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【資料3】介護現場の生産性向上の推進/経営の協働化・大規模化 (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35028.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第223回 9/8)《厚生労働省》
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実証テーマ② 介護ロボットの活用:排泄支援 主な実証結果
導入目的

トイレで自力で排尿できる利用者について、トイレ誘導しても排泄しないことも多かった(無駄な時間が発生していた)。
排尿できるタイミングを把握しトイレに誘導することにより、職員の精神的・心理的負担の軽減や利用者がトイレで自力で
排尿できる割合を増やし自立支援を促す。

主なオペレー
ションの変更

・排せつ支援機器の「そろそろ通知」(尿のたまり具合を基にした排尿前の通知)を基に随時でのトイレ誘導に変更する。
・随時での誘導が困難な場合、尿量のデータから、定時誘導の時間を変更して排泄ケアを行う。
➢ 機器導入により利用者の状況が可視化できるように
なった。
➢ 適切なタイミングでトイレ誘導することで、トイレ誘
導時に排泄がなかった回数が減少し、適切な排泄支援
につながった。
利用者向け調査:
対象利用者へのケアの変更
機器導入により、利用者の状況が可視化できる
※1 ※2

排泄ケア記録調査結果:
トイレ誘導時、排泄が
なかった回数(回/日)※2 ※3

主な実証結果

➢ トイレで自力で排尿できた割合が増加した。
➢ 自立支援により、おむつの使用が削減し皮膚トラブル
が減った事例や利用者の表情の変化もみられた。
➢ 職員の心理的負担軽減や排泄ケアへの意識変化にもつ
ながった。
ヒアリング結果
• トイレでの排泄により残尿感が減るようで失禁量も少なく、皮膚
トラブルが減った。おむつ代が月600~1300円削減した。
• 自力で排泄ができると、表情が明るくなるようになった。
• 排泄ケアに対する職員の意識が、パッド交換からトイレで尿を出
し切ることが大事であるという考えに変化した。
職員向け調査結果:心理的負担評価※4

n=10

n=10

※1:「思う」「とても思う」と担当職員が回答した利用者数
※2:事前調査で、トイレ誘導時に排泄がなかった利用者を対象として集計
※3:事後②前後で新型コロナウイルスによる感染拡大による影響があった
施設が多かったため事後①の結果を掲示

※4:心理的ストレス反応尺度(SRS18)

n=85

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