よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料3】介護現場の生産性向上の推進/経営の協働化・大規模化 (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35028.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第223回 9/8)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

実証テーマ③ 介護助手の活用 主な実証結果
導入目的

主なオペレー
ションの変更

介護職員の身体的・精神的な業務負担の軽減:介護助手を導入することにより、役割分担・機能分化を行い、介護職員が
実施すべき本来業務(利用者へのケア)に注力できる体制や時間を創出する。
・介護職員が時間の余裕を持って入居者に関わり、個々の入居者の希望やタイミングに合わせた対応や、気持ちにゆとり
を持った言葉や介護の実践につなげる。
【本実証で介護助手が担った主な間接業務】
食事・おやつに関連する準備・片付け(配膳・下膳、お茶の準備等)、リネン交換 ・ベッドメイク、居室清掃・片付け、等

➢ 介護助手が間接業務を担う時間に応じて、介護職員の
間接業務時間が削減する傾向が把握できた。

➢ 介護職員が利用者のケアに注力することで、介護職員に
余裕ができ、結果として利用者の発語量や笑顔になる頻
度等が増加する傾向が把握できた。
職員向け調査結果:介護助手導入による施設業務の変化※1

職員タイムスタディ調査結果

0%

25%

50%

75%

73%

気持ちに余裕ができる

58%

精神的負担(ストレスなど)が軽減 る

66%

利用者により良いケアが提供できる

n=141

64% (介護職員)

利用者とのコミュニケーションやケアの時間が充分に取れる

主な実証結果

100%

利用者向け調査:介護助手導入による利用者のコミュニケーションの変化※2
0%

利用者の表情の変化(笑顔になる頻度等)

利用者の発語量の変化

施設数:17施設
・各5日間の自記式による業務量調査(タイムスタディ)を実施した。
・介護職員間接業務削減時間は、「事後①・間接業務時間の合計」-「事前・間接業務時
間の合計で算出した。
・介護助手間接業務時間は、調査期間中の間接業務時間の合計を使用した。
・上記集計は、実証パターン④(事前・介護助手0人)の施設のみ対象に実施した。

25%

50%

75%

100%

51%
44%

n=87
(利用者)

※1:-3(そう思わない)~+3(そう思う)の7段階で評価した。+1~+3のいずれかに
回答した職員の割合を示している。 (いずれも事後②)
※2:-3(減少したと感じる)~+3(増加したと感じる)の7段階で評価した。+1~+3
のいずれかに該当すると回答された利用者の割合を示している(回答は職員が実施)。
(いずれも事後②)

31