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【資料3】介護現場の生産性向上の推進/経営の協働化・大規模化 (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35028.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第223回 9/8)《厚生労働省》
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実証テーマ④ 社会福祉法人善光会 主な実証結果
導入目的

主なオペレー
ションの変更

生産性向上やテクノロジー活用の加速のため、利用者の生活の質を向上を客観的に示す。複数のテクノロジーとデータを
活用することにより、ケアの質の向上・エビデンスあるケアを提供する

・機器・センサーを用いたデータ群分析にて、介護アウトカムに影響を与えるケア因子を特定する
・ケア因子の改善を実施することで、ケアの質の向上を実現する
・睡眠やケアの状況等を対象データとする
・介護アウトカムは、睡眠時間や睡眠効率を対象とし、見守り機器及び介護業務支援機器から取得したデータを活用
➢ ケア記録をもとに、睡眠状況に影響をあたえるケア因
子を分析した
➢ 睡眠時間・睡眠効率と利用者の社会参加に相関があり、
いずれに対しても社会参加が有位に影響と確認された

➢ オペレーション変更により、社会参加にかかるケア提
供を増加(0.2%⇒11.4%)
➢ 菓子作り等にてリハビリ・レクリエーションを提供
職員タイムスタディ調査結果
事前 n=5
事後 n=5

利用者向け調査結果
利用者向け調査結果
社会参加の回数と平均睡眠時間 社会参加の回数と平均睡眠効率※
(時間/日)6.8

主な実証結果

60%
5.5

49%

50%

5

➢ 利用者の意欲の変化について、Vitality indexの合計点を
比較すると、6点以上の割合が増加した
利用者向け調査:Vitality index 合計点比較

0%

0

月5回以上

月5回未満

社会参加の回数

月5回以上

月5回未満

社会参加の回数
月5回以上:n=23、月5回未満: n=42

※睡眠効率は、夜間における在床時間に占める睡眠時間として算出

職員

⚫ 利用者の前日の睡眠状況に応じて、社会参加活動に
係るケア提供の調整を行った
⚫ ケア提供を変更する⇒睡眠がよくなる⇒利用者の次
の日の活動がよくなるというサイクルを実感できた

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