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○外来(その3)について 総-3 (127 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00222.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第563回 11/10)《厚生労働省》
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課題③
(かかりつけ医機能に係る評価について(続き))
(総論(続き))
• 医療機関における書面を用いた患者への説明について、内容としては患者の病状についての説明が最多であった。機
能強化加算を届出している医療機関の方が、それ以外より、積極的に書面を用いた説明を実施していた。
• 86.2%の患者がかかりつけ医を決めていたが、6.9%の患者はかかりつけ医を決めておらず、決める予定もなかった。か
かりつけ医を決めていない理由としては、「医療機関にかかることがあまりない」、「その都度適切な医療機関を選ぶ方が
良いと思う」が多かった。
• 慢性疾患に係る適切な研修を修了した医師は40.8%、日本医師会のかかりつけ医機能研修を全て修了した医師は
36.9%の医療機関に配置されていた。
• 疾病に対して定期的(3か月に1回以上)に通院している医療機関が2以上の患者割合は以下のとおり。高血圧、脂質異
常症、糖尿病の生活習慣病については2以上の医療機関を受診している割合は0~2%であった。
(時間外対応加算について)
• 小児かかりつけ医機能を推進する上での課題として、小児かかりつけ診療料の届出有無に関わらず、約8割の医療機
関が、「24時間対応を行うことが難しい・負担が大きい」と回答している。
• 小児の患者の保護者に対して、かかりつけ医に求める役割を聞いたところ、夜間や休日であっても「体調が悪くなった場
合に連絡できる」や「緊急時に受け入れるか、受診できる医療機関を紹介してくれる」よりも、「体調が悪くなった場合の対
処方法について、あらかじめ助言や指導を行ってくれる」を選択している割合が高かった。
• 近年、情報化社会の進展に伴い、診療所の時間外対応を補助する多様なサービスがみられている。
• 時間外対応加算における患者からの電話等による問い合わせに応じる体制としては、加算1~3全てにおいて、診療所
に勤務している常勤の医師が応対する体制が多かった。相談の結果、緊急の対応が必要と判断された場合に、実施可
能な対応については、他の医療機関との連携又は緊急搬送等が最多であった。

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