よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総ー2○入院(その5)について (64 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

入院・外来分科会のとりまとめにおける指摘事項


また、急性期医療を取り巻く環境の変化も踏まえ、社会や地域の実情に応じて求められている機能の評価という
観点から、新たに評価を行うことについて検討を行った。
(中略)
オ)医療の質向上に向けた取組

- DPCデータ等の一般化等により、医療の質向上に向けた取組の重要性が増している中で、厚生労働省補助事
業「医療の質向上のための体制整備事業」においては、病院の機能・規模によらず共通に計測可能、等の条件
を満たす9指標を用いた医療の質可視化プロジェクトが実施され、一定の実績が得られている。
- DPCデータ等を活用した医療の質向上に向けた取組への評価については、DPC対象病院の評価として適切で

あるといった指摘や、今後の更なる評価のあり方の検討を前提としつつ、既に保険診療係数において基本的な
病院情報の公表を評価していることを念頭に置くと、令和6年度診療報酬改定に向けては上記9指標に係るデー
タの提出や提出データに基づく指標の算出・公表を評価していく方向性が考えられるのではないか、との指摘が
あった。
- 医療の質向上に向けた取組については、積極的に評価するべきであり、9指標の中にはDPCデータに含まれな
い項目があることも踏まえ、DPCデータの項目の見直し等も検討してはどうかといった指摘や、将来的にはより
精緻な質指標の活用を評価していくことも検討すべきではないかとの指摘があった。

64