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2022年12月23日(金)
[診療報酬] 後発薬の安定供給を診療報酬の特例で後押し 中医協が答申
- 中央社会保険医療協議会は23日、医薬品の安定供給を確保するための診療報酬上の特例措置も答申した。医薬品の適切な提供に取り組む医療機関や薬局を対象に「一般名処方加算」などを2023年4月から12月末に限り引き上げる<doc6913page15>。 特例は「一般名処方加算」「後発医薬品使用体制加算」「外来後発医薬品使用体制加算」のほか、「地域支援体制加算(調剤)」を算定する医療機関や薬局が対象<doc6913page15>。・・・
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2022年12月21日(水)
[診療報酬] 電子資格確認の加算引き上げなどを中医協に諮問 厚労相
- 加藤勝信厚生労働相は21日、診療報酬の「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」のうち、マイナンバーカードの保険証(マイナ保険証)を使わない患者に算定する点数を時限的に引き上げることなどを中央社会保険医療協議会に諮問した<doc6843page1>。2023年度政府予算案の編成を巡る閣僚折衝での合意事項を踏まえたものだが、複数の支払側委員が、患者・国民の声を聴かずに点数を上げることに反対した。中医協は年内に答・・・
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2022年12月21日(水)
[医療提供体制] 電子処方箋サービス、来年1月26日から運用開始 厚労省発表
- 厚生労働省は21日、電子処方箋サービスの運用を来年1月26日から開始すると発表した。システムの導入が完了した医療機関や薬局では、電子処方箋管理サービスに接続し、同サービスを利用できるようになる。 電子処方箋サービスを巡っては、運用開始に先立ち、厚労省がモデル事業を10月末に開始。4地域の医療機関や薬局で、運用プロセスやトラブル、問い合わせへの対応などを検証することや、課題や優良な事例などを収集する目的が・・・
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2022年11月30日(水)
[医療費] 22年度4-7月の調剤医療費、前年度比0.2%減の2兆5,182億円
- 厚生労働省は11月30日、2022年4-7月の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表した。4-7月の調剤医療費は2兆5,182億円となり、対前年度同期比で0.2%減少した。内訳は、技術料が6,887億円(対前年度同期比2.0%増)、薬剤料が1兆8,241億円(1.0%減)。後発医薬品の薬剤料は3,532億円(4.6%減)だった<doc6625page1>。 後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、82.6%(前年同期差0.4%増)・・・
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2022年11月30日(水)
[医療費] 22年度4-7月の医療保険医療費、75歳未満で2.3%増
- 厚生労働省が11月30日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2022年度7月号」によると、22年度4-7月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は8兆3,507億円(対前年同期比2.3%増)、75歳以上は5兆8,099億円(4.3%増)となったことがわかった<doc6602page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が2兆5,773億円(0.4%減)、75歳以上は2兆9,346億円(5.2%増)<doc6602page3>。医科入院外医療費は75・・・
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2022年11月30日(水)
[医療費] 22年度4-7月の概算医療費、前年比3.1%増 厚労省
- 厚生労働省が11月30日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2022年度7月号」によると、22年度4-7月の概算医療費は15.0兆円、対前年同期比では3.1%の増加となった。うち医療保険適用の75歳未満は8.4兆円(対前年同期比2.5%増)、75歳以上は5.9兆円(4.3%増)だった<doc6601page1><doc6601page4>。 1人当たり医療費は12万円(3.7%増)で、75歳未満は8.0万円(3.5%増)、75歳以上は31.5万円(1.4%増)&・・・
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2022年11月29日(火)
[経営] ドラッグストアの販売総額は6,445億円、前年同月比6.0%増 経産省
- 経済産業省は11月29日、2022年10月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り<doc6561page52>。●販売額▽総額/6,445億円(前年同月比6.0%増)▽調剤医薬品/583億円(9.0%増)▽OTC医薬品/743億円(5.7%増)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/431億円(3.7%増)▽健康食品/196億円(1.8%増)●店舗数:1万8,295店(4.7%増)・・・
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2022年11月28日(月)
[医療改革] 調剤業務の外部委託、安全性・効率性への影響を検証へ
- 政府の規制改革推進会議「医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ」(WG)の事務局は29日の会合で、特区制度を活用して調剤業務の外部委託に関する実証事業を行うことを提案した。調剤の一部業務を外部に委託した場合の安全性や効率性への影響を検証した上で、今後の医薬品医療機器等法での制度設計につなげるのが目的。実証事業の実施に大きな異論は出なかった。 実証事業では、▽一包化のための薬剤の取りそろえや、取り・・・
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2022年11月16日(水)
[診療報酬] リフィル処方箋の実施状況を調査へ 中医協・改定結果検証部会
- 中央社会保険医療協議会・診療報酬改定結果検証部会は16日、2022年度診療報酬改定の結果検証のための特別調査の中で行うリフィル処方箋の実施状況調査の調査票をまとめ、総会の了承を得た。薬局の対応状況、患者の交付された経験、病院・診療所には発行状況などだけでなく認知状況を聞く。23年2月までに中間報告を作成する<doc6103page204>。 薬局調査では、リフィル処方箋を22年4-6月の期間に受け付けた薬局、受け付け・・・
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2022年10月31日(月)
[経営] ドラッグストアの販売総額は6,371億円、前年同月比5.6%増 経産省
- 経済産業省は10月31日、2022年9月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り <doc5893page52>。●販売額▽総額/6,371億円(前年同月比5.6%増)▽調剤医薬品/580億円(10.2%増)▽OTC医薬品/733億円(3.4%増)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/426億円(0.8%増)▽健康食品/195億円(0.3%増)●店舗数:1万8,223店(4.9%増)・・・
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2022年10月31日(月)
[医療費] 22年度4-6月の概算医療費、前年比3.2%増 厚労省
- 厚生労働省が10月31日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2022年度4-6月号」によると、22年度4-6月の概算医療費は11.2兆円、対前年同期比では3.2%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は6.3兆円(対前年同期比2.2%増)、75歳以上は4.4兆円(5.0%増)だった<doc5872page1><doc5872page4>。 1人当たり医療費は9万円(3.9%増)で、75歳未満は5.9万円(3.2%増)、75歳以上は23.7万円(2.2%増・・・
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2022年10月31日(月)
[医療費] 22年度4-6月の医療保険医療費、75歳未満で2.1%増
- 厚生労働省が10月31日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2022年度4-6月号」によると、22年度4-6月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は6兆2,010億円(対前年同期比2.1%増)、75歳以上は4兆3,691億円(5.0%増)となったことがわかった<doc5873page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が1兆9,336億円(0.3%増)、75歳以上は2兆2,131億円(6.2%増)<doc5873page3>。医科入院外医療費は・・・
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2022年10月19日(水)
[医療提供体制] 電子処方箋の運用指針、改訂版を月内に発出 厚労省
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- 健康・医療・介護情報利活用検討会(第11回 10/19)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官(統計・情報政策、労使関係担当)付 情報化担当参事官室 カテゴリ: 医療提供体制
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2022年10月17日(月)
[医療改革] 電子処方箋、23年1月に補助金の申請フォーム公開 厚労省説明会
- 電子処方箋の運用開始を2023年1月に控え、厚生労働省は17日、オンライン説明会を開き、医療機関や薬局に早期の対応を呼び掛けた。マイナンバーカードへの対応に必要なオンライン資格確認システムの運用を始めている医療機関や薬局の7割超が、次のステップとして電子処方箋を導入する意向を示しているといい、同省の担当者は「支援できるところはしていきたい」と話した<doc5586page26>。社会保険診療報酬支払基金が補助金・・・
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2022年10月14日(金)
[医療提供体制] 次期指針での在宅医療提供体制、訪問リハなどの項目追加へ
- 厚生労働省の「第8次医療計画等に関する検討会」の作業部会は14日、在宅医療の体制構築に係る次期指針での「在宅医療の提供体制」の項目に、訪問リハビリテーションや訪問栄養食事指導を加えることを了承した。また、「医療体制の構築に必要な事項」の中に、これらの職種の機能・役割、多職種の連携を追記することなども決めた<doc5531page61>。次の会合での取りまとめを目指す。 指針は、在宅医療の体制を構築するために・・・
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2022年10月13日(木)
[医療改革] 医療・健康アプリの社会実装の促進、緊急に対応すべき課題に
- 政府の規制改革推進会議は13日、緊急に対応すべき分野ごとの課題をまとめた。医療分野では医療・健康アプリ(プログラム医療機器)の社会実装の促進などを挙げ、政府内で調整する。診療報酬での取り扱いの見直しを含め、厚生労働省に後押しの検討を求める<doc5483page1>。岸田政権が月内に作る総合経済対策に盛り込みたい考え。 岸田文雄首相は5日の経済財政諮問会議で、総合経済対策の取りまとめに向け、予算や税制だけ・・・
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2022年09月30日(金)
[経営] ドラッグストアの販売総額は6,780億円、前年同月比5.4%増 経産省
- 経済産業省は9月30日、2022年8月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り<doc5471page52>。●販売額▽総額/6,780億円(前年同月比5.4%増)▽調剤医薬品/581億円(11.6%増)▽OTC医薬品/855億円(9.0%増)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/481億円(5.7%増)▽健康食品/221億円(3.1%増)●店舗数:1万8,160店(4.8%増)・・・
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2022年09月29日(木)
[診療報酬] 後発医薬品使用体制加算などでの算出対象除外、22年度末まで
- 厚生労働省は、供給停止の後発薬と同じ成分・投与形態の医薬品について、後発医薬品使用体制加算などでの後発薬の使用割合の算出対象から除外することを認める臨時措置の終了時期を従来の9月末から2023年3月末に再延長した<doc5200page2>。後発品の供給停止や出荷調整が頻発し、これらの製品を使用していた医療機関や薬局を中心に代替の後発薬を入手することが困難となっている状況を踏まえた措置。 厚労省は21年9月21日・・・
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2022年09月27日(火)
[診療報酬] 新加算ではマイナ促進へ評価が逆転、原則義務化に向け期間限定で補助拡充
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- 中央社会保険医療協議会 総会(第527回 8/10)、社会保障審議会 医療保険部会(第152回 8/19)《厚生労働省》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 診療報酬 Scope 特集
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2022年09月22日(木)
[医療改革] 調剤業務の一部外部委託、距離制限などの見直しを要望 経団連
- 調剤業務の一部外部委託を巡り、経団連は22日、政府の規制改革推進会議の「医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ」(WG)で、委託元と委託先の間での距離的な制限などの見直しを求めた。他の参加者からも同じような意見が上がっており、WGでは外部委託の条件などについて引き続き議論を深める。 経団連は、調剤の一部外部委託に関して、必要十分な量の薬が迅速に薬剤師や患者に届く体制が担保されていることが重要であり・・・
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2022年09月16日(金)
[医療費] 21年度4-3月の概算医療費、前年比4.6%増 厚労省
- 厚生労働省が16日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2021年度3月号」によると、21年度4-3月の概算医療費は44.2兆円、対前年同期比では4.6%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は25.0兆円(対前年同期比6.4%増)、75歳以上は17.1兆円(2.7%増)だった<doc5023page1><doc5023page4>。 1人当たり医療費は35.2万円(5.0%増)で、75歳未満は23.5万円(7.2%増)、75歳以上は93.9万円(2.0%増)・・・
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2022年09月16日(金)
[医療費] 21年度3月の調剤医療費、前年度比1.5%増の7,194億円 厚労省
- 厚生労働省は16日、2021年度3月の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表した。3月の調剤医療費は7,194億円となり、対前年度同期比で1.5%増加した。内訳は、技術料が1,807億円(対前年度同期比1.2%増)、薬剤料が5,374億円(1.5%増)。後発医薬品の薬剤料は1,084億円(4.1%減)だった<doc5024page1>。 後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、82.1%(0.0%減)<doc5024page2>。・・・
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2022年09月16日(金)
[医療費] 21年度4-3月の医療保険医療費、75歳未満で6.4%増
- 厚生労働省が16日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2021年度3月号」によると、21年度4-3月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は24兆7,091億円(対前年同期比6.4%増)、75歳以上は16兆9,437億円(2.7%増)となったことがわかった <doc4906page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が7兆8,161億円(4.2%増)、75歳以上は8兆4,949億円(2.2%増) <doc4906page3>。医科入院外医療費は75・・・
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2022年09月16日(金)
[医療費] 21年度概算医療費、過去最大の44.2兆円 前年度比4.6%増
- 厚生労働省は16日、2021年度の概算医療費は過去最大の44.2兆円(速報値)で、前年度から4.6%増えたことを明らかにした<doc4895page1>。新型コロナウイルスの感染が各地で拡大した20年度には3.1%減少したが再び増加に転じ、現在の形で医療費を公表し始めた12年度以降では最大の伸びとなった。 厚労省では、新型コロナの影響で医療費が大きく減少した前年度からの反動の要素が大きいとみている。ただ、19年度の43.6兆円と・・・
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2022年09月14日(水)
[診療報酬] 電子資格確認の加算、情報閲覧体制未整備なら算定不可 厚労省
- 10月に新設される「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」について、厚生労働省は14日、オンライン資格確認システムを導入していても患者の診療情報を閲覧できる体制を整えていない医療機関や薬局は算定できないとの見解を中央社会保険医療協議会・総会で示した。 同加算は、初診時などでの診療情報の取得・活用体制の充実に係る評価。現行の電子的保健医療情報活用加算を廃止する代わりに、10月に新たに作る。 施設基準を・・・
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