よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4 障害福祉サービス等報酬改定検討チームの議論の状況について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36435.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第138回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【論点1】スコア方式による評価項目の見直しについて
現状・課題
○ 就労継続支援A型事業所の基本報酬は、「労働時間」や「生産活動」等からなる各評価項目の合計点に応
じ算定する「スコア方式」による評価が行われている。このスコアについては、105点以上(200点満点)
のスコアを取得している事業所が全体の8割以上に上っている。
〇 他方で、
・ 就労継続支援A型事業所の生産活動収支の向上に向けた取組及びその成果を適切に評価できるような報
酬への見直しを図るなど、経営改善を促していくべきである
・ 事業者が、本人の希望を踏まえつつも、一般就労への円滑な移行を実現できるような取組を促すため、
移行に向けた取組や移行実績を踏まえた報酬への見直し等を検討すべきである
といった指摘もある。

検討の方向性
○ 経営状況の改善や一般就労への移行等を促すため、スコア方式による評価項目については、以下のような
見直しを検討してはどうか。
・ 労働時間の評価について、利用者の1日の平均労働時間が長いほど、利用者の賃金増加につながる傾向
があることから、平均労働時間の長さをより一層評価する
・ 生産活動の評価について、生産活動収支が賃金総額を上回った場合・下回った場合の評価の一層のメリ
ハリ付けを行う
・ 各評価項目の得点配分について、事業者の取得状況を踏まえつつ、「生産活動」のスコア項目の点数配
分を高くするなど、全体のバランスの見直しを行う
・ 利用者が一般就労できるよう知識及び能力の向上に向けた支援の取組を行った場合について新たな評価
項目を設ける

8