よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2 中長期の経済財政に関する試算(2023年7月)(内閣府) (5 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/0725/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和5年第11回 7/25)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

各シナリオの主要な前提
労働参加率6
(2022年度 62.6%)
女性と高齢者を中心に一定程度
近年の動向を踏まえ、直近の景気
上昇
循環7の平均、0.5%程度で推移
(2032年度 63.8%)
女性と高齢者を中心にベースラ
日本経済がデフレ状況に入る前
インケースよりも上昇
の期間の平均、1.4%8程度に到達
(2032年度 65.0%)
TFP上昇率
(2022年度 0.5%)

ベースライン

成長実現

(1)潜在成長率
我が国の潜在成長率は1980年代に4.2%、1990年代に1.6%となった後、2000年代に
入ってからは1%を下回って推移している。今後、少子高齢化の影響により、生産年
齢人口の減少が加速していく中で、経済構造の変化やこれまで以上の生産性上昇がな
ければ、経済成長は低下していくことが見込まれる。
図1:5年ごとの人口変化率
(%)
0.5

総人口
0.1

0.0

0.0

-0.2

-0.1

-0.5

-0.6

-0.5

-0.5

-0.5

-0.5
-0.6

-0.6

-0.6

-1.0

生産年齢人口(15~64歳)

-1.1

2001-2005

2011-2015

-1.0

-1.5
2006-2010

2016-2020

2021-2025

2026-2030

2031-2035
(年平均)

(備考)総務省「国勢調査」、「人口推計」(~2022年)、国立社会保障・人口問題研究所「日本の
将来推計人口」(2023年~)により作成。

直近の景気循環並みのTFP上昇率(0.5%程度)で推移するベースラインケースで
は、内生的に計算される資本投入量の潜在成長率への寄与については、小幅ながらプ
ラスとなるが、労働投入量については、労働参加は一定程度進むという想定を置いて

6

平成30年度雇用政策研究会「労働力需給推計」を参照。ベースラインケースは、
「経済成長と労働参加
が一定程度進むケース」、成長実現ケースは、「経済成長と労働参加が進むケース」を踏まえている。
7
第16循環(2012年10-12月期~2020年4-6月期)

8
過去から第12循環まで(1980年4-6月期~1999年1-3月期)の平均。前回試算(2023年1月)
では、TFP上昇率が1982~1987年度の5年間で0.9%pt 程度上昇したことを踏まえ、試算期間の足
下から5年間で1.4%程度まで到達すると設定していた。

2