参考資料1-2 介護保険制度の見直しに関する参考資料 (95 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33988.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第107回 7/10)《厚生労働省》 |
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○ 保険者機能強化推進交付金等については、令和4年度秋レビューや予算執行調査結果等も踏まえつつ、社会保障
審議会介護保険部会による意見書の内容に沿って、保険者機能強化に一層資するものとなるよう、令和5年度(令
和6年度評価)から、以下のような見直しを行う。
① 保険者機能強化推進交付金と介護保険保険者努力支援交付金の役割分担の明確化
② プロセス評価指標の重点化(既存評価指標の廃止縮減、評価指標の体系見直し)
③ 中間アウトカム・アウトプット指標の創設等のアウトカム指標の強化
④ アウトカム指標による交付金配分枠の創設
⑤ 保険者機能強化に意欲的に取り組む自治体に対する配分枠の創設
⑥ 評価結果の見える化のさらなる推進
【交付金の役割分担の見直し】
● 各交付金の目的を明確化し、評価指標に
ついてもそれぞれを区分することで、PDCAサ
イクルを強化。【上記①】
介護保険保険者努力支援
交付金評価指標
※ 介護予防・生活支援等、地域包括ケアの構
築状況を評価し、その改善等に交付金を活用
【評価指標の見直し】
● 各交付金に係る評価指標について、プロ
セス指標は極力縮減するとともに、プロセス、
アウトプット、アウトカムの3群に体系化を図
り、アウトカムとプロセスの関連付けを強化。
【上記②・③】
【交付金配分基準の見直し】
● 現在、第一号被保険者数ごとに配分枠を
設けているが、保険者の取組を促し、メリハ
リの利いた配分を行うため、配分基準を見
直し。【上記④・⑤】
体制・取組(プロセス)指標群
※ 体制・取組について、①現状分析、②取組
実施、③取組状況把握、④見直しの必要性の
検証等のプロセスができているかを評価
保険者機能強化に意欲的に
取り組む自治体に配慮する
ための配分枠の創設
活動(中間アウトカム・アウト
プット)指標群
※ 通いの場の実施状況等、既存データを活
用しつつ、プロセスに応じた活動量を評価
保険者機能強化推進
交付金評価指標
※ PDCAサイクルの構築状況等、地域包括ケアを支え
る基盤の状況を評価し、その改善等に交付金を活用
成果(アウトカム)指標群
※ 要介護認定率や平均要介護度の変化率等
を評価
アウトカム指標に応じた
配分枠の創設
※ 上記のほか、見える化のさらなる推進を図るため、市町村の評価結果について、評価項目毎の得点獲得状況についても公表。【上記⑥】
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