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入-3入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討結果(とりまとめ)(案) (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00217.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第10回 10/12)《厚生労働省》 |
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一般病棟ではなく治療室に入室が必要な重症度の高い患者に対する医療・看護を評価
する観点からは、特定集中治療室用と同様に、B項目は適さないではないかとの指摘
があった。一方、B項目の測定結果はADL等の改善状況を統一的な指標で把握する
ために有用であり、B項目を必要度の基準から外す場合においても、特定集中治療室
と同様に、測定自体は継続すべきではないかとの指摘があった。
ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度についてもレセプト電算コードに基
づく評価を導入する際には、現行の評価との比較分析を行ってはどうかとの指摘があ
った。
3. DPC/PDPS について (別添資料② P2~P113)
3-1.DPC 対象病院に係る検討について (別添資料② P2~P72)
○
○
○
DPC/PDPS の対象病院は、平成 15 年度に特定機能病院を対象として制度が導入され
て以降、段階的に拡大され、令和4年4月時点で 1,764 病院となった。、DPC 対象
病院数は経年的に増加傾向であり、特に急性期病床が 200 床未満の病院が増加傾
向にある。
平成 30 年度診療報酬改定に向けた議論において、診療密度や在院日数が平均から
外れている病院は DPC 制度になじまない可能性があると指摘があったことを踏ま
え、その後、医療資源投入量や在院日数を指標とした分析や外れ値に該当する病
院に対するヒアリングを実施してきている。
以上のような経緯も踏まえ、令和6年度診療報酬改定に向けては、DPC 対象病院の
あり方について、適切な評価方法も含めて検討を行った。
(1)医療機関別係数による評価について
<保険診療係数について>
保険診療係数は、提出するデータの質や医療の透明化、保険診療の質的向上を目指す
取組を評価する項目として設定されており、適切な DPC データの作成について、以下
の3項目の観点から評価を行っている。
- 「部位不明・詳細不明コード」の使用割合(10%未満)
- 様式間の記載矛盾(1%未満)
- 未コード化傷病名の割合(2%未満)
令和5年度係数においては、各項目について、減点対象となった病院はそれぞれ、23
病院(1.3%)、4病院(0.2%)、6病院(0.3%)であった。
各項目の基準を満たさない DPC 対象病院がわずかである現状においては、データ提出
が非急性期医療機関においても一般化する中で、質の高いデータ提出が安定的な DPC
制度の運用の前提となっていることを踏まえると、適切なデータの作成に係る基準を
DPC 対象病院の要件とすることも考えられるのではないか、との指摘があった。
一方、適切なコーディングという観点から評価を行っている「部位不明・詳細不明コ
ード」の使用割合が基準値を上回っている病院については、令和4年度特別調査の結
12
一般病棟ではなく治療室に入室が必要な重症度の高い患者に対する医療・看護を評価
する観点からは、特定集中治療室用と同様に、B項目は適さないではないかとの指摘
があった。一方、B項目の測定結果はADL等の改善状況を統一的な指標で把握する
ために有用であり、B項目を必要度の基準から外す場合においても、特定集中治療室
と同様に、測定自体は継続すべきではないかとの指摘があった。
ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度についてもレセプト電算コードに基
づく評価を導入する際には、現行の評価との比較分析を行ってはどうかとの指摘があ
った。
3. DPC/PDPS について (別添資料② P2~P113)
3-1.DPC 対象病院に係る検討について (別添資料② P2~P72)
○
○
○
DPC/PDPS の対象病院は、平成 15 年度に特定機能病院を対象として制度が導入され
て以降、段階的に拡大され、令和4年4月時点で 1,764 病院となった。、DPC 対象
病院数は経年的に増加傾向であり、特に急性期病床が 200 床未満の病院が増加傾
向にある。
平成 30 年度診療報酬改定に向けた議論において、診療密度や在院日数が平均から
外れている病院は DPC 制度になじまない可能性があると指摘があったことを踏ま
え、その後、医療資源投入量や在院日数を指標とした分析や外れ値に該当する病
院に対するヒアリングを実施してきている。
以上のような経緯も踏まえ、令和6年度診療報酬改定に向けては、DPC 対象病院の
あり方について、適切な評価方法も含めて検討を行った。
(1)医療機関別係数による評価について
<保険診療係数について>
保険診療係数は、提出するデータの質や医療の透明化、保険診療の質的向上を目指す
取組を評価する項目として設定されており、適切な DPC データの作成について、以下
の3項目の観点から評価を行っている。
- 「部位不明・詳細不明コード」の使用割合(10%未満)
- 様式間の記載矛盾(1%未満)
- 未コード化傷病名の割合(2%未満)
令和5年度係数においては、各項目について、減点対象となった病院はそれぞれ、23
病院(1.3%)、4病院(0.2%)、6病院(0.3%)であった。
各項目の基準を満たさない DPC 対象病院がわずかである現状においては、データ提出
が非急性期医療機関においても一般化する中で、質の高いデータ提出が安定的な DPC
制度の運用の前提となっていることを踏まえると、適切なデータの作成に係る基準を
DPC 対象病院の要件とすることも考えられるのではないか、との指摘があった。
一方、適切なコーディングという観点から評価を行っている「部位不明・詳細不明コ
ード」の使用割合が基準値を上回っている病院については、令和4年度特別調査の結
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