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総-2○個別事項について(その1) (51 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00199.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第551回 8/2)《厚生労働省》 |
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入院中の子どもに付き添う家族の実態把握
厚生労働大臣会見概要(抄) (令和5年6月2日(金))
小児の入院患者への家族等による付添いについては、これまで令和3年度に入院患者への家族等による付添いの実態につい
て調査し、調査結果を中央社会保険医療協議会においてご議論いただき、こうした議論を踏まえ医療機関に対し家族の方々に
対する丁寧な事前説明を依頼・周知するといった対応を行ってまいりましたが、今般ご指摘の調査において入院中のこどもに付
き添う家族の実態や課題が改めて示されたものと承知しております。
これを踏まえ今後こども家庭庁を中心に小児の入院医療機関を対象とした調査が実施されると聞いております。厚生労働省と
してもこれらの調査に連携して対応するとともに、調査で得られた実態や患者のご家族・関係団体のご意見も踏まえながら必要
な対応を検討していきたいと考えております。
調査研究課題
入院中のこどもへの家族等の付添に関する病院実態調査
背景・目的
入院中のこどもへの家族等の付添いについては、これまで厚生労働省において、入院患者の家族等による付添いに関する医療
機関の取組等及び家族等の意識等を把握する目的で実施された「入院患者の家族等による付添いに関する実態調査」(令和3年
10~11 月)等を踏まえ、患者の家族等が付き添う場合には、付き添う事由や範囲について十分説明を行うよう医療機関に依頼す
る(令和 4 年 11 月9日付厚生労働省保険局医療課事務連絡)ほか、診療報酬上、こどもの療養生活や成長発達等に着目した評
価として、病棟への保育士の配置について加算を設ける等の対応が行われてきた。
一方で、令和 4 年 11 月から 12 月にかけて NPO 法人キープ・ママ・スマイリングがこどもの入院への付添い経験のある保護
者を対象として実施した「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査 2022」において、
・家族に対して付添いに関する十分な説明がないこと
・希望した付添い者に十分な休息・食事が確保されていないこと
等の実態や課題が改めて示されたところである。
こうした背景を踏まえ、本調査研究事業においては、厚生労働省と連携し、入院中のこどもへの家族等の付添いについて、患
者の家族や関係団体等の意見も踏まえつつ、小児の入院医療機関を対象として、付添い時の家族等への食事や睡眠等に関する医
療機関の取組状況や課題等について調査を実施し、付添い環境の改善に資する資料を作成することを目的とする。
想定される事業の
手法・内容
1.有識者会議の設置
2.ヒアリング調査の実施(抽出調査)
3.医療機関へのアンケート調査の実施
4.報告書の作成
求められる成果物
中間報告書*:令和5年11月下旬までに作成 *初回のヒアリング調査等をまとめたもの
最終報告書 :令和6年3月末までに作成
※こど も家庭庁 令和5年度子ども・子育て支援等推進調査研究事業(二次公募) 公募要領より抜粋
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厚生労働大臣会見概要(抄) (令和5年6月2日(金))
小児の入院患者への家族等による付添いについては、これまで令和3年度に入院患者への家族等による付添いの実態につい
て調査し、調査結果を中央社会保険医療協議会においてご議論いただき、こうした議論を踏まえ医療機関に対し家族の方々に
対する丁寧な事前説明を依頼・周知するといった対応を行ってまいりましたが、今般ご指摘の調査において入院中のこどもに付
き添う家族の実態や課題が改めて示されたものと承知しております。
これを踏まえ今後こども家庭庁を中心に小児の入院医療機関を対象とした調査が実施されると聞いております。厚生労働省と
してもこれらの調査に連携して対応するとともに、調査で得られた実態や患者のご家族・関係団体のご意見も踏まえながら必要
な対応を検討していきたいと考えております。
調査研究課題
入院中のこどもへの家族等の付添に関する病院実態調査
背景・目的
入院中のこどもへの家族等の付添いについては、これまで厚生労働省において、入院患者の家族等による付添いに関する医療
機関の取組等及び家族等の意識等を把握する目的で実施された「入院患者の家族等による付添いに関する実態調査」(令和3年
10~11 月)等を踏まえ、患者の家族等が付き添う場合には、付き添う事由や範囲について十分説明を行うよう医療機関に依頼す
る(令和 4 年 11 月9日付厚生労働省保険局医療課事務連絡)ほか、診療報酬上、こどもの療養生活や成長発達等に着目した評
価として、病棟への保育士の配置について加算を設ける等の対応が行われてきた。
一方で、令和 4 年 11 月から 12 月にかけて NPO 法人キープ・ママ・スマイリングがこどもの入院への付添い経験のある保護
者を対象として実施した「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査 2022」において、
・家族に対して付添いに関する十分な説明がないこと
・希望した付添い者に十分な休息・食事が確保されていないこと
等の実態や課題が改めて示されたところである。
こうした背景を踏まえ、本調査研究事業においては、厚生労働省と連携し、入院中のこどもへの家族等の付添いについて、患
者の家族や関係団体等の意見も踏まえつつ、小児の入院医療機関を対象として、付添い時の家族等への食事や睡眠等に関する医
療機関の取組状況や課題等について調査を実施し、付添い環境の改善に資する資料を作成することを目的とする。
想定される事業の
手法・内容
1.有識者会議の設置
2.ヒアリング調査の実施(抽出調査)
3.医療機関へのアンケート調査の実施
4.報告書の作成
求められる成果物
中間報告書*:令和5年11月下旬までに作成 *初回のヒアリング調査等をまとめたもの
最終報告書 :令和6年3月末までに作成
※こど も家庭庁 令和5年度子ども・子育て支援等推進調査研究事業(二次公募) 公募要領より抜粋
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