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総-2○個別事項について(その1) (82 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00199.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第551回 8/2)《厚生労働省》
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小児に対する終末期ケア
○ 小児に対する緩和ケアも含めた終末期ケアは、成人と比較し、きょうだいを含む家族への支援がより求
められている。
小児がん看護ケアガイドライン

第15章:終末期ケア

<ケアの指針>



どこにいても、どんなときでも、子どもらしく過ごし、家族も子どもとのかけがえのない時間を
感じ、穏やかな最期の時を迎えられることを支える



小児がんをもつ子どもの身体的、心理社会的、スピリチュアル、さらに家族の苦痛を予防するこ
と、あるいは苦痛を評価し、緩和する



子どもの認識、考え、気持ちや、子どもと家族がどうありたいと考えているか、どのように体験
を感じているかという子どもと家族自身の感覚に着目する



子どもと家族が、それぞれの意向にそった終末期の治療や生活に関連するさまざまな選択ができ
るように支える



子どもが亡くなった後の両親、きょうだいへのケアにつながる関わりを大切にする



終末期ケアは、終末期になって始まるものではなく、診断後の継続した子ども、家族、医療チー
ムとのかかわりの中で行われていくものであり、治療過程で形成された子どもと家族、医療チー
ムの信頼関係が基盤となることを認識する

出典:日本小児がん看護学会:小児がん看護ケアガイドライン2018

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