度の診療・・・
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2020年01月29日(水)
[診療報酬] 調剤料、14日分以下も包括点数に 厚労省方針
- 厚生労働省は29日の中央社会保険医療協議会・総会で、次回診療報酬改定に向け、調剤料について「7日目以下」と「8日目以上14日以下」を15日分以上と同様に包括した評価とし、大型門前薬局対策では調剤基本料2の特定医療機関からの受付割合と月当たり処方箋受付回数を見直して対象を拡大、基本料3イも「4万回超40万回以下」の「4万回超」をより低くして対象を拡大する方針を示した(p274~p282参照)。 調剤料は、14日分以下の・・・
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2020年01月29日(水)
[改定情報] 急性期一般1の該当患者割合、31%で決着 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は1月29日、2020年度診療報酬改定の個別項目の議論に入り、「急性期一般入院料1」における「重症度、医療・看護必要度」(以下、「看護必要度」)の該当患者割合の基準値を看護必要度Iで31%、IIは29%に引き上げることを決めた。「入院料4」はIを22%、IIを20%に引き下げ、この間の入院料の基準値を3ポイント刻みで設定する。支払側は「入院料1」の基準値をIの場合で35%に大幅に引き上げ、入院料・・・
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2020年01月24日(金)
[診療報酬] 訪問看護24時間対応のさらなる評価を要望 中医協公聴会
- 中央社会保険医療協議会(中医協)は24日、2020年度の診療報酬改定に向け、静岡県富士市で公聴会を開催した。応募者の中から公益委員が選んだ10人が登壇し、医療提供者、保険者、患者などそれぞれの立場から意見を発表した。訪問看護ステーションで所長を務める女性は、訪問看護での24時間対応へのさらなる評価を要望した。中医協では、22日に募集を締め切った「これまでの議論の整理案」への意見や公聴会での意見を参考に、診療・・・
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2020年01月24日(金)
[診療報酬] オンライン診療評価拡大、難病患者が切実な訴え 中医協公聴会
- 中央社会保険医療協議会(中医協)は24日、次回診療報酬改定に関する公聴会を静岡県富士市で開催した。10人の意見発表者の中で、指定難病のファブリー病患者である石原八重子氏は、かかりつけ医の受診時に遠方の専門医から、かかりつけ医と共に検査結果の説明や関連する指導をオンラインで受けることができるような仕組みの構築を求めた。中医協は、こうした事例を新たにオンライン診療の中で評価することとし、具体的な要件など・・・
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2020年01月24日(金)
[改定情報] 中医協・総会が20年度診療報酬改定で公聴会を開催
- 中央社会保険医療協議会・総会は1月24日に公聴会を開き、公募者の中から公益委員が選定した医療保険者、医療従事者、患者など10人が2020年度診療報酬改定についての意見を述べた。改定の重点項目である医師の働き方改革の推進で、医療保険者らは診療報酬で重点評価する対象を実際に労働環境の改善などに取り組んでいる病院に限定することを要請。医療関係者は2次救急医療を担う中小病院の評価や「医師事務作業補助体制加算」の評・・・
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2020年01月22日(水)
[診療報酬] ダビンチ手術など102の医療技術に保険適用へ 中医協が了承
- 中央社会保険医療協議会・総会は22日、関連学会から提案があった医療技術など743件のうち、手術支援ロボット「ダビンチ」を使う手術など102件を2020年度の診療報酬改定で公的医療保険の対象にすることを了承した。 743件の内訳は、学会などの提案によるものが719件、「先進医療」として実施されているものが24件。中医協の医療技術評価分科会は9日、20年度の改定で対応する「優先度が高い」と、そのうち264件を位置付けた。新規・・・
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2020年01月22日(水)
[改定情報] 優先度が高い技術264件、中医協が分科会報告を了承
- 中央社会保険医療協議会・総会は1月22日、診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会から報告があった医療技術の最終的な評価結果を了承した。学会からの提案があった技術や先進医療として実施されている技術743件について分科会で評価した結果、264件を2020年度診療報酬改定で対応する優先度が高い技術に選定した。内訳は、▽学会などからの提案258件▽先進医療として実施されている技術6件▽両方に該当する技術3件。残り479件は、・・・
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2020年01月15日(水)
[診療報酬] 急性期一般入院料1の患者割合、支払側が「35%以上」を主張
- 中央社会保険医療協議会・総会が15日に開かれ、急性期一般入院料1に設定している急性期患者の受け入れ割合の基準(現在は30%以上)を、2020年度の診療報酬改定で35%以上に引き上げるよう支払側が主張した。しかし、診療側は「常軌を外れている」などと強く反発し、議論は平行線をたどった。 入院医療への評価の見直しを巡る中医協・総会の議論では、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の見直しが大きな・・・
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2020年01月15日(水)
[診療報酬] 20年度改定で「フォーミュラリー」の評価は見送り 中医協
- 厚生労働省は15日の中央社会保険医療協議会・総会で、2020年度診療報酬改定に関する議論の整理案を提示し(p77参照)、了承された。これまで診療側が反対していた、薬剤適正使用のための使用ガイド付き医薬品集(フォーミュラリー)の作成への評価は見送られた。支払側は、20年度改定案の答申に関する附帯意見にこれを盛り込むことを求めたが、診療側が反対の姿勢を示した。厚生労働省は同日から22日まで、議論の整理に関す・・・
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2020年01月15日(水)
[改定情報] 加藤厚労相が20年度診療報酬改定について諮問 中医協・総会
- 加藤勝信厚生労働大臣は1月15日、中央保険社会医療協議会に対し、2020年度診療報酬改定について諮問した。答申に当たっては、▽改定率(診療報酬本体0.55%増、薬価など1.01%減)▽消費税財源を活用した救急病院における勤務医の働き方改革の特例的対応(本体の0.08%引き上げ相当分)▽社会保障審議会医療保険部会・医療部会が取りまとめた改定の基本方針ーに基づいた審議を行うよう要請した(p113~p123参照)。また同日の総会・・・
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2020年01月10日(金)
[診療報酬] 次回改定の実施項目、議論の整理案を提示 中医協総会に厚労省
- 次期診療報酬改定に向け、厚生労働省は10日の中央社会保険医療協議会に、「これまでの議論の整理(案)」を提示した。医師の働き方改革推進のための救急医療の評価など、これまでの議論で実施する方向となった項目を示したもの。厚労省提案に反対意見が多かった「使用ガイド付き医薬品集(フォーミュラリー)」は盛り込まれなかった。次回15日に「これまでの議論の整理」としてまとめてパブリックコメントの募集を開始。また、24・・・
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2020年01月10日(金)
[診療報酬] 急性期一般入院料2、3の届け出要件見直しを 厚労省が提案
- 厚生労働省が10日、中央社会保険医療協議会・総会に出した議論の整理案では、急性期一般入院基本料の7つの点数のうち、急性期一般入院料2と入院料3の届け出要件を2020年度の診療報酬改定で見直す方向性を打ち出した(p41参照)。これらの点数は、従来の一般病棟7対1入院基本料からの切り替え先の受け皿として、18年度に新設されたが、実際はほとんど転換が進んでいないことが分かり、てこ入れを検討する。 厚労省案では、急・・・
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2020年01月10日(金)
[診療報酬] 機能強化加算、掲示など情報提供の要件見直しを 厚労省が提案
- 厚生労働省が10日の中央社会保険医療協議会・総会で示した2020年度診療報酬改定に向けた議論の整理案では、「かかりつけ医」が行う初診を評価する機能強化加算の要件に組み込まれている院内掲示などの情報提供に関する要件を見直す方向性を打ち出した(p29参照)。支払側はこれまで、診察前の文書での説明を要件化すべきだと主張していたが、診療側がこれに反対したため、整理案では「患者への説明」にまで踏み込まなかった・・・
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2020年01月10日(金)
[改定情報] 20年度改定の議論の整理、次回取りまとめへ 中医協・総会
- 厚生労働省は1月10日の中央社会保険医療協議会・総会に、「令和2年度(2020年度)診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理案」を提示した。改定の基本方針に掲げられた▽医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進▽患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現▽医療機能の分化・強化、連携と地域包括ケアシステムの推進▽効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上―の4つの柱に沿って、これ・・・
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2020年01月09日(木)
[診療報酬] 20年度改定、医療技術評価対象は264件 中医協分科会が了承
- 厚生労働省は9日、中央社会保険医療協議会の「医療技術評価分科会」で、医療技術264件を評価の対象とすることを提案し、了承された(p65参照)。このうち、新規のロボット支援手術は8件。同分科会では近く、中医協の総会に検討結果を報告する。 今回、同分科会の評価の対象となった医療技術は計743件で、このうち264件が診療報酬改定で対応する優先度が高い技術とされた。その内訳は、新規技術が103件、既存技術が161件・・・
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2019年12月26日(木)
[医療費] 医科と調剤の後発品割合、19年3月で75.1% 厚労省
- 厚生労働省はこのほど、医科と調剤の電算処理レセプトを集計した結果、医科の入院と入院外、調剤を合わせた後発医薬品の使用割合は2019年3月時点で75.1%となっていることを明らかにした。20年9月までに80%とする政府目標までは18カ月を残した段階での数値だが、医科入院外は64.3%で、依然として大きく遅れている(p2参照)。 厚労省は、調剤のデータについては、電算処理分のレセプトを集計した月ごとの「最近の調剤医療・・・
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2019年12月26日(木)
[診療報酬] 18年度診療報酬改定で疑義解釈資料を事務連絡 厚労省
- 厚生労働省はこのほど、2018年度診療報酬改定に伴う事務連絡「疑義解釈資料(Q&A)その19」を都道府県などに出した。国家戦略特区で、薬剤師が服薬指導を対面で行った患者に引き続き遠隔での服薬指導を実施した場合、一定の要件を全て満たせば、「薬剤服用歴管理指導料」を算定することが可能との解釈を示している(p2参照)。 Q&Aでは、その場合の要件として、▽同指導料に関する算定要件を満たす▽患者の手元に薬剤が・・・
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2019年12月20日(金)
[診療報酬] 妊婦加算の取り扱いを論点に 中医協・総会で厚労省
- 厚生労働省は20日の中央社会保険医療協議会・総会で、妊産婦に対する診療の課題への対応や、1月から算定を凍結している「妊婦加算」の今後の取り扱いを論点に挙げた(p92参照)。妊婦加算については、複数の委員から、新たな枠組みで評価の在り方を検討すべきだとの意見が出た。 同加算の凍結を受けて、厚労省が2月に設置した「妊産婦に対する保健・医療体制の在り方に関する検討会」では、構成員から、妊産婦の診療に積極・・・
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2019年12月20日(金)
[診療報酬] 看護必要度のC項目、評価期間の延長を提案 厚労省
- 厚生労働省は20日、「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)のC項目に組み込まれている手術などの評価期間を、2020年度の診療報酬改定で延長する見直し案を中央社会保険医療協議会・総会に示した(p31参照)。それへの反対意見はなかったが、C項目の1つにでも該当すれば急性期の治療が必要な患者とみなされるだけに、支払側の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は慎重な対応を求めた。 また、診療側の猪口雄二委員・・・
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2019年12月20日(金)
[診療報酬] オンライン服薬指導での薬学管理料の要件案を提示 厚労省
- 厚生労働省は20日、改正医薬品医療機器等法(薬機法)の施行に伴って薬剤師がオンラインで服薬指導を行った場合に算定できる薬学管理料の要件案を、中央社会保険医療協議会・総会に示した。対象を「在宅患者以外」と「在宅患者」に分け、それぞれの具体的な要件を明確化した(p53~p54参照)。委員からは、オンライン服薬指導への評価を2020年度診療報酬改定で新設することに異論は出なかったが、要件案には慎重な対応を求める・・・
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2019年12月20日(金)
[診療報酬] 働き方改革の診療報酬評価、支払側が受け入れ表明 中医協
- 中央社会保険医療協議会は20日の総会で、診療側と支払側が主な個別項目に関する改定の在り方について意見を発表した。これを受け、田辺国昭会長(東大大学院法学政治学研究科教授)は、次回から、具体的な点数改定の在り方についての議論に入ることとした。1月10日から議論を再開する(p93~p119参照)。 支払側意見書は、これまでの議論で考え方が大きく対立した働き方改革に関連した診療報酬評価で、「入院基本料などでの一・・・
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