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2011年11月11日(金)
[診療報酬] 看護職員と看護補助者が訪問看護行う場合を評価 中医協総会
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厚生労働省が11月11日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、訪問看護、在宅歯科医療、在宅における薬剤師業務について議論を行った。
訪問看護については、(1)小規模の訪問看護ステーションが多く、非効率である(p9~p10参照)(2)訪問看護を必要とする人が増加し、ニーズも多様化しているため、そうした点への対応(p11~p19参照)―という2つの課題がある(p20参照)。
そこで厚労省は、(1)へ・・・
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2011年09月30日(金)
[看護] 外来看護に関わる診療報酬制度の積極的活用など提案 日看協
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日本看護協会はこのほど、「外来における看護の専門性の発揮に向けた課題」と題する資料を公表した。これは、一般外来での看護を含め、専門性の高い看護外来の推進について討議し、まとめたもの。
外来看護とは、疾病を持ちながら地域で療養・社会生活を営む患者やその家族等(以下「患者や家族」)に対し、「信頼される診療や、生活が円滑に送れるように調整を図りながら、看護職が診療補助や療養上の世話を提供する」こと。・・・
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2011年08月23日(火)
[医療提供体制] 「がん放射線療法看護認定看護師」を専門性資格に追加
- 厚生労働省は8月23日に、広告可能な医師等の専門性に関する資格名等の一部を改正する通知を発出した。平成19年6月18日付で通知された「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名等について」を一部改正し、看護師の専門性資格に「がん放射線療法看護認定看護師」を追加するというもの。また、「有限責任中間法人 日本リウマチ学会」を「一般社団法人 日本リウマチ学会」に、「有限責任中間法人 日本小児歯科学会」を「一般社団・・・
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2011年07月27日(水)
[がん医療] 平成24年度予算要求、がん対策について意見交換
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厚生労働省が7月27日に開催した、がん対策推進協議会で配付された資料。この日は、がん対策予算等について意見交換を行った。
資料には、平成24年度予算要求等に係る各委員の意見一覧が掲載されている。まず、がん対策全般については、弾力的な予算措置をもとにがん対策予算の増額を求める意見があった。また、人材育成については、放射線療法に関わる放射線治療医や診療放射線技師、化学療法に関わる薬物療法専門医、がん治療・・・
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2011年07月26日(火)
[看護] 診療報酬上の評価がある認定看護師、需要高まっている 日看協
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日本看護協会は7月26日に、専門看護師・認定看護管理者が合わせて1万人を超えたことを明らかにした。
日看協は、「第19回認定看護師認定審査」「第15回認定看護管理者認定審査」を実施し、両認定審査に2313人が受験し、認定看護師に1713人、認定看護管理者に399人の合格者を輩出した。その結果、2011年7月1日現在、専門看護師は612人、認定看護師は9047人、認定看護管理者は1339人となり、資格認定制度が看護界の総意で1994年・・・
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2011年07月13日(水)
[がん対策] 臨床試験推進する中核施設を整備し、難治性小児がんへ対応を
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厚生労働省が7月13日に開催した、がん対策推進協議会の小児がん専門委員会で配付された資料。この日は、小児がんにおける難治がん、研究、教育・研修等について集中審議を行った。
資料では、難治がん、研究、教育・研修等についての委員の意見を一覧にした表が示されている(p29~p31参照)。
まず、難治がん対策としては、現在の患者への対応とともに、新たな診断・治療に向けた将来的な対応の両側面がまとめられている・・・
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2011年07月11日(月)
[意見募集] がん放射線療法看護認定看護師を広告可能な専門資格へ追加
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- 「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名等について」(平成19年6月18日医政総発第0618001号医政局総務課長通知)の一部改正に関する意見の募集について(7/11)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 総務課 カテゴリ: 医療提供体制
医療広告として広告できる医師等の専門性に関する資格については、上記通知で規定されている。各種学会等で医師等の専門性資格が設けられているが、「学会により認定基準等がまちまちである」との指摘があるため、厚労省が、いわゆるポジティ・・・
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2011年05月16日(月)
[看護] 特定看護師の議論に向け、専門・認定看護師の役割等を再整理
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厚生労働省が5月16日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、前回に続き、特定看護師(仮称)の業務範囲および要件について議論を行った。
資料では、(1)看護師に対する医師の指示の在り方(2)医療現場における専門看護師・認定看護師の役割―が改めて整理されている。
まず(1)の医師から看護師への指示については、「具体的指示」と「包括的指示」の違いなどを・・・
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2010年12月05日(日)
[看護] 「特定看護師」創設よりも、就業看護師の大幅増員が急務 保団連
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- 医療の質と安全性の向上、看護の充実は実現するのか 「特定看護師」創設への疑念(12/5)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 看護
保団連は、就業看護師が大幅に不足しているにもかかわらず、増員計画もないまま「特定看護師」創設により業務範囲を拡大する厚労省の方針に対し、いくつかの考察を行っている。具体的には、(1)国の責任で看護師教育・養成を強化し、就業条件の整備・向上を図り、就業看護師を大幅増員することが急務(2)看護行為への評価を高め、診療・・・
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2010年11月01日(月)
[看護] 救急や小児分野における特定看護師養成の試行状況をヒアリング
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厚生労働省が11月1日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、特定看護師(仮称)養成調査試行事業について、日本看護協会看護研修学校と兵庫県立大学大学院からヒアリングを行った。
日本看護協会看護研修学校では、特定看護師養成の試行事業として、認定看護師の実践経験を5年以上もつナースに、240時間の教育プログラムを施している。具体的には、(1)皮膚・排泄ケ・・・
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2010年07月20日(火)
[看護] 脳卒中リハビリ、がん放射線療法の認定看護師が誕生 日看協
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日本看護協会は7月20日に、認定看護師が19分野7363人となったことを発表した。分野別に見ると、(1)皮膚・排泄ケア1391名(2)感染管理1179名(3)緩和ケア919名―が多くなっている。また脳卒中リハビリテーション看護(79名)、がん放射線療法看護(30名)については、2010年に初めて認定看護師が誕生している(p1参照)。
脳卒中リハビリ看護では、(1)重篤化回避のためのモニタリングとケア(2)急性期から病態に応じ・・・
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2010年07月16日(金)
[チーム医療] 看護業務検討WGから、特定看護師養成試行事業などの報告
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厚生労働省が7月16日に開催した、チーム医療推進会議で配付された資料。この日は、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループから、(1)看護業務実態調査(2)特定看護師(仮称)養成試行事業―について検討状況が報告された。
看護業務実態調査については、調査対象が(1)特定機能病院:83施設(2)規模別の病院:約1600施設(3)有床・無床診療所:約1000施設(4)訪問看護ステーション:約540か所(5)専門・・・・
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2010年02月22日(月)
[診療報酬] 22年度改定、チーム医療等の評価を歓迎 日看協
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日本看護協会は2月22日に、平成22年度診療報酬改定に対する日本看護協会の見解を発表した。
日看協は、平成22年度診療報酬改定が、医療崩壊に対応する10年ぶりのプラス改定となったことについて、「国民が納得する医療の実現への第一歩」と評価している。そのうえで、特に重要な点として、(1)入院医療の充実とチーム医療の推進(2)訪問看護の要件緩和(3)職場環境の整備―について、見解を述べている。
(1)の入院医療の・・・
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2009年12月25日(金)
[22年度予算] 在宅歯科推進のための連携室整備費など計上 歯科保健課
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厚生労働省が平成21年12月25日に発表した、平成22年度歯科保健医療対策関係予算案の概要。歯科保健医療の充実では、(1)在宅歯科医療連携室整備事業(新規)(2)歯の健康力推進歯科医師等養成講習会(3)8020運動推進特別事業―などが盛り込まれている(p1~p2参照)。
資料2として、平成22年度看護職員確保対策の予算案概要を添付した。(1)新人看護職員研修の着実な推進に16億8800万円(2)認定看護師育成など医師と看護・・・
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2009年12月21日(月)
[チーム医療] NP(診療看護師)や看護麻酔師の可能性を議論
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厚生労働省が12月21日に開催した、チーム医療の推進に関する検討会で配付された資料。この日も、前回に引き続き、チーム医療の推進に関するヒアリングを行った。
国立病院機構から提示された資料では、我が国における医療提供体制を分析した上で、チーム医療の推進に関する課題として、(1)医師の包括的指示と看護職の自己裁量権(2)高度診療能力をもつ人材の育成と資格の認定(3)Physician assistantは看護職か―の3つをあ・・・
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2009年10月20日(火)
[地域医療] 地域医療基盤開発推進研究事業、研究成果報告会を開催
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厚生労働省が10月20日に開催した、平成20年度地域医療基盤開発推進研究事業の研究成果報告会で配付された資料。この日は、東京大学や九州大学など8施設より発表が行われた。
資料には、(1)精神疾患を有する人の地域生活を支えるエビデンスに基づいた看護ガイドラインの開発(聖路加看護大学)(p11~p21参照)(2)皮膚・排泄ケア認定看護師による高度創傷管理技術を用いた重症褥瘡発生の防止に関する研究(東京大学)・・・
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2009年07月10日(金)
第7次看護職員需給見通し、策定方針(案)及び調査票(案)が明らかに
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厚生労働省が7月10日に開催した、第7次看護職員需給見通しに関する検討会で配布された資料。 この日は、第7次看護職員需給見通し策定方針(案)が示された。
第7次看護職員需給見通し(平成23年から平成27年までの5年間)の策定方針(案)では、看護職員の就業の現状や勤務環境の改善などを見込んだ場合の需要数について把握し、供給については、一定の政策効果も加味する、としている。また、算定に当たっては、看護職員全体・・・
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2009年06月24日(水)
次期改定に向けて、専門看護師の配置への評価等を要望 日看協
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日本看護協会は6月24日に、厚生労働省に宛てて出した「平成22年度診療報酬改定に関する要望書」を公表した。
要望書では、重点要望として(1)医療の質の向上に資する、専門看護師・認定看護師を配置する体制に対して高い評価を行う(2)超高齢社会を見据えた、在宅での看取り体制を整えるための在宅療養生活の基盤整備を行う(3)高齢化に対応した看護体制、看護補助体制の充実を図るとともに、看護職員の多様な勤務形態によ・・・
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2009年06月16日(火)
認定看護師は17分野で約5800人に 日看協
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日本看護協会は6月16日に、認定看護師の合格者数等に関する報道関係資料を公表した。
資料によると、第17回認定看護師認定審査では17分野1442人が受験し、1356人が合格。これにより認定看護師の総数は5794人になった。分野別では、皮膚・排泄ケアの認定看護師総数が最も多く1132人、次いで感染管理分野で960人、緩和ケア分野で754人となっている(p1参照)。
一方、第13回認定看護管理者認定審査では214人中191人が合格・・・
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2009年05月18日(月)
認定看護師や専門看護師を活用し、医療従事者の役割分担の推進を 財務省
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財務省が5月18日に開催した、財政制度等審議会の財政制度分科会財政構造改革部会で配布された資料。この日は、日本医師会常任理事からヒアリングを行った。
日医の中川常任理事は、「医療崩壊から脱出するための緊急提言」(p2~p41参照)と題する資料を提示し、「身近な医療機関が健全に存続し、国民が経済的負担におびえることなく、いつでも医療機関にかかることができる社会を目指す」と表明した。
またこの日は、社会・・・
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2009年05月15日(金)
感染管理認定看護師の活用やマンパワーの確保を要望 日看協等4師会
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日本看護協会等4師会は5月15日に、厚生労働大臣に宛てて新型インフルエンザに関する要望書を提出した。
要望書では、新型インフルエンザの対策については、国内発生と対応の長期化が懸念される、として(1)医療提供体制整備(2)マンパワーの確保(3)国民への正しい情報提供(4)在宅要援護者への対応―を要望している。このうち、医療提供体制整備に関しては、医療従事者への十分な情報提供等の他、感染管理認定看護師の活用・・・
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2008年02月28日(木)
「脳卒中リハビリテーション看護」を認定看護師に追加 日看協
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日本看護協会はこのほど、新たに「脳卒中リハビリテーション看護」を承認し、これにより認定看護師分野が18分野になったことを公表した。
日看協によると、脳卒中による死亡者数は約13万2000人(2003年)で、日本人の寝たきりの原因疾患第1位を占めるなど、高齢化による脳卒中患者は増加しているという(p1参照)。そこで、病態予測や廃用症候群の予防、機能回復の為のリハビリテーション等の知識と技術をもつ、認定看護師・・・
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2007年08月02日(木)
ペインクリニック専門医などが広告可能に 厚労省通知
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厚生労働省はこのほど、都道府県の衛生主管部(局)長宛てに、広告することができる医師等の専門医に関する資格名を追加する旨を通知した(p1参照)。
通知によると、平成19年8月2日付けで「大腸肛門病専門医」「婦人科腫瘍専門医」「ペインクリニック専門医」の3つの資格名が、新たに広告可能となった(p1参照)。
また、日本看護協会の、「感染症看護専門看護師」や「緩和ケア認定看護師」など、8つの専門性に関す・・・
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2007年08月01日(水)
「認定看護師」17分野合計で3000人超 日看協
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日本看護協会が8月1日に公表した2007年の認定看護師の認定審査の結果。日看協は2007年の合格者として909人を新たに認定(合格率95.6%)し、これにより認定看護師は17分野合計で3383人となったと報告している(p1参照)(p2参照)。
また、これまで未承認だった(1)緩和ケア(2)集中ケア(3)認知症看護(4)皮膚・排泄ケア(5)不妊症看護―の5分野の認定看護師の名称を変更・再申請し、全ての分野が広告可能となっ・・・
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2007年02月21日(水)
褥瘡ハイリスク患者ケア加算の新設でWOC認定看護師増加
- 日本看護協会が2月21日に公表した、WOC看護認定看護師の活動促進に関する実態調査の速報。この調査は、同協会に登録している創傷・オストミー・失禁(WOC)看護認定看護師441人の人材活用状況について、当該看護師の所属する320施設の看護部長を対象に行われた(p1参照)。WOC看護認定看護師教育課程を修了した者は、平成18年診療報酬改定で新設された「褥瘡ハイリスク患者ケア加算」の算定要件の一つである「専従の褥瘡管理者・・・
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