よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総ー2○入院(その5)について (102 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

入院・外来分科会のとりまとめにおける指摘事項

3-4.退院患者調査に係る検討について


平成15年度のDPC/PDPS導入以降、DPC/PDPS導入の影響評価等を行うための調査(「DPC導入の影響評価に
係る調査」)として、退院患者ごとの診療情報及び診療報酬請求情報等からなる提出データ(DPCデータ)に基づく
分析調査(「退院患者調査」)を毎年実施しており、退院患者調査では把握困難なものについて、必要に応じて別

途「特別調査」を実施している。


退院患者調査の結果については、DPC/PDPSのモニタリングという観点から、一定の集計結果を毎年中医協総
会に「定例報告」するとともに、医療機関ごと・診断群分類ごとの各種集計データについて広く公開することとして
いる。



DPC/PDPSが既に入院医療に係る診療報酬制度として定着している現状や、退院患者調査の対象施設の増加
に伴い、DPCデータが広く入院医療に係る診療報酬制度の見直しに活用されている実情を踏まえると、調査の名
称(「DPC導入の影響評価に係る調査」)やその目的について、再整理するべきと考えられた。



また、退院患者調査の結果報告のあり方についても、併せて再整理するべきと考えられた。



退院患者調査の様式1の入力状況について分析を行ったところ、一部の医療機関において「不明」データの入力
の割合が高い等のばらつきが見られた。



特に診断群分類に用いることが想定されている臨床指標等のデータについては、適切なデータ入力の必要性が
高く、今後継続的なモニタリングの対象とすることも考えられた。

102